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【J1:第31節 浦和 vs G大阪】試合終了後の各選手コメント(10.11.20)

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11月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第31節
浦和 0 - 2 G大阪 (14:03/埼玉/40,071人)
得点者:53' 遠藤保仁(G大阪)、83' ルーカス(G大阪)
スカパー!再放送 Ch181 11/21(日)後00:30〜
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●高橋峻希選手(浦和):
自分が出ている間は何回かチャンスがあって、1点でも決まっていれば流れは違っていたと思うので、本当に悔やまれる。みんなが連動して、攻撃も守備もうまくできていた。(ケガは?)やっていくうちに左のふくらはぎ、スネに近いところが張ってきて、だんだん走るのもつらくなってきたので(交代の)サインを出した。(惜しいシュートがあったが?)ボールをもらって、いいところにエジがいたので、自分が出して、もらえばチャンスになるかなと思って勢いで行ったら本当にいいパスがきた。あそこは決めないといけない。もらった瞬間、GKの上を狙おうと思ったけど、それが行き過ぎてしまいバーに当たった。(G大阪にに勝てていないなか、今日はいい形でゲームに入れていただけにこの結果は残念だが?)前半のうちに1点を決めていれば全然流れが変わっていたと思うので、本当にもったいなかったと思う。

●エスクデロ セルヒオ選手(浦和):
「前半はいい流れでできていたし、0−0で後半に入れたが、最初のビッグチャンスで向こうに点を取られてしまった。かなり押せていたし、同点も奪えそうだったけど、セットプレーで2点目を取られたら厳しくなるかなと思った。サッカー自体は悪くなったけど、なかなか難しい。相手も引いてきたし、そのなかで崩せるところもあった。あとは最後のところでパスが通ればというところだったけど、そういうところがまだ足りない。ボランチが持った時に、みんなが連動して動かないと難しい。1人だけじゃなくて、足元に受けようとした人の裏に1人動いて、サイドからもう1人動くとか、いきなり3人が動いたらパスのルートは3つあるし、パス出す人がドリブルしたら4つの選択肢がある。足元へのパスとドリブルしかない状況とはだいぶ違う。それは練習でやっていくしかない。自分としては久しぶりに出場して、いいところまでいったけど、最後のところでボールが出なかったり、ボールが通らなかった。短い時間でもシュートを打てなかったのは後悔している。自分の足首の状態は良くないけど、相談しながら1日1日を大事にしてチャンスをもらえたら頑張りたい。
(G大阪は3人目の動きで点を取ったが、完成度の違いを感じるか?)足元、裏、サイドというなかで、こっちが絞った時に遠藤さんがうまく入れた。そういったところがパスサッカーを完成させるために一番大事かな。長年やっているだけのことはあるし、ここって時にスイッチをオンにするのが本当にうまい。それをレッズを目指している。美しく、強く、勝つチームを目指している。美しくはなってきていると思うので、あとは強く、勝てるチームになりたい。それには経験も必要だし、それがまだ自分を含めた若手に足りない」

●柏木陽介選手(浦和):
「来年につながるような試合をしたいとずっと思ってやっている。あとは天皇杯しかない。タイトルを取りたいと思っているので、しっかりと最後まで戦っていきたい。
(ミスで頭を抱えていたシーンがあったが?)自分にもイライラしているし、みんなもそろそろ俺の特徴はわかってきていると思うから、例えばノールックで出すとか、そういう部分を感じてほしいとも思う。もちろん、ミスパスもあったけど、そういうなかでも狙ったパスも出しているから、みんなにもっと反応してもらいたいなとは思っている。
(原口へのパスがズレたシーンも?)あれは俺がDFの逆を突いて、ちょうど空いたところに出したけど、あれもうまくいかなかった。そういうパス、ノールックで縦に入れたりとか、そういう部分でまだ全体的にわかってもらってないのかもしれない。例えば、横パスが俺のところに入ったら縦パスを入れるというイメージを全員が持ってほしい。
(G大阪との差を感じたか?)大人のサッカーをすると感じた。後半にすぐ点を取られて前がかりになってカウンターを受けていたのはホームだから仕方ない部分もある。今日は前半からうちも回せていたし、悪くはなかったが、2点目を入れられてからみんな意気消沈していた。まだ5分くらいあったし、何が起こるかわからないから、顔を上げて声を出してやらないといけないのに、みんな下を向いていたので、これでは絶対に勝てないと思った。G大阪が足元にガツガツ来るのはわかっていたので、それは避けたかったけど最後の方は動きも少なかった」


