9月10日に行われた『陰陽ダービー』鳥取−岡山戦は、鳥取の尾崎瑛一郎にとって、特別な思いを抱いた一戦となった。選手入場の際、初めて最愛の息子と一緒にピッチへと向かったのだ。
第一子となる長男が誕生したのは、6月25日。その後、アウェイでは2試合に先発していたが、ホームゲームになると控えやベンチ外が続き、なかなか機会が訪れなかった。しかし、岡山戦はポジションを争う右サイドバックの丁東浩と併用される形で、左サイドバックに入ったため、先発メンバーに。試合前の集合写真撮影では長男と一緒に映り、パワーをたくさんもらって試合に臨んだ。いつも練習場に大きな声を響かせ、気合い十分のプレーを見せているが、「子どもと一緒に入場するのに、あこがれていたんですよ。まだ首が座っていないんだけど」と笑顔で語る姿は、優しい父親。結果は引き分けに終わったものの、尾崎自身は慣れないポジションで、まずまずの働きを見せた。
次の試合では控えに戻ったが、練習でのエネルギッシュなプレーは変わらない。スパイクの片方には夫人の、もう一方には息子の名前が。先発に復帰し、何度でも息子と一緒に戦いに臨むために、家族への思いが込められた両足でピッチを駆ける。
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2011.09.20 Reported by 石倉利英















