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富山は4日、京都とトレーニングマッチ(TM)を行った。大雪の地元を離れて当日移動で京都・サンガタウン城陽へ。新体制が始動して初の対外試合だった。45分×2の試合結果は0−2(0−0、0−2)で敗れたが、安間貴義監督は「課題を見つけることが目標だった。守備面では1次キャンプの成果が出ている場面も多くあった」と前向きに語った。
富山市の練習グラウンドには50cm近くの積雪がある。最近3日間は屋内グラウンドの土の上で練習した。屋外でのプレーは静岡での1次キャンプ以来6日ぶりだ。この期間の調整遅れが心配されたが、安間監督は意に介さない。昨年より3週間早めて行った1次キャンプを順調に終え、一旦疲れを抜く期間に位置付けたからだ。屋内で激しいプレーができないことを逆手に、頭を使うことに主眼を置いた多彩なパスゲームを行って時間を有効活用した。この日のTMから、7日に始まる九州2次キャンプに向けて再度ピッチを上げる。
昨季18位に沈んだ富山にとって、最優先課題がリーグワースト71失点を喫した守備の立て直し。TMの初戦に昨季J1の京都を選んだのは、足りない部分を明確にするためだという。2次キャンプでも甲府やFC東京、韓国の城南一和など格上と対戦し、チェックと改善を繰り返す計画だ。
安間監督が基本として徹底を図るのが「守りのスタートポジションをしっかりとること」。思い切り攻め上がってなお素早く戻って守備の構えをとることを求める。本日の試合前には「久しぶりの屋外なので、フィジカル向上のためにも積極的にアップダウンして長い距離を走ろう。バランスは崩れるだろうが、それでも戻ってスペースを埋める努力をしてほしい」と指示した。
本格導入に向けて取り組んでいる「3-3-3-1」のフォーメーションで計90分を戦った。前半の先発メンバーはワントップの苔口卓也、2列目の黒部光昭ら中堅、ベテランが中心。若手では中盤のアンカーにFC東京から移籍の平出涼、3バックの中央に吉井直人、GKに内藤圭佑が入った。
京都のフォーメーションは「4-3-3」。3トップに3バックで対処することになったが、中央の平出と吉井、DF両サイドの足助翔、池端陽介らが果敢なチャレンジ&カバーをみせて攻撃の起点をなかなか作らせなかった。サイドからクロスを上げられてゴールに迫られたシーンが前半に2度あったがDFが体を寄せてピンチを逃れた。GK内藤は「京都の攻めはうまかったが、守備陣がコースを限定してくれていたので、やられる感じはしなかった」と話した。攻めでもセカンドボールをよく拾い、MF大西容平や朝日大輔らがゴールに迫った。0−0で前半45分を終え、シュート数も上回った。上々の出来と言えるだろう。
一方で、明らかにできた課題のひとつは3列目の両サイドMFの動き。位置どりが低めになったため、守りではアプローチが遅れ、攻めでも奪ってからの展開に時間がかかってパスミスを招くケースがあったという。左に入っていた谷田悠介は「前からガツガツ行くことをイメージしていたが、うまくできなかった。試合を重ねながら修正したい」と振り返る。DF吉井は「どこがうまくいっていないのか、もっと早く気付いて試合中に直せるようにしなければいけない」と話した。
安間監督は「相手が強いという意識が働いたのが理由だろう。攻撃面ではワントップをよく見ながらパスを入れたり、思い切って追い越していったりするダイナミックなアクションを期待している」。「3-3-3-1」において、攻守にわたってセンスとハードワークが求められる重要なポジションだけに、今後のプレーに注目したい。
後半はルーキー4人をはじめ若手が中心。6分にFKから失点。直後にはPKを与え、GK飯田健巳がストップしたにもかかわらず、こぼれ球を混戦から決められて2点目を失った。それでも、その後はFW平野甲斐、MF関原凌河らが中心となって意欲的にゴールを目指し、数多くチャンスをつくった。安間監督は「J1クラスと対戦した経験は若手にとって大きい。こちらの失点はセットプレーや凡ミスが原因。攻めでは1対1のチャンスを作っても決められなかった。相手との差を感じてほしい」と今後に期待した。
試合後には04年まで京都に所属したFW黒部が、京都のスタッフやファンに囲まれて次々と握手を求められていた。黒部は「スタッフには当時の選手たちが何人もいた。まだ選手として頑張っていられる幸せをあらためて感じた。富山には可能性のある若手が多い。それでも出場し続けられるように、信頼に応えていきたい」と話した。
以上
<2011シーズンの幕開け!>
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日(土)13:35/日産ス
名古屋 vs 鹿島
■NEXT GENERATION MATCH
2月26日(土)10:40キックオフ(予定)/日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
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2011.02.04 Reported by 赤壁逸朗
J’s GOALニュース
一覧へ【2011キャンプレポート:富山】2月4日(金)大雪の地元を離れて今季初のTM。調整遅れの懸念払しょくし2次キャンプへ。(11.02.05)
ハーフタイムに安間監督からの指示を聞く選手たち。計90分で行われたゲームは後半に2失点して昨季J1京都に0−2で敗れたが、「3-3-3-1」の守りはおおむね機能。指揮官は「静岡での1次キャンプの成果がでていた」と手ごたえを語った。













