★2011シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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誰よりも気持ちで戦う男だった。決して華麗なプレーで沸かせる選手ではない。しかし、どこまでもボールに喰らいつき、貪欲にゴールを目指した。そして、比較的おとなしい選手が多い福岡にあって、常にチームを鼓舞することを考え、先頭に立って戦う姿を見せ続けた。練習の時も、試合の時も、いつもピッチの中に彼の大きな声が響いた。
誰よりも献身的にプレーする男だった。FWでありながら、チーム事情で与えられたトップ下のポジションでは、前線での守備に加え、相手ボランチのマークを求められ、どちらかと言えば、守備に割く時間が多くなった。それでも、不平不満を漏らさず、ただチームのために献身的に高い位置での守備に徹した。いつも彼の口から最初に出てくる言葉は「チームのために」というものだった。
それでいて、FWとしての結果にこだわり続けた男だった。守備への貢献度を高める中で、08、09年とチーム初の2年連続2けた得点を挙げたのをはじめ、福岡での通算得点は歴代最多の39得点を記録。昨シーズンもチームで唯一全試合出場を果たした。それらは本人が狙って築き上げた記録。プロである以上、結果がすべて。それを強く意識していた選手だった。
また、誰よりもストイックな男だった。全体練習を終え、選手たちが三々五々、クラブハウスを引き上げていく中、彼が姿を見せるのはいつも最後だった。疲れた体のケアを徹底して行い、あるいは筋トレで体を鍛え、取材のために出待ちをしている報道陣の前に現れるのは、正規練習が終わってから2時間後。結果を強く意識するからこそ、そのための準備には誰よりも時間をかけた。それは、福岡に在籍した3年間でただの一度も変わることはなかった。
そして、誰よりも明るい男だった。誰に対しても明るく冗談を投げかけ、メディア対応が不慣れな選手をいじっては笑いを誘い、ホームゲームで勝利した時にはマイク片手にサポーターが作ったチャントを歌ってスタジアムを盛り上げた。チームと仲間を大切に思い、サポーターを大切に思い、福岡の町を愛し、だからこそ、いつも明るく振る舞う。そんな男の態度に優しさが見え隠れした。
そんな男は、ファン・サポーターの心を3年間に渡って捉え続けた。福岡の町に最も愛された男。それが大久保哲哉だった。その男が福岡を去ることに誰もが涙し、新天地での活躍を願っている。そして、彼の残した記憶はいつまでも福岡から消えることはない。しかし、かといって、山形との対戦では勝利を譲るわけにはいかない。レベルファイブスタジアムで再会した時には、愛情たっぷりのブーイングで迎えよう。
以上
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<2011シーズンの幕開け!>
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日(土)13:35/日産ス
名古屋 vs 鹿島
■NEXT GENERATION MATCH
2月26日(土)10:40キックオフ(予定)/日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※この試合はFUJI XEROX SUPER CUP 2011のチケットで観戦できます。
★チケット好評発売中!
2011.02.08 Reported by 中倉一志















