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【第91回天皇杯 3回戦 横浜FM vs 栃木】レポート:横浜FMが実力差どおりの結果を出し、快勝。栃木は廣瀬投入後の好機を生かせず敗退(11.11.17)

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11月16日(水) 第91回天皇杯 3回戦
横浜FM 3 - 0 栃木 (19:01/ニッパ球/3,951人)
得点者:33' 大黒 将志(横浜FM)、80' 大黒 将志(横浜FM)、90'+4 中村 俊輔(横浜FM)
★第91回天皇杯特集
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横浜F・マリノスのスカウティングは、この一戦に向け、「栃木はどんどん蹴ってきて、セカンドボールを狙ってくる」(小林祐三)というリサーチ結果を報告したという。
試合後、「そのとおりだった」と話す選手もいれば、「思ったよりも前から来なかった」と感じた選手もいた。スタンドから見て受けた印象は、後者のほう。栃木にアグレッシブさがないわけではなかったが、わりと“正統派”の戦い方で臨んできたように思う。前からのプレッシングよりも、ゾーンでバランスを崩さず守っていたと見てとれた。

よって、セカンドボールへの意識が高かった横浜FMのほうが、ワンボランチの小椋祥平を中心に、ルーズボールに対してリアクションがよかった。また、横浜FMは栃木よりも個の能力が高い。中澤佑二が「あれだけボールをつなげるのは久しぶり」というぐらいボール保持率が高かった。必然的にチャンスも増えた。
12分、小椋の縦パスで抜け出した渡邉千真が、DFを引きつけ、左へパスを送る。そこにいたのは、公式戦初スタメンの森谷賢太郎。フリーでシュートを打ったが、枠を捉えきれない。続くCKでは、中村俊輔のキックから、ゴール前で金井貢史が頭で狙うも、GKに阻まれる。
33分にもキッカー中村のCK。今度は「相手が触れないギリギリのところのボールを合わせるだけだった」(大黒将志)。先制したのは横浜FM。48分にも森谷が伸びのあるミドルを放ったがバーを叩いた。

だが、それから栃木が反撃開始。その起点となったのが、後半最初から出場した廣瀬浩二である。52分には正確な右クロスを挙げて、リカルド・ロボがヘディングシュート。ロボは天を仰いで悔しがる。63分には廣瀬が速攻で右45度からゴールを強襲したが、GKに弾かれる。サイドからのドリブル突破からも、何度か好機を演出。廣瀬が栃木の攻撃を活性化させていた。
栃木のこの日一番のビッグチャンスは78分。横浜FM金井のバックパスが小椋祥平の足に当たってこぼれ球に。それを拾ったロボがGKと1対1の場面を迎えたが、シュートは無情にもGKの正面へ。すると、2分後に横浜FM大黒に決められる。アデショナルタイムには中村俊輔に直接FKを入れられ、終戦を迎えた。

横浜FMから栃木へ期限付き移籍中の水沼宏太は、横浜FMゴール裏からのブーイングを浴びず、選手紹介の際には拍手まで送られる。しかし、大きな見せ場は一度だけ。22分、ピッチ中央で小椋をかわしてから即ロングシュート。相手GK飯倉大樹が前に出ていただけに、会場が一瞬沸いたが、ボールは左へ逸れた。
「宏太、ロングシュートなんて、狙ってんじゃねえよ」(飯倉)
「だって、ずっと前に出ていたでしょ。狙っていたのに(苦笑)」(水沼)
試合後、水沼は、元同僚たちとのつかの間の再会を楽しんでから、慌ててチームバスに飛び乗った。帰路では、古巣との一戦を終え、何を思ったのだろうか。

以上


2011.11.17 Reported by 小林智明(インサイド)
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