4月24日(日) 2011 J1リーグ戦 第7節
山形 0 - 0 C大阪 (13:04/NDスタ/8,551人)
スカパー!再放送 Ch308 4/25(月)後10:00〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ1編
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●小林伸二監督(山形):
「勝点1取れたのはよかったですけども、セレッソのミスで助かったなというところですね。前半は9番(ピンパォン)と7番(乾)のところの足元に入るのにアプローチができなくて、ステイしてうまくやられたというところは、後半少し修正できたと思うんですけど、そこに行くということは今度ギャップができるので、そこの脇を絞って2列目が飛び出していくというところでいくと、後半、シュートミスが1本と植草が足に当てたというのところがあるので、そこは修正する必要があると思います。
両サイドバックが上がってきてサイドハーフが中に入るというところの間が、サイドバックがうまくサイドハーフに情報を与えながら、パスコースを限定して外に出せればもう少し前半スムーズにいったのかなと思いますけど、そこはまだできなかったなと。特に右サイドはできなかったなと思います。乾選手が中に入ってきたところをうまくパスコースを切って、足にボールを出させてプレスをかけるというところ。なんてことないんですけどコーチングが悪いので、うまくいかなかったなと思います。
うちのプログラムとしては前半失点0でいくということ。練習ゲームで失点が多かったので、うまくいったと思います。あと両サイドを、プログラム通りにどこの時点でサイドハーフを代えるかというところでいくと、少し狙いをつけていけたなと思います。どうにか点が取れればよかったんですけど。大久保が90分もってくれたので、あそこの両サイドを代えたことと、ダブルボランチにして古橋を1枚にしたこととで脇が3人とも元気になったので、もう少し大久保がヘディングはかなり勝ってたので、サイドバックがもう少し状況を見ていれたり、サイドハーフなんかがドリブルして溜めた後に、近い選手じゃなくて大久保に入れるというところがあればもう少しペナルティーの中にボールが入るので、もう少しセレッソを慌てさせたのではないかなと思います。そういう流れのなかでの状況をできればよかったなと思います。
タフなゲーム、守備をしなくちゃいけないところでいくと、新しい選手をうまく使うというのは、こちらから発信はするんですけど、状況と局面でそういうところを判断できれば、もう少し追い込むことができたのではないかなと思います。次のガンバとのゲームに向けて準備をしていきたいと思います」
Q:植草選手を2戦続けて起用しましたが、その理由と今日のゲーム評価をお願いします。
「前半のパンチングと、後半の1対1で足に当てたというところと、キックが正確だというところはいいところが出たと思います。そういうところが随分トレーニングにおいても出てきているので、当然、今までいた清水と競っているという形ですね。
シーズン入るまでのことを考えると、(公式戦の)経験はないんですけどキャンプから前向きにトレーニングしてくれていたので、いつかは出ていくというふうに考えた時に、清水もいい選手なんですけど、使ってみるということで話をしました。前回、川崎F戦で負けましたけど、川崎F戦だから使ったわけではなく、そういうふうな状態になったので。少し開幕戦で川崎F戦に川崎F出身の選手を使うのは荷が重いかなと思いましたけど、それと関係なく、シーズン前の1ヵ月以上を見たところで、いいところまで来てるなというところで、何試合か使ってみたなかで判断をしていくということにしているので、今日の2戦目もいいパフォーマンスを出してくれたと思います。彼もそれはそれで、清水も落ち着いて集中してやってくれていますから、シーズン通して競ってくれればいいなと思っています。清水が決して悪いわけではなくて、植草もそういうところでよりレベルが上がってきたと見るほうがいいと思います」
Q:古橋選手のプレー時間は予定通りでしたか?
