5月7日（土） 2011 J1リーグ戦 第10節
Ｃ大阪 1 - 1 仙台　（19:03／金鳥スタ／11,576人）
得点者：30' 太田吉彰（仙台）、90'+4 小松塁（Ｃ大阪）
スカパー！再放送 Ch308 5/9（月）前10:00〜
☆totoリーグ
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●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：

「みなさん、こんばんは。今日のゲームはフィジカル的に本当にタフで激しい試合だった。私も疲れるくらいハードなゲームだったと思った。仙台は試合終了の笛が鳴ったとき、５人の選手がグラウンドに倒れ込んでいたが、それくらいフィジカル的にはタフな、激しいゲームだったと思う。しかし、そのフィジカルの面において、我々のチームも同じように強い気持ちで戦い続けたゲームだったので、この結果は、妥当な結果ではなかったかと思う」

Ｑ：前半、厳しい日程もあって、疲れも見えたようだが？
「まず、私がはっきり言うが、Ｃ大阪に疲れた選手がいるというなら、私はそれを認めない。なぜならば、私の地元にクリチーバというチームがあり、日本と同じように１月からシーズンがスタートしているが、今年すでに先週までに30試合を戦い、28勝２分という成績を残している。そういう状況で疲れたなんて選手は１人もいないと思う。Ｃ大阪はまだ８試合しかしていない。選手が疲れたなどというのは、私は認めない。逆に我々は、今日仙台がやられたことをしなければいけないと思う。疲れを感じるとするならば、試合が終わったあとに感じるものだ」

Ｑ：中後選手、乾選手、ピンパォン選手を交代させた意図は？
「今日は両チームが３人の交代枠を使い切ったことからも分かるように、本当にフィジカル的にタフなゲームだったと思う。そのなかで、永井龍と小松塁を送り込んだのは、彼らのフィジカル的な強さを、あの流れのなかで活かしてチャンスを作っていきたいということで交代をした。ハーフタイムに中後と倉田秋を交代したのは、キム・ボギョンを１つ下げてボランチにすることで、マルチネスと２人からいい球出しができること、そして倉田秋を含めた前線の選手の絡みで崩しができる。そういう狙いで、ハーフタイムに交代をした」

Ｑ：仙台戦で、昨年も０−０に終わったり、これまでも苦戦しているが、やりにくさはあるか？
「私が来日してから、常に仙台との試合というのは互角のいい勝負を繰り広げてきたと思う。通常はＣ大阪のほうがポゼッションは上回るが、なかなかチャンスを作りきれないといった、互角の試合がこれまでも続いてきた」

Ｑ：ボランチに下げたキム・ボギョン選手の手応えについては？
「次のＡＣＬではマルチネスが出場停止で出られないので、ボギョンをボランチで考えている。今日のパフォーマンスについて言うと、マルチネスもボギョンも非常にいいボールを出して、ゲームを組み立ててくれたと思う。キム・ボギョンについて言えば、ＡＣＬアウェイでの韓国（全北）戦でもボランチをやっていて、非常にいいプレーをしてくれていたので、自信を持ってボランチで起用したい」

Ｑ：ブラジルでは、左利きのボランチを２人並べることに抵抗はあるのか？
「ブラジルで一般的に言うと、左利きのボランチが２人並ぶということは非常に難しいし、なかなかないことだと思う。たとえて言うならば、左利きの選手が右サイドバックをやるということのようなもので、なかなかないのは間違いない。ただし、ボギョンが１つボランチでプレーすることで、非常にスペースが彼にはできると思うし、さばくこともできる。私が思うに、右利きのボランチ２人を試合で使うことがあるならば、左利き２人がボランチに並ぶことも不可能ではない。それは充分にあり得ることだ。ただ、一般論で言うと、左利きのボランチは、なかなかたくさん数はいないので、そうあることではない。ただ、我々にはその２人がいるので」

以上