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【J2:第35節 岐阜 vs 草津】レポート:勝ちゲームを拾えない脆さ。差となった『気持ちの格差』。(11.11.14)

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11月13日(日) 2011 J2リーグ戦 第35節
岐阜 0 - 1 草津 (13:04/長良川/4,149人)
得点者:71' 中村英之(草津)
スカパー!再放送 Ch182 11/15(火)前09:00〜
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前半はお互いミスの連発だった。中盤でのミスが多く、ボールが落ち着かなかった。その中でもイニシアチブを握ったのは岐阜だった。
ワントップの西川優大にボールを集めて、西川のタメから、地主園秀美、嶋田正吾、押谷祐樹の2列目が一斉に飛び出して行くスタイルで、草津守備陣にプレッシャーをかける。これに草津はバタつきを見せ、ラインを下げると、ロングボールを蹴り込むことが多くなった。それに対し、岐阜は相手のはじいたボールを受けてからのミスが多く、相手が崩れ始めているも、そこに付け入ることが出来なかった。

組み立てられない草津。付け込めない岐阜。この図式のまま時間が過ぎて行った前半。後半の変化があるか…と思われたが、変化は訪れなかった。どちらかと言うと、草津の守備が若干修正してきたことから、徐々に草津が盛り返してくる図式になった。しかし、草津は1トップのリンコンが低い位置まで落ちてボールを受けだしたことで、岐阜にとっては守備がしやすくなり、ピンチらしいピンチは与えなかった。

依然動かないスコア。良い言い方をすればこう着状態。悪い言い方をすれば共に決め手なし。時間だけがいたずらに過ぎて行く。
71分、遂に試合が動いた。動かしたのは、リズムをつかめなかった草津の方だった。左CKを得ると、この崩れから、右サイドにいた熊林親吾に柔らかなクロスを供給し、ファーサイドに待ち構えたDF中村英之が綺麗にヘッドで突き刺した。
草津にとっては大きな大きな1点。岐阜にとっては重すぎる1点。試合の展開を見る限り、この試合はこのゴールで決したと言っても良かった。

岐阜も押谷がGKと1対1になるなど、決定機は作った。しかし、岡山戦であれほど難しいゴールをバンバン決めていた押谷のシュートは枠を最後まで捉えきれなかった。0-1の敗戦。これまでの試合を見ると、守備陣が奮闘し、惜しかった敗戦と見ることが出来るが、現状はそうではない。

「立ち上りからプレスをかけて、前半0-0でやられなかったという点では及第点の出来でした。後半、点を取るために、選手交代をやったりしたが、相手の攻撃の対し、1失点をした流れになった。取り返そうとしたが、チャンスはあっても思うように点が取れない。少し勝ちムードがあったが、残念な結果になってしまいました」と木村孝洋監督が語るが、あれだけリズムを崩していた草津を攻めきれず、お決まりのセットプレーからの失点を喫するという、典型的な負け試合を演じてしまったことに大きな問題がある。

「今日は本当によくなかった。全体が良くない中で、『俺がやらないといけない』という自覚を持つことが出来た」。
決勝アシストを決めた熊林はこう力強く語った。確かに全体のリズムが悪い中で、熊林と松下裕樹のダブルボランチだけは、非常に献身的で、ボールをしっかりキープして、チームの崩壊を瀬戸際で食い止めていた。
「今日の勝因は相手より気持ちで上回ったこと。『俺がやるんだ』と言う気持ちが相手より上回ったことだと思う」。
熊林はこう続けた。この言葉がこの試合の内容を如実に表してしまっている。気持ちの差が1点と言う差となり、勝点3と0という差になった。この事実を岐阜は真摯に受け止めてほしい。

以上

2011.11.14 Reported by 安藤隆人
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