「そうですね。最後の10分か20分と思ってました。2トップにできればいいんですけど、2トップだったら難しいかなと思った場合に、(C大阪の)両サイドバックがかなり上がってきてるので、ポジションチェンジをしてサイドに行くと守備はできないと思っていたので、早くポジションへ帰れ、真ん中に常にいろという感じにしてるんですね。まだ、攻撃は一生懸命やってるんですけど、その切り換えというところでいくと、あの短時間でもかなり一生懸命やった部分と……そうですね、難しい入りだったかもしれませんね。ゲームに慣れてないのと、大きいコートでは慣れてないので、ワンチャンスをモノにするというんですかね、彼のシュート力と、ジャンボ(大久保)の競ったところでスペースへ飛び出すというのは持ってるので、それ以上使うと、最後にサイドハーフなんかやっちゃうと、高橋なんか見えてないので怖くて仕方なくて、まだ少し、長いゲームをやらせるような準備をしていったほうがいいかなと思っています」
Q:開幕戦と比べて、ある程度守備に主眼を置いた試合のように見えましたが、開幕戦から守備面で何を変えたのかというところと、今日の評価を教えてください。
「少し高い位置(でのプレス)とボールを回すことということは、去年に引き続きやってたんですね。開幕戦はいい入りができて、高い位置でプレスかかるし、ボールが回せるようになったというところですね。相手の川崎Fの柴崎とかボランチが結構落ちちゃって、もう少し大きな展開ができればいいリズムになったなというところで、ちょっと(川崎Fが)後ろへ蹴りだしてしまった。じゃあ、後ろを取ったばっかりに、たまたまプレスをかけたのがあまりつなげないというふうになっちゃったかなあと思うんですね。前でプレーするっていうことは、私たちのキーパーとバックラインにスペースが生まれるんですね。そこをどうしのげるか。バックの個のセンスとかスピードになるんですね。そうした時に、それを先行したほうがいいのかと考えた時に、クエスチョンなところがある。当然、前にボールを運ぶからといって点が取れる可能性もないわけですね。ただ相手のコートでやるだけのことであって。であれば、さじ加減として、川崎Fとのゲームも立ち上がりがよかったので、そのまま行かせてしまったというのが自分の反省でもあるんですね。
ここまでの練習試合も、ボールを回すということであったり、高い位置でというトレーニングはしてるんですけど、これは練習であって、ゲームになるとやっぱり相手がいることなので、今回のゲームははっきり落とさせてもらいました。ホームなんだけど、今日は1じゃなくて勝点3取りたかったものですから、プログラムはスムーズにいったと思うんですね。前半、失点0で抑えたことと、徐々にサイドバックが上がってくるのを認識し出して、ワンサイド切ってボールを取れるようになってきたので、後半は随分変わってきたと思うんですよね。あれで前半からうまくいけば、もう少しふん詰まったような形でサイドのスペースを使えたと思います。サイドの北村と宮沢にはすごく負担がかかるということを認識してるので、いつカードを代えるかということと、前半、取ったあとに彼らがしんどいのでイージーミスが何回か出てるんですね。あれがどんなしんどくても取られなかったら、もう少しいいリズムに前半はなったと思います。
プログラム的には、みんな守備もきちっとやってくれたし、きついところのポジションも予想通りに時間によって、最後20分ぐらいの勝負にしようかなと思っていたので、それはうまくいったと思います。植草が防いでくれたのとシュートが外れたというのはあの部分でラッキーだったと思いますけど、ゲームプランとしてはうまくいったなという感じですね。もしよければ、それで点が取れれば一番よかったことですけど、そこまでは残念ながら今回はいかなかったですけど。ゲームのなかで前半、相手にくさびが入ってターンされたのも、うまくアプローチして食いついてという後半になってきたし、その守備も修正できるようになったし、随分やってくれたな、頑張ってくれたなというふうに思っています」
Q:震災後、東北地方で初の公式戦でしたが、実際に試合を無事に終えてどんなことを感じましたか?
「まず、大変な災害を受けた人を映像で見ると、自分たちが今やれるということがすごく大事だということですよね。それと、90分どんな相手に対しても戦い綴るということを発信したいなということをすごく思います。選手もスタッフも、今やれることをこうやってやれるというよろこびを、今言ったよう発信したいなと思っています。
あとは、この1ヵ月ぐらいを見るとより中が動き出しましたけど、暗い時がありましたよね、いろんなところに。今日のホームというのは、自分もそうですけど、『待ちに待った』というところがあるんですね。刺激的に進んでいく。サポーターもそういうところがあると思うんですね。今日はどうしてもプログラムを成功させて、勝点3を、1じゃなくて3を取りたかったというのがすごく強くて、そういう意味では元気を与えたいし、選手には、昨日の仙台のゲームには学ぶものがあると。技術というのは差がある。うまい選手とそうじゃない選手ってどこにもいるわけで、でもそれを補うというところがある。すべてじゃないですけど、メンタルがカバーする時がある。昨日の(仙台の)ゲーム、73分に(同点ゴールが)入った時に『何か起こるな』と、そういう予感をしますよね。ピッチにいる選手も何人も足をつるぐらいハードワークしたということが、実際に仙台の選手で今までにあるんだろうかという部分と、それをやらせたのは、熱い、念じているサポーターが選手にも見えてると思うんですよね。
そういうものを含めて教えられたというところがあるので、絶対今日はハードワークをするということで送り出したんですよ。そういう部分では負けないという。ピンチはありましたけど、そういうところはやってくれたのではないかなと。ゲームは満足してますし、闘ってくれたなと思うし、今日のサポーターへのあいさつも、こういう時だからこそ前向きにチャレンジしているものを見せてやりたいというのと、こういう時だから熱く燃えたいというものがあればいいなというところ。自分も熱く燃えるので、選手にも燃えて欲しかったというのが、すごくありましたね。今日は負ける気はしなかったんですよね。そういう意味では最後まで、ラッキーなところはありましたけど、そんなもんだと思うんですよね。どっちに転ぶかわからないものを自分のほうに巻き込むというのは、強いもの、熱いものだと思うんですね。それは、選手がやってくれたのではないかなと思います」
以上















