今年もJ's GOALでは、全クラブのキャンプ取材を実施します。
レポートに加えて、動画でトレーニングの様子や、選手の生の声をお届けする予定です。監督はもちろん、気になるあの新加入選手のインタビューなど、2月下旬までの間、取材をしていきますので、お楽しみに!
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21日、福岡はシーズン前の最後のJリーグチームとのトレーニングマッチを行った。対戦相手は岐阜。まだ調整中とはいえ、互いの力関係や仕上がり具合を確認するには恰好の試合。45本×3本で行われた1、2本目には互いに開幕スタメン候補と思われるメンバーが並ぶ。そんな試合は福岡の0−0、1−1、5−0という結果。しかし、開幕戦を意識して臨んだ1、2本目の内容は、福岡にとっては厳しいものだった。
★福岡公式サイト トレーニングマッチの結果( http://www.avispa.co.jp/release/news/topic1002.html#tag51 )
キックオフ直後に決定機を作り出した福岡だが、その後はほぼ岐阜のペース。豊富な運動量とアグレッシブさを前面に出して戦う岐阜の前に、狙いとする高い位置でのプレッシャーがかけられず、中盤の守備も後手に回る。そして、最も注意すべき2本目の立ち上がり早々5分に、スローインからのリスタートで簡単に先制点を許した。ロスタイムに永里源気のゴールで同点に追いついたが、岐阜は2本目の30分に全員を控えメンバーと入れ替えており、決して福岡の攻撃が機能したというわけではなかった。
福岡が攻守ともに機能しなかった最大の原因は、狙いとする守備が機能しなかったことにある。高い位置から相手にプレッシャーをかけることができず、自陣内ではボールホルダーに対してプレスに行く意識はあってもチーム全体が連動しない。簡単にかわされ、ボールに振り回されて、意図的にボールを奪うシーンはほとんどなかった。相手からボールが奪えなければ攻撃が機能するわけもなく、ようやくこぼれ球を拾っても、岐阜に素早く守備態勢を整えられて攻め手を見つけられず。攻守に渡って閉塞感を抱えたままで試合を終えた。
しかし、そんな閉塞感を吹き飛ばしてくれたのが若手中心で臨んだ3本目のメンバーだった。中でもハットトリックの活躍を見せた大山恭平には、ツアーバス2台で宮崎へ駆けつけたサポーターをはじめ、スタンドを埋めた観客から大きな歓声と拍手が送られていた。大山は19日に行われたHONDA FC戦でも2得点を挙げる活躍を見せており、レギュラーメンバー入りに向けて猛アピールを続けている。
また、1、2本目に出場した中では、大久保哲哉と2トップを組んだ吉原正人が落ち着いたプレーを披露。過去の練習試合で見せた戸惑いのようなものは感じられず、Jの舞台でもプレー出来ることを自ら示した。
さて、キャンプ終盤に来ても、福岡は昨年来の課題である守備の改善に目処を立てられずにいる。岐阜戦での失点はリスタートからのもので、悪い時間帯の中でも流れの中からは崩されなかったとの見方もできるが、ベースとしての守備を確立できなければ、いくつかの試合では凌げても、シーズンを通して安定した戦いをすることは難しい。残された期間で明確になった課題に全力を挙げて取り組むことが、シーズン前の最後の仕事になる。
「岐阜戦で反省点が出たのは逆に言えば良かった。問題点をあやふやにしていたら去年のような感じになってしまうので、それを明確にして、開幕戦に照準を合わせてチーム全体でやっていけばいい」(大久保哲哉)。
23日まで予定されている宮崎キャンプが明ければ、開幕まではあと11日。残された期間をどこまで有効に活用できるか。福岡は全員の力を結集してきたるべき開幕戦に備えることになる。
以上
★J's GOALでは2010年も全クラブキャンプ取材を実施します!
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2010.02.21 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
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