11月16日(水)第91回天皇杯 3回戦 F東京 vs 神戸(19:00KICK OFF/味スタ)
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★第91回天皇杯特集
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F東京が16日、天皇杯3回戦でJ1・神戸に挑戦する。「強くなってJ1復帰」を掲げるF東京にとっては腕試しの一戦となる。今シーズン、J2で培ってきたサッカーで波乱を狙う。
「神戸は、以前よりも、繋ぐイメージがある。試合の間隔が開いて、コンディションも気持ちも充実していると思う。J2のほうが真面目さでは上回っていると思う。ただ、ミスをしても、ミスで返してくれるようなことがある。でも、J1はミスを見逃してくれないし、ボールをとりにいかなければ取れない」(大熊清監督)
神戸は、モビリティの高い選手を前線に並べ、攻守の切り替えが速いサッカーをしている。FW大久保嘉人を軸にした、鋭いショートカウンターは健在だ。今シーズンの主戦場となったJ2とはやはり違う。ポジショニングが甘ければ、ボールをカットされ、失点という恐怖を常に感じなければいけない。映像を見た選手の多くは、「やはりJ2とはスピードや、迫力が違う」と口々に話していた。
大熊監督は、「今年やってきたことをこの一戦で大きくは変えようとは思っていない。ただ、メンタルも含めて今季やってきたことに加えたい」と語る。そして、「時間と、裏」というキーワードを挙げた。
今週、別メニューでの調整を続けていた、FWルーカスが前日練習でチームに合流。MF羽生直剛は、疲れを考慮してこの一戦の出場は回避しそうだ。代わりに、FW坂田大輔の移籍後初先発が濃厚となった。「相手のポゼッションの力も、J2とは違うし、プレスの迫力も違う。我々は、やはり裏がないと攻撃のリズムがでない。ルーカスが引いて繋ぐ攻撃と、裏へと繋ぐ攻撃の両方がないといけない。時間を作ることと、裏を突く両方が必要」と、指揮官。中盤で繋ぎつつ、最終ラインの背後を常に狙う存在として坂田を前線に配置する。これまでとは異なり、前線は、縦関係から横関係の2トップへとシフトさせた。この一戦に向けて、J1仕様へとマイナーチェンジさせる。ただ、意識としては「裏に出すのも繋ぎなんだ」という大熊監督の言葉どおりだろう。神戸のショートカウンターの機能を低下させるためにも、まずは、コンパクトに保つ相手を間延びさせる必要がある。坂田には、その働きが求められるはずだ。
また、GK権田修一は「神戸に変な回し方をしていると、危ない場面を作られてしまう。甘さがあってはいけない。J1のチームにチャレンジできるということで、みんなモチベーションも高い。今年は、1試合、1試合を全力で戦ってきた。だから、この試合に全力を傾けたい」と語り、継続してきた一戦必勝の精神を強調した。
F東京にとっては今季、J2のリーグタイトルと、この天皇杯しかチャレンジできるタイトルはない。J2優勝と、J1昇格のかかった19日の鳥取戦と同様に、この天皇杯にも全力を注ぐ。ここから勝ち進めば、J1勢との対戦が続くはずだ。格上の相手から上げる勝利は、トーナメント戦における華と言えるだろう。まずは、J1・神戸に対して、どこまで自分たちができるか。F東京の腕試しが始まる。
以上
2011.11.15 Reported by 馬場康平
J’s GOALニュース
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