●宇佐美貴史選手(G大阪):
「点を取ろうと思ってプレーしていた。
(名古屋の優勝が決まったが、G大阪に何が足りなかったと思うか?)単純に取りこぼしが多かった。名古屋は内容が伴っていない時でも、セットプレーで取って守り切って勝ったりとか、取りこぼしが少なかった。力を安定して出せるかどうかの差だったと思う。
(浦和の印象は?)しっかりボールも回せるし、うまい選手、個性的な選手が多かったが、フィニッシュの部分、一番大事な最後の部分でミスが多かったり、合っていない部分が多かったので、こっちとしてはラッキーな部分もあった。
(監督がG大阪らしいサッカーはできなかったと言っていたが?)相手のボールを追うことが多かったが、そのなかでもしっかり勝ち切れたことはよかったと思う」

●遠藤保仁選手(G大阪):
「前半は辛抱強くやろうと思っていたし、1点を先に決められていればだいぶ違った展開になったと思う。
(ゴールシーンは?)ハシ(橋本)にボールが渡りそうになった時に準備できていたし、ギリギリだったけど、ギリギリにしてはいいトラップだったと思う。
(名古屋の優勝が決まったが?)残り3試合、しっかりと勝点3を取りたい。ACLの切符を手にすることも大事だし、2位でフィニッシュすることも大事だと思っている」

●橋本英郎選手(G大阪):
「前半はどうしてもリズムが取れないジレンマがあった。0点で抑えられたからこそ勝てる試合になったが、いまいちな試合であるのは間違いない。
(アシストは?)後半は相手のペースが若干落ちて、僕も受けやすくなり、(宇佐美)貴史も落ちてきて、あの時はワンツーでかわせたことが大きかったし、あの時はヤット(遠藤)しか走っている選手がいなかったというのもあるけど、あそこに出せたのはよかった。でも、ああいう場面でも他の人がもっと走ってくれば選択肢も増えるし、相手も混乱する。3人目の動きが1つで決められたのはラッキーだったのかもしれない。3人目の動きが2人、3人と増えると、最初のところに出さなくても、次に動いた人が大きなスペースを使えるようになるので、そういううなぎ合わせができるようにならないと、チャンスは増えないと思う。チャンスの数が少なくなって、そういう楽しさが減っているのは残念。
(スケジュールの問題がパフォーマンスに影響しているのか?)連戦は全く関係ない。ここ5試合くらい続いているので、やり方を考えないといけない。簡単な問題ではなくなってきている。つなごうとする選手と、裏に抜けようとする選手の連携が合っていない。FW同士のパス交換が全くないのも苦しくなっている要因かなと思う。後半、ルーコン(ルーカス)が入って、僕らとつなぐ回数が増えたので、そこでリズムを作りやすくなるというのはある。

(得点シーンの少し前からボールが回るようになっていたが?)動かし方ができている時はいいが、その時間が短い。選手の共通理解ができていない。ディフェンスではオートマチックに動けているので、危ないようでコースが限定されていたりするが、攻めの時のポジショニングがあまり良くないと感じることが多い。ポイントに入ったら次の人が動かないといけないのに、その人は止まって見ていて、ダイレクトで出しにくくなっている。止めて蹴って、止めて蹴ってが続いて、最後にFWのところで苦しくなっているように見えるけど、FWがその前に動き出してくれていればダイレクトで出せるし、その辺りの共通意識が薄い。2人だけの関係ならすぐにできるが、ボールの流れのなかでの連携ができていないから、ポストに入ったときに潰されている。

(守備の連携はよかったと思うが、手応えは?)手応えというよりは、浦和がうまくできていなかったんだと思う。今日やっていて、僕らよりは浦和の問題なのかなと思う。いい形になりそうなところまではもっていかれていた。エジミウソンのところにボールが入るまではすごくいいと思うけど、それ以上のことがなかった。絶対的なエースがいないこっちから見たら、うらやましい部分はある。ただ、エジミウソンが1人でずっとキープして、そこで長い時間をかけないと、次につながらない。あれだけペナルティエリアのなかでキープできるなら、反転させてあげるくらいのチャンスを周りが動いて作ってあげないといけない。たぶん、広島とかもそうだと思うけど、あそこでもう1人が絡んでいかないといけない。パスサッカーを目指すのなら、そういうやり方がいいんじゃないかなと思う」

以上
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