2月26日(土)FUJI XEROX SUPER CUP 2011 NEXT GENERATION MATCH J選抜 vs 高校選抜(10:40KICK OFF/日産ス)
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昨年に引き続きゼロックススーパーカップ前に行われることとなったU-18Jリーグ選抜vs日本高校選抜の一戦。
初の試みとなった昨年は、選手権優勝の山梨学院大附の碓井鉄平(現・駒沢大)、同準優勝の青森山田の椎名伸志(現・流通経済大)らのほかに、柴崎岳(青森山田→鹿島)、宮市亮(中京大中京→フェイエノールト)ら新3年生が、国立のピッチで大きく躍動した。J選抜も新3年生以下の有望なメンバーが集結。高木善朗(東京V)、小野裕二(横浜FM)、松原健(大分)らがピッチで躍動し、1-1の白熱の好勝負を展開した。
今年も豪華なメンバーが顔を揃えた。高校選抜はGK櫛引政敏(青森山田→清水)、MF小島秀仁(前橋育英→浦和)、FW加部未蘭(山梨学院→甲府)、樋口寛規(滝川第二→清水)の4人のプロ入り選手に加え、土師直大、谷口智紀、香川勇気、浜口孝太の選手権覇者・滝川第二のメンバーや、Jスカウト陣が来年の目玉として注目する山梨学院大附のMF白崎凌兵と、錚々たるメンバーが揃う。
U-18Jリーグ選抜はFC東京ユースの中盤の仕事人・橋本拳人、高さと強さを兼ね揃えたツインタワー久保裕也(京都ユース)、柏瀬暁(清水ユース)ら新3年生に加え、広島ユース期待のアタッカー野津田岳人が存在感を見せる。しかし、痛いのが、このチームの攻撃の大黒柱となるはずだった、すでにトップチームデビューを果たしている南秀仁(東京Vユース)、横浜FMユース期待のMF熊谷アンドリューの2人が直前で負傷離脱してしまったことだ。南は1.5列目からの飛び出しが魅力で、熊谷は攻守の要。これは大きな痛手となったが、だからと言ってチーム力が大きく下がるわけでもない。
ここでより明日の試合を楽しむために、前線、中盤、守備の3つに分けて展望をして行こう。
まずアタッカー陣から。Jリーグ選抜は高さがあり、ポストプレーが光る柏瀬と久保がおり、ここに1.5列目からの飛び出しとシュートのうまさを誇る鈴木雄斗(横浜FMユース)などが絡んでくる。ただ、柏瀬の1.5列目からの飛び出しも非凡なものがあり、前線の形を2トップで来るのか、1トップ1シャドーで来るのか。個人的には柏瀬の使い方に注目したい。
高校選抜は抜群の高さを誇る加部と、ゴール前で冷静な判断力とシュートセンスを誇る樋口の2トップが濃厚だ。加部のポストプレーから、樋口の飛び出しを生かす形のほかに、2人に共通するのが、シュートセンス。共にドリブルシュート、ミドルシュートを得意としているだけに、Jリーグ選抜としては非常に的を絞りづらい2トップになるだろう。長身の小牟田洋佑(前橋育英)、浜口の組み合わせも面白いだろう。
中盤に目を向けると、Jリーグ選抜は攻守の要となる橋本が鍵を握る。展開力があり、高いボール奪取力、機動力を誇る。彼が中盤のダイナモになって、そこに野津田、杉本竜士(東京Vユース)の突破力あるアタッカーが積極的に絡んでいく。注目は橋本とダブルボランチのコンビを組むのが誰になるか。本来は熊谷がここに入り、橋本と強力コンビを組むはずだっただけに、熊谷不在の穴をどう埋めるか、ここは松橋力蔵監督の手腕に注目だ。
高校選抜は状況判断に優れ、トータル技術の高い小島と、積極果敢に前線に飛び出し、高いアタッキング能力を誇る谷口のダブルボランチが一番いい組み合わせだろう。サイドには抜群のスピードとテクニックを誇る加藤大樹(立正大淞南)、坂本樹是(久御山)という強烈なアタッカーがおり、サイドでのマッチアップは、この試合の大きな見所のひとつだ。
最後に守備に目を向けてみると、Jリーグ選抜は宮本和輝(横浜FMユース)と稲森克尚(G大阪ユース)のセンターバックコンビが高さもあり有力だ。サイドバックには超攻撃的な山田融(横浜FMユース)、奈良竜樹(札幌ユース)が入り、サイドで起点となるだろう。GKは鈴木椋大(横浜FMユース)と田尻健(G大阪ユース)は共に実力者で、どちらが出てくるか楽しみだ。
高校選抜のセンターバックは金大貴(静岡学園)と土師の出場が予想される。サイドバックには、昨年まで右サイドバックをやっていたMF車屋紳太郎(大津)を左に、右には藤本貴士(大津)と、大津コンビを起用することが濃厚だ。GKは2年連続出場となる櫛引が構えることになる。
サイドのマッチアップ、ゴール前の攻防、このメンバーを見る限り、どれもハイレベルなものが期待できるだろう。
平岡監督は「この試合は本気で勝ちに行く。たぶん、Jリーグ選抜も同じ気持ちだと思う。これは単なる前座試合ではなく、高校とJユースの共存共栄の一端を示す試合であり、お互いが大観衆の前で、本気でぶつかり合ってこそに、この試合の大きな意義がある」と語るように、これはただのエキシビジョンマッチではない。高校選抜はプロ入りする選手もいるし、大学サッカーに進む選手もいる。次へのステップに弾みをつけるためにも、年下の選手ばかりのJリーグ選抜に負けるわけにはいかない。反対にJリーグ選抜も、華やかな高校選手権をテレビで見ているだけだった悔しさと、Jの下部組織としての意地を見せ付けたい。
双方の意地と意地がぶつかり合う真剣勝負。日本のサッカー界の将来を担う若きタレントたちの熱き一戦がいよいよ始まる。
以上
2011.02.25 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
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