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【J1:第30節 新潟 vs 福岡】プレビュー:新潟はブルーノ・ロペスが絶好調。公式戦6試合連続得点で、福岡を断つ(11.10.23)

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10月23日(日)J1 第30節 新潟 vs 福岡(14:00KICK OFF/東北電スチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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勝って残留に大きく前進したい13位新潟と、踏みとどまりたい最下位の福岡。どちらも勝点3がほしい一戦だ。

新潟はFWブルーノ・ロペスの存在が、ここに来て大きさを増している。前節川崎F戦で2得点。ヤマザキナビスコカップ2回戦の清水(9月28日)から始まり、天皇杯2回戦の富山新庄クラブ戦も含めると、現在公式戦5試合連続得点中。「試合に出られれば、必ず得点できる気がする。シーズンの中で今が最もコンディションがいい」と絶好調を感じている。福岡戦は前回の対戦で3-0と快勝。ブルーノ・ロペスも来日初得点をマークした。相性はいい。「でも、前回の対戦ときとは、相手も変わっている。相手のことよりも、まず自分たちのサッカーをすることが大事」と気を引き締める。

川崎F戦は2得点とも、ショートカウンターから前を向いてゴールに走る形に持ち込んだもの。「ボールタッチを少なくし、シュートの体勢を早く作るようにしている」。これまではボールを持ってドリブルで突破することに力を注いでいた。その結果、持ちすぎて、奪われるシーンも多かった。

「チームメートがいい形を作ってくれる。だから自分の得点が生まれている」と言う。新潟は第28節横浜FM戦からリーグ戦2連勝中。いずれも前線からの守備と、敵陣に近い位置でボールを奪ってからのカウンターが功を奏している。ブルーノ・ロペスには、ゴールに近い位置でボールが渡るようになった。そのため、シンプルにシュートに持ち込めるようになった。

夏場に右足首を痛め、だましだまし続ける状況だった。それが完治。「痛みがなくなって、思い切りシュートを打てるようになった」。通算得点は12点でランキングは4位。首位を行くハーフナー・マイク(甲府=16得点)の背中が見えた。「もちろん得点王は狙う。でも、それ以上に大切なのはチームが勝つこと。勝てるのなら、誰が得点してもいい」。チームの結束を強調して、勝点3狙う。

福岡は新潟に引き分けか敗北なら、15位甲府、16位浦和の結果次第で降格が決まる。阻止するためには、何が何でも勝点3を挙げなければならない。前節は仙台に完敗したが、その前の2試合、第27節広島戦、第28節大宮戦は競り勝った。全体をコンパクトに保って、前線が流動的に攻める。その形がはまったときは、粘り強いサッカーができる。ただ、攻め急ぐあまりに攻守の切り替えでギャップができると、スペースを突かれてしまう。自陣ですきを見せないことが重要になる。

新潟は先制点を奪って一気に押し切りたい。福岡も、主導権を握ることで相手の焦りを誘う展開が理想。どちらも、立ち上がりがポイントになる。

以上

2011.10.22 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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