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【J1:第6節 仙台 vs 大宮】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(11.07.23)

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7月23日(土) 2011 J1リーグ戦 第6節
仙台 0 - 1 大宮 (19:00/ユアスタ/12,018人)
得点者:52' 李天秀(大宮)
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●手倉森誠監督(仙台):
「試合前、チームには『4月、5月、6月と、勝点3を東北に届けてきた。7月はまだ届けていないぞ。今日は勝点3をプレゼントできるように頑張ろう』という話をした。
折り返しのスタートを切ろう、というところだったが、前節鹿島戦での敗戦を受けて、自分達としては、大宮のゲーム状況を見た時に、長いボールを入れてくるだろうと考えた。ボランチがそこに引っ張られれば中盤で拾うサッカーを考えなければいけないと思い、今日は4-2-3-1を選んでスタートした。
ところがその4-2-3-1の3の背中のところで、藤本選手や東選手に逆に拾われる形になってしまった。(グラウンドが試合前からの小雨で)非常にスリッピーになったことで、向こうに優位にゲームが転がってしまい、長いボールを入れた後の細かいパスに我々が揺さぶられてしまい、その後の取ったボールも、なかなか正確に繋がらなかった。そういうところで前半はリズムができなかった。
ただしそんな悪い状況の中でも0-0で折り返せたが、後半にあの時間帯で失点してしまったことが少し悔やまれる。また前節に続いてセットプレーからで、1つめの失点というところだった。
その後に盛り返すべく仕掛けたが、最後にリードされている時の我々の攻撃が、少し慌ててしまったというところでゴールは奪えなかった。

チームには『切り替えて進んでいこう』という話をした。またここのホームで不敗が続いていたのに、今日は私のミスでそれを途切れさせてしまったこと、今日応援してくれたサポーターに謝りたい。
もう一回、折り返しでいいスタートを切れなかったが、ホームで土がついた後のスタートのところで次から進めるように、精進していきたい」

Q:菅井選手は、今分かっている限りでどういう状態か?
「鼻骨陥没。グラウンドの状態で、倒れた瞬間にもう鼻がつぶれていました。ディフェンダーとしてヘディングのことを考えれば、恐怖感が抜けるまでは少し時間がかかるかなというところだ」

Q:終盤に3バックを敷いたように映った、その場合どのような意図だったか?
「大宮の攻撃は、サイドハーフのどちらかが中に入ってプレーするので、(仙台としてはボールを)取った瞬間に(逆サイドに)収めどころがある。その空いたところで、サイドバックが起点になれるというところは、ハーフタイムの指示として出していた。それで、攻めに出た時に3バックの形になっていた。
また、より深いところまでボールをつけられた場合、また高い位置までいけるので、そういったところで3バックの形になっていたというところだ。基本的には4バックのままで、攻撃態勢でそうなった」

Q:「私のミス」とのことだが、悔いの残るところは何か?
「ここは、駆け引きのところもあるし、自分達の流れと大宮の流れというところで、自分が予測していたことが合ってはいたのだが、そこに対して布陣の動かし方のところで少しぎくしゃくさせてしまった。前節に3失点食らっていることを踏まえ、チームにも自分達のストロングポイントとして手堅い守備からというところで、ホームで守備意識を高めさせたのだが、それで攻撃に少し堅さをもたらしたところは私のミスだ。
それは、選手たちにも話した。選手たちには、不具合が出たことに対してうなだれるのではなくて、凛としていてほしいと。すべての責任は自分が取ると話した」

Q:セットプレーの攻撃で点が取れない状況が続いているが、焦ってのミスと相手に研究されていることのどちらを強く実感しているか?
「もちろん相手も研究しているのだろうが、ここのところで精度が落ちてきているところが否めない」

Q:ホーム初黒星で、内容もチャレンジアンドカバーで大宮に上回られてたが、その要因で大きかったところは?
「運、不運というよりも、お互いに5戦勝ち無し同士の戦いで、向こうはアウェイでも仕掛けの部分を増してきた。自分達はホームでも手堅い守備というところに重きを置いてしまったことで、彼らに少しいいようにさせてしまったところがある。もう少しバランスよくやっていかなければならないというところと、やはりホームはもう少し強気の戦略を構築したいと思う」

Q:布陣でギクシャクしたという点について、もう少し詳しく。
「自分自身は、少しメンタル的なところがあったと思う。前回の負け方自体が、はっきり言って今シーズンの我々の中でも大敗、完敗というところで、切り替えようとして切り替えて挑んだこの試合でも、やはりさすがにそういったところが抜けきっていなかった。
それを見た時に『自分達は守備から』と考えたのだが、だからこそ、守備をしていていい取り方ができず、取ったところでパスが繋げないところに、少しギクシャクしたところが出たのだと思う。すべてはメンタル的なところだと思うので、そういったところに向かわせた自分も反省しなければいけない」

以上
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