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【J2:第20節 富山 vs 岐阜】楚輪博監督(富山)記者会見コメント(10.08.01)

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8月1日(日) 2010 J2リーグ戦 第20節
富山 3 - 2 岐阜 (18:04/富山/6,169人)
得点者:19' 朝日大輔(富山)、30' 押谷祐樹(岐阜)、36' 佐藤洸一(岐阜)、76' 木本敬介(富山)、79' 朝日大輔(富山)
スカパー!再放送 Ch183 8/2(月)前04:30〜
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●楚輪博監督(富山):

こんな試合展開になるとは思ってもみなかった。先制点を取ろうと伝えて、本当に取れた。(前回に岐阜と対戦した)開幕戦では先制して逆転されたので、追加点を取って勝ち切ることを目指していた。しかし、ハーフタイムに1−2で帰ってきたので『今度はうちが逆転するぞ』と言った。指示としては岐阜の両サイドはスピードがあるので後手を踏まないように縦を抑えることと、FWがポスト役の西川から裏に飛び出すスピードがある佐藤に代わっているので理解して対応するように注意した。
交代したメンバーを含めて全員が積極的にゴールを目指し、しっかり両サイドも駆け上がってくれた。いろんな部分で勝とうという気迫が相手よりも少し優勢だったのかなと思う」

Q:渡辺選手が入って流れがよくなったように思うが、投入の意図は?
「長山君が足をつりそうだったので渡辺と代えた。ボランチのどちらかと交代で入れるつもりだった。ボランチの運動量が落ちるとチームに影響がでる。ボランチでは(今日先発した)舩津も頑張っていて自信をもってプレーしている。よいメンバーがそろって起用について悩むぐらい。そこでの運動量は絶対に必要なのでタイミングをみて代えた」

Q:4、5人が連動する攻撃が何度かみられた。これまでのトレーニングの成果が出始めたと捉えてよいか?
「あとはクロスとシュートの精度がほしい。3番目の動きがあって、健太郎(川崎)やヒデ(石田)が走ってサイドにいいボールが出ていたが、アーリークロスにしてもセンタリングにしてもなかなか良いボールがなかった。朝日の逆転ゴールを映像で見たが、クロスはショートバウンドで難しいシュートになっていた。
速い攻撃でワイドから崩す理想のかたちではあった。黒部や永冨といったターゲットを起点にした攻めでも、(同点ゴールを挙げた木本)敬介はトミ(永冨)が落としてくれると信じて走ったと言っていたし、コンビネーションができていた。思い通りにできた。先制してリードを広げる方がよく、逆転勝ちで思い通りの試合とは言えないが、今日来場された方に(現在行われている)神通川の花火のような良いゲームを見せることができた。それもサポーターの後押しがあったからだと思う。(こんなゲームができるなら)毎回、花火大会があるとよいですね(笑)」

Q:今節から2巡目の対戦に入ったが、今後はどう戦うつもりか?
「選手の頑張りから自信が生まれる。今日の結果によってまた次回も頑張れる。もし結果がだめであっても、自分たちがやってきたことを1年間通す。リーグ戦を折り返したことなどに惑わされず、自分たちがやれることを精いっぱいやりたい。そのうえで結果がどう出ようと、僕は選手を信用していきたい。今日は選手たちが90分最後まで走り切って戦ったことを一番に評価したい」

以上
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