★2011シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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市川大祐は、清水が1993年に下部組織のジュニアユースを設立したとき、中学1年生で入った第1期生。そこから18年間、まさに清水の歴史とともに、エスパルス一筋で歩み続けてきた。
ユースに昇格してからは、将来を嘱望される超新星として注目され、トップチームの試合に初出場したのは、高校2年生のとき(97年)の天皇杯3回戦。そして98年には、高校生Jリーガーとして公式戦23試合に出場し、ワールドカップ・フランス大会にもサポートメンバーとして帯同した。その後も99年のセカンドステージや00年のアジアカップウィナーズカップの優勝に主力として大きく貢献し、日本を代表する右サイドアタッカーに成長。2002年のワールドカップ・日韓大会では彼らしいアシストも記録した。
そこから両膝のケガに苦しんだ時期もあったが、05年に長谷川健太監督が就任してからは、4バックの右サイドバックとして安定したプレーを続け、チームも彼自身も見事な復活を果たす。現在も膝の痛みとつき合いながらのプレーではあるが、コンディション管理が徹底しており、試合ではそれを感じさせないパフォーマンスを見せ続けている。
それだけに、昨年チームから戦力外通告がなされたことは大きなショックだったが、チーム改革の一環としての決断であり、市川の力が評価されていなかったわけではない。本人もチームへの愛着は強かったが、プロとして気持ちを切り換え、新天地・甲府のために全力を尽くす道を選んだ。
市川の最大の特徴は、右サイドを力強く駆け上がる走力とクロスの精度。清水では、左サイドでポゼッションして右にスペースを作り、そこに駆け上がる市川へサイドチェンジして、クロスからゴールというパターンが大きな武器となっていた。ときには、クロスを上げるだけでなく、右45度から矢のようなミドルシュートでゴールを決めることもある。
ただ、1人で局面を打開して次々とチャンスを作ってくれるタイプではない。彼が攻め上がる時間とスペースを作れるか、彼のクロスを決めきれる選手がいるか。市川が活躍できるかどうかは、チームが彼をどれだけ生かせるかにかかっている。
もちろんプレー以外の面でも、チームに良い影響をもたらすことができるだろう。試合会場でも練習場でも、最後は必ずピッチに向かって直立不動で丁寧に一礼する。その姿は、清水での18年間、まったく変わることがなかった。とにかくサッカーに対しては真面目で、やるべきことを100%の力で黙々とこなしていく。プロとしてのあるべき姿を自然体で見せてくれるという意味では、一緒に移籍する伊東輝悦とも共通している。彼ら2人が甲府の躍進に大きく貢献することは、清水サポーターの願いでもある。
以上
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<2011シーズンの幕開け!>
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日(土)13:35/日産ス
名古屋 vs 鹿島
■NEXT GENERATION MATCH
2月26日(土)10:40キックオフ(予定)/日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※この試合はFUJI XEROX SUPER CUP 2011のチケットで観戦できます。
★チケット好評発売中!
2011.02.15 Reported by 前島芳雄















