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【J2:第23節 札幌 vs 栃木】プレビュー:流れを引き寄せたい札幌と、流れに乗り切りたい栃木との対戦。前に急ぎがちな局面でのゲームコントロール力が問われることになりそうだ。(10.08.20)

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8月21日(土)J2 第23節 札幌 vs 栃木(13:00KICK OFF/札幌厚別チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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子供たちの夏休みも概ね終わり、日常生活に戻りつつある北海道内。そうしたなかで行なわれる札幌厚別公園競技場での第23節は、勝点26で11位の札幌が同32で6位につける栃木をホームに迎える。

札幌は依然として流れに乗り切れない。前々節はホームで北九州に2−0のスコアで勝利しリズムを掴みかけたが、前節は開始早々に内村圭宏の得点で先制しながらも東京Vに逆転負け。内容としてはほぼ完敗と言っていいものだった。前述したように現在の順位は11位と、J1昇格を目標にシーズンインしていることを考えればもどかしさばかりを感じさせられる。しかし、「もどかしさはあるけれど、現在の順位が現在の自分たちの実力だということ。それを変えるにはやはりひとつひとつ勝っていくしかない」と藤田征也が話すように、とにかく選手たちは目の前の試合に全力を注ぐことで流れを変えていくつもりだ。

そうしたなかで、ここ最近の札幌の特徴を挙げるならば、何と言っても高い位置でのパス交換による崩しだろう。内村、岡本賢明、高木純平といった攻撃センスのある選手が並び、彼らのアイデアと連係によって相手の守備ブロックを突破する場面が増えている。古田弘幸がSBSカップ出場のため、宮澤裕樹が累積警告による出場停止のためと、その突破に絡めるアタッカー2人が欠場となるのは残念だが、それでもこの崩しがポイントになることは間違いない。あとは、ボールを奪って攻撃へと転じた際に、いかにバランスよく高い位置までパスを動かせるかどうかだろう。

対するアウェイの栃木だが、こちらは調子を上げつつある最中。大分と対戦した前節は先制点を奪いリードして折り返すと、後半はじっくりと落ち着いてゲームを進めながら勝負どころを見極め、追加点を取って理想的なゲーム運びで勝利している。「久々に無失点ゲームができたし、非常に上手くゲームを進めてくれたと思う」と松田浩監督も一定の評価をしている。一時は4連敗という時期があったが、そこから流れをうまく変えられた印象である。

その原動力となっているのが、中断期間に加入したMFパウリーニョだ。低い位置だけでなく、高い位置に出てもハードワークができるし、プレー選択が素早く、思い切りもいい。前節は貴重な得点も挙げている。そんな新戦力に対し指揮官も「うちのチームには前に行くボランチがいなかったので、得点力を期待している。うちにはいなかったタイプだと思う。そういう意味では貴重な戦力として考えている」と期待を寄せている。

さて、そんなチーム同士の対戦だが、双方のチーム状況を考えると、上下運動の多い攻撃的なゲームになるのではないだろうか。札幌はホームでもあるし、何とか流れを変えるべくアグレッシブにボールを運び、高い位置での崩しを何度もトライするはず。一方の栃木も調子が上向きつつあること、パウリーニョやリカルド ロボといった選手の連係が高まってきていることもあり、こちらも連勝を狙って前への意識を高めていくだろう。とはいえ、アグレッシブなトライを続けたからといってそれが必ずしもクオリティの向上にはつながらないのがサッカーというもの。縦への動きを続けるなかで、全体のバランスを見ながらスピードダウンをすることも大事だし、自陣でボールを渡しあうことでリズムを整えることも重要。得点、そして勝点が欲しいメンタリティの局面で、いかにチームそしてゲームをコントロールするのか。そしてそれを誰か個人に頼るのか、チーム全体で行なうのか。札幌にしても栃木にしても、チーム全体の資質が問われる一戦となりそうである。

以上

2010.08.20 Reported by 斉藤宏則
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