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【J1:第31節 甲府 vs 横浜FM】プレビュー:J1残留とACL出場の可能性拡大が最後の目標。15位と4位のために勝つしかない甲府と横浜FMの対決。(11.11.02)

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11月3日(木)J1 第31節 甲府 vs 横浜FM(14:00KICK OFF/中銀スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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最近の甲府サポーターは移り気で、前節は横浜FMファンでもあり今節は磐田の大ファンをやりながら甲府をサポートしている。しかし、前節はねぇ…。甲府も負けたけれど、微妙な判定があったとはいえ、まさか監督が代わったばかりのチームに…。甲府サポーターは気持ちを切り替えて(ハーフナー)マイクコールを叫びながら、心の中で前田遼一コールもやらなきゃならない状況に追い込まれてしまった。Jリーグを盛り上げる神ソフト「日程くん」が最終節に「大宮対甲府」を創造している以上、J1残留最後の椅子を争うのは甲府と大宮になる可能性にも期待したいが、16位・甲府と14位・大宮の勝点は5ポイント差。現時点では甲府が勝って、15位・浦和(勝点32ポイント)の対戦相手・磐田を応援することが現実的。今節もダブル応援で忙しい。

山梨中銀スタジアムに迎える横浜FMは現在4位で、ACL圏内の3位・名古屋との勝点差は7。甲府が15位に上がるよりも厳しいハードル。横浜FMが目標を失って漂っていると考える人もいるかもしれないが、1ポイント差の5位・仙台の追撃をかわして4位を死守すればACLの可能性は拡大する。1位・柏、2位G大阪、3位・名古屋が天皇杯で優勝すれば空いたACLの椅子に座ることが出来るし、横浜FMが優勝すれば賞金も名誉も貰えるからもっといい。天皇杯に対するモチベーションは相当高いと思うが、そのためにもリーグ戦で仙台に抜かれる訳にはいかないのだ。だったら前節、監督が代わったばかりの浦和にホームで「勝ってくれよ〜」って愚痴も言いたくなる。甲府は自分たちの負け以上に横浜FMの敗戦が痛かった。今節は浦和戦の勝利を感謝しながら横浜FMを倒す予定だったのに、お互いに追い込まれた状況で戦うことになってしまった。

横浜FMは関東学院大学とのTM(10月28日)ではベストメンバーと思われる1本目で0-1と大学生に苦戦。2本目は5-0も、関東学院大がオールメンバーチェンジしてきたので参考にはならない内容。TMなので勝ち負けは関係ないが、「今のマリノスは、試合をやってみないとどうなるか分からないチーム」と嘆く選手もいた。つまり、甲府戦もやってみないと分からない。しかし、貪欲ゴールゲッター・大黒将志がいるだけで、なんとなくイヤ〜な感じがする。前回の対戦でも2点決められているし、「今日の大黒は駄目だな」と思うような内容だったとしても、0.1%でも可能性があればゴールを狙ってくる。しかし、甲府は昨年のJ2第10節・横浜FC戦では大黒に決められたものの0-3から4-3と大逆転しているので悪い記憶ばかりではない。

横浜FMの長谷川アーリアジャスールは甲府戦について、「(前回の対戦は)マリノスのディフェンダーはマイクに仕事をさせなかった。2年くらいマリノスで一緒にやっていた選手が多いから特徴は知っている」と言うが、マイクは「(前回の対戦は)チームとして何も出来なかったけれど、今はチーム状況が全然違う」と気にする様子は無かった。シャイで人見知りの上、最近は大勢の記者に囲まれる取材が多くて食傷気味にも見えるマイク。大抵の質問に対して俳句(5・7・5)より少ない文字数で答えるが、取材陣はせめて短歌(5・7・5・7・7)くらいの文字数の答えを引き出そうと苦戦して、もう少しでスニッカーズを差し出しそうにもなっているのだが、「今はチーム状況が全然違う」という短い言葉には前回対戦の悔しさを晴らす気持ちの強さと自信を感じた。甲府サポーターもこの言葉に充分な期待をすることが出来る。

長谷川に「(前回対戦ではメンバー外だった)パウリーニョが好調だからマイクだけ抑えても厳しいのでは」と聞くと「確かに」と答えたが、横浜FMが勢いをつけるためには長谷川がレギュラーを確保して活躍することは欠かせないはず。持っているポテンシャルはマイク同様に日本代表のレギュラークラス。それを発揮するのは次節以降にして欲しいが、アーリア民族の誇りを名前に持つ長谷川はマイク同様にブレイクスルーして欲しい日本期待の星。今節の遠征メンバーに選ばれるのなら、甲府に勝たない程度に大活躍して欲しい。

11月1日のスポーツ新聞に「横浜、巨人封じ自信」とプロ野球の話かと思うような見出しがついた記事があって笑ってしまったが、今節の見所は古巣にマイクが恩返しゴールを決めるかどうか。その鍵を握るのはマイク繁栄の担い手・片桐淳至。横浜FM戦については、「前回の対戦は守備にまわる時間が長すぎた。相手にディフェンスラインの裏を狙われて守備が崩れた。今節は攻撃主体で先に仕掛けて優勢に立てるようにしたい。攻撃が最大の防御。横浜FMのセットプレーとロングボールへの対処は気をつけないといけないが、先制点を挙げれば甲府のサッカーが出来ると思う。残るホーム2試合は絶対に負けられない」と話す。片桐のゴールも見たいがマイクやパウリーニョにゴールを決めさせたいという気持ちが強すぎるようで、「自分自身でも残り4試合で2ゴールは決めたいけれど、多分パスを出すなぁ」と笑う。でも、片桐の対戦車ロケットのようなシュートで勝点3を手にする新展開にも期待しよう。ともかく、今節も一戦必勝。「甲府ノ興廃此ノ一戦二在リ。各員一層奮励努力セヨ」で戦おう。山梨のカナエルチカラをスタジアムに集中して戦い抜こう。

以上

2011.11.02 Reported by 松尾潤
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