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「難しいゲームになると思う」
横浜F・マリノスの兵藤慎剛も山瀬功治も同じ言葉を口にした。今節のヴィッセル神戸戦は、簡単には勝てない試合だと捉えている。
その理由は、主に2つ推測できる。一つは神戸が残留争いを演じているから。これは選手の多くが意識している。特に波戸康広は、横浜FMで一番の理解者である。
「僕も前のチーム(大宮アルディージャ)では残留争いを経験したので、神戸の気持ちが分かる。一戦一戦を大事に戦ってくるだろう。必死に向かってくるはず」
神戸は現在16位で、まさに崖っぷちに立つ。言い方は悪いが、どんな手を使っても勝点を拾いにくる。ニュアンス的にはがっぷり四つに組んで『戦う』よりも、相手の長所を消す『闘う』サッカーを挑んでくる可能性が高い。だから、横浜FMにとってはやりづらいのだ。
もう一つの理由は、横浜FM自身が、ここ最近波に乗り切れていないこと。リーグ戦ではここ3試合、白星がない。1敗2分と、夏場の勢いが秋に入って止んでいる。一番の要因は得点力不足だろう。直近3戦で奪った得点は23節・名古屋グランパス戦で奪った1点のみ。続く、格下のベガルタ仙台と、途中に退場者が出て10人となったジュビロ磐田を相手に2戦連続ノーゴール。ともに守りを固められてから、崩し切れなかった。
そのためか、休み明け13日のトレーニングでは、シュート練習に多くの時間を割く。特にアーリークロス、サイドをえぐった後のクロスからのシュートを延々、繰り返していた。「(得点を奪うために)コンビネーションを高めたい」とは兵藤。本番でその成果がどれだけ表れるかが、得点への鍵かもしれない。
横浜FMの最近の調子を「軽傷」としたら、神戸は「重傷」になる。リーグ戦では8月8日に浦和レッズを破ったのを最後に、白星から2か月以上、見放されている。前節も川崎フロンターレにホームで0−4と粉砕された。
ただし、最近、一筋の光明が射し込む。ケガで長期離脱をしていた大久保嘉人の復帰である。11日の天皇杯では柏レイソルに敗れたものの、大久保は途中出場し、あいさつ代わりの一発を決める。調整が順調に進めば今節の先発復帰も考えられる。
大エースの帰還は神戸にとって何よりも心強い。しかも、大久保は神戸に加入後の横浜FM戦(リーグ戦)でこれまで計4ゴールを決めており、相性がいい。逆に横浜FMは「大久保選手が出る、出ないで神戸は全然違うチームになる」(渡邉千真)と誰もが警戒。この試合、最大の注目選手と言えるだろう。
一方、横浜FMの攻撃の要、中村俊輔の体調不良が新聞等で伝えられている。どうやら疲れが蓄積しているようで、今節は欠場する可能性もでてきた。また、別メニューで調整中の中澤佑二も引き続き欠場が濃厚。彼らの穴を埋めきれる選手はいない。大黒柱2人を欠くなかで、今季これまで培ってきた『木村丸』の真価が問われる。
以上
2010.10.15 Reported by 小林智明(インサイド)













