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【2011キャンプレポート:北九州】2月16日(水)山形と練習試合。180分を無得点に終わるも成長の確かな手応え(11.02.17)

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北九州は16日、長崎県雲仙市国見町の国見総合運動公園(遊学の里くにみ)でJ1山形と練習試合を行った。開幕が近づいてくる中、J1クラブとの対戦は新体制となった北九州の成熟具合を推し量る試金石ともなる。「我々が見習うべきチーム。この時期に対戦できたのは貴重でありがたい」(三浦泰年監督)。新指揮官がそう話す試合は、手応えも課題も掴んだ収穫の多い一戦になった。

45分ハーフのゲームを4本(2試合分)行った。1試合の北九州は立ち上がりのディフェンスにまとまりがなく、開始早々の5分にクロスを山形の長谷川悠に決められてしまう。さらに19分には石川竜也の直接FKが緩やかなカーブを描きながらゴールの右隅に決まり、早くも2点を追いかける展開になる。
それでもサイドチェンジや細かなパスワークでじわりじわりと山形陣内へ。安田晃大からレオナルドへのホットラインでチャンスを作ったり、両サイドバックが高い位置に上がってクロスで仕掛けるなどゴール前までボールを運んだ。象徴的なプレーは29分。左サイドの深い位置でレオナルドがボールを受け、それを少し下がり気味の安田へ。安田はそのままクロスをゴール前に送り、右サイドバックの重光貴葵が飛び込んでゴールに迫った。レオナルドが自由に動き回り、サイドバックが果敢な攻めで脅かす。選手たちの躍動が感じ取れるシーンだった。
また1試合のゲームでは声もよく出ていた。山あいのサッカー場で選手たちの声がこだまして聞こえるほどの大きな声が飛び交い、ラインの上下動やポジショニングなどそれぞれの考え方をぶつけあった。しかしシュートチャンスこそあれどフィニッシュの精度を欠き無得点。終了間際にはPKで追加点も許し、0−3で1試合目を終えた。

両チームがメンバーを入れ替えた2試合目は、ともに決め手を欠く内容になった。得点は山形の船山祐二が決めた6分のPKのみ。北九州は低い位置でボールを回す時間が多く、攻撃もロングボールが中心。山形もゲームを圧倒的に支配していたが、北九州の長野聡や河端和哉らDFが踏ん張り追加点を奪えないまま時間が過ぎた。試合展開について北九州のGK時久省吾は「最初は(相手がJ1だということを)意識しすぎた。後半は割り切って動けたと思う」。確かに落ち着いてきた後半は北九州がチャンスを作る場面が増えた。しかしこの試合でもゴールネットを揺らすまでには至らなかった。

試合後、三浦監督は笑顔を浮かべながらサッカー場から引き上げてきた。「決して悪い試合ではない」。確かな手応えを得たという表情でそう話した。180分を戦って無得点だったことについては「チャンスの形も大事。決めるのが(開幕前の)今である必要はないよね」と質問をかわしながらも、「プレッシャーのかからないゲームで決められなくていいのかということもある。きちんとビデオを見て検証したい」と引き締めた。
チームの成長という点では、ボールがよく繋がるようになったことが挙げられるだろう。特に1試合目は長短のパスが流れるように渡っていった。「ボールを簡単に失わないことが今のテーマ」(佐藤真也)。基本の積み重ねが攻撃のリズムを生んでいるようだ。
一方で開始早々や終了間際という時間帯での失点は課題だ。4失点中2点がPKによる失点で完全に崩されたわけではないが、決定機になる前には、ちぐはぐなDFラインやマークの乱れがある。まだチームができあがっているわけではないので、DF間、あるいはDFとGKの間での連係を深めたい。

◆試合後のコメント
●三浦泰年監督(北九州)
「(山形は)見習うべきクラブ。キャンプ終盤のこういうタイミングで180分のゲームをできたのは貴重でありがたい。北九州に時間を割いてくれて感謝している。今日は決して悪い試合ではなかった。できる部分、できない部分もあったが、狙いとしていることは出せた。ネガティブな試合ではなかった。得点よりも(フィニッシュへの)かたちが出せたのはよかった。ただプレッシャーのかからないゲームで決められなくていいのかというのもある。ビデオを見て検証したい。しっかり準備するために(キャンプの)残りの3日も大事だ」

●時久省吾選手(北九州)
「(J1クラブというのを)最初は意識しすぎた。2試合目の後半は無失点に抑えることもできた。10人でやって割り切って落ち着いてプレーできた。(GKのポジション争いについては)開幕まで集中してアピールしていきたい」

●佐藤真也選手(北九州)
「内容はよかった。しっかり落ち着いていた。あとは細かいところをしっかりと詰めていきたい。(ボールが繋がっているのは)取ったボールを簡単に失わないというのが今のテーマ。それをやっている」

●船山祐二選手(山形)
「キャンプ中なので体の動きが重いというのはわかっていたが、それでも主導権を握ればリズムを作れるけれど、ミスが多かった。決めるところで確実に決めたい。(PKについては)ゴールは決めたかったので、PKでも自信になる」

以上

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2011.02.17 Reported by 上田真之介
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