9月5日(日)第90回天皇杯2回戦 千葉 vs FC琉球(19:00KICK OFF/フクアリ)
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チケット情報 |天皇杯特集
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8月28日のJ2リーグ戦第24節岡山戦を4−0(得点者はMF工藤浩平、FWネット、MF村井慎二、MF佐藤勇人)と大勝した千葉。決定機数を考えれば4点でも少ないぐらいだが、その4点はいずれも課題となっていた流れの中からのもの。特に、先制点は中央の佐藤勇から右サイドのMF太田圭輔に展開し、太田のクロスボールを相手DFにマークされていたネットとMF谷澤達也の間にフリーで走りこんだ工藤がダイレクトボレーで合わせるという見事な連係によるものだった。千葉は9月12日のJ2リーグ戦第25節で、千葉よりも消化試合は1試合少ないながらも勝点差2と迫っている福岡と直接対決の大一番を迎える。第90回天皇杯2回戦を内容よく勝てれば、いい流れで福岡戦に臨める。
JFLで戦うFC琉球は、8月8日の後期第6節終了時で勝点36の5位(首位のガイナーレ鳥取は勝点55)。後期第6節は、千葉の下部組織のジェフリザーブズ(後期第6節終了時では勝点17で17位)に1−2(FC琉球の得点者はMF中村友亮)で敗れた。
だが、四国リーグ所属の徳島ヴォルティス・セカンドと対戦した9月3日の天皇杯1回戦は、終始ボールを支配して相手を圧倒し、3−1(FC琉球の得点者はMF田中康平、MF松田英樹、DF伊藤竜司)の勝利。MF永井秀樹やFW山下芳輝などJ1で活躍した選手も所属するが、天皇杯1回戦ではベンチ入りはしたが山下の出場はなく、永井は後半の終盤からの出場だった。天皇杯1回戦で目立ったのは、アンカーのMF田中康平(鹿島や仙台などに所属)の配球とゲームコントロール。さらに、中村(前所属は神戸)の豊富な運動量とキレのある動き、MF松田英樹の突破と思い切りのよいシュートも目を引いた。また、先制点は田中の直接FK、3点目は松田のCKをDF伊藤竜司がヘディングシュートと、セットプレーに強い。右のDF金子慎二(千葉ユース出身)、左のDF鈴木寿毅の両サイドバックもチャンスと見れば果敢に攻め上がり、攻撃的なサッカーを見せている。
天皇杯1回戦のFC琉球の試合を、千葉は江尻篤彦監督はじめコーチングスタッフが勢揃いで観戦。ジェフリザーブズのスタッフからも情報を収集してゲームプランを練るだろう。J2リーグ戦第24節でDF茶野隆行が負傷したが、その試合は出場停止だったDF福元洋平が天皇杯2回戦ではスタメンが濃厚。9月2日の神奈川大学との練習試合はJ2リーグ戦第24節とはスタメンに大きな違いはなく、J2リーグ戦の流れを生かし、試合のリズムを変えないためにも、J2リーグ戦からスタメンを大幅に変えることはなさそうだ。
中1日で2回戦に臨むFC琉球の新里裕之監督は、1回戦の試合後に「修正する時間は短いが、攻守の切り替えの時間を早くして、全体をコンパクトにしたい。そして、コミュニケーションをとりながらシンプルに攻めたい」と話した。所属するカテゴリーはFC琉球よりも上の千葉だが、J2リーグ戦では下位チームに苦戦したり、敗れたりしている。「挑戦者として勝つために戦う」(新里監督)FC琉球を相手に攻めさせられている状態にはならず、千葉の多くの選手が口にしたように「天皇杯もしっかり勝つ」ことが重要だ。
以上
2010.09.04 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
一覧へ【第90回天皇杯2回戦 千葉 vs FC琉球】プレビュー:J2リーグ戦の福岡との大一番に向け、内容を伴う勝利でいい流れを作りたい千葉。攻撃的なサッカーのFC琉球は「勝つために」果敢に挑む。(10.09.04)
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