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F東京は、勝利(引き分け)での自力昇格と、他力とはなるが東京ガスFC以来(98年・JFL優勝)となるリーグタイトルがかかった一戦を迎えた。ただ、指揮官は、ここまで貫いた姿勢は曲がるものではないと言った。
「ここまで全てが山場だった。だから一戦、一戦、全力でやり続けてきた。だから俺は、先のこととか、順位とか、まったく気にしていない。終わるまでそれは変わらないよ」(大熊清監督)
チームは、ポジションにこだわるつなぐサッカーをシーズン途中から取り組み続けてきた。それとともに一人ひとりがサッカーと向き合い、目の前の試合に全力を注いできた。自分たちのスタイルを確立するとともに、そうした姿勢をどんな状況や相手でも貫けるようになった。それこそ、大熊監督が一番こだわってきたことだった。
今季は、常に「勝って当たり前」という重圧にさられてきた。主力選手にけが人が相次いでも、毎週のように必ずゲームがあり、気が休まることもない。一歩でも踏み違えれば、そのまま崩れ去ってもおかしくなかった。事実、春先の低調なパフォーマンスによって、多くの選手がJ2は簡単なリーグでないことを思い知った。
16日の天皇杯では、それぞれの思惑や、モチベーションの違いはあっただろうが、複数の試合で下のカテゴリーが上位リーグに属するチームを下す番狂わせを演じている。他会場の結果を伝え聞いて、大熊監督は驚かなかった。「それだけ差がないんだよ」とさえ、言い切った。
枚挙にいとまがないほど、ヒトクセ、フタクセあるチームが混在するタフなリーグを乗り切るだけの力はついたと言っていいはずだ。象徴的だったのが、直近の6日の湘南戦と、12日の水戸戦だった。日本代表DF今野泰幸の不在に、出場停止とけがによるアクシデントも重なった。それを選手全員で埋めて連勝で乗り切った。
今節は、キャプテン今野が復帰し、けが人を除く全選手が試合に臨む準備ができている。大熊監督が「これまでとは違う悩みだ」というほど、選手全員のコンディションも万全に近い状態だ。積み上げてきた自分たちのスタイルと、姿勢で大一番へと乗り込む。
16日の天皇杯神戸戦では、FW坂田大輔と、FWルーカスを横並びにした2トップを試している。だが、今節はMF羽生直剛も復帰し、今季戦ってきた4−2−3−1システムへと戻しそうだ。今野が戻り、徳永悠平が本来の右サイドバックへと移り、石川直宏の先発出場も濃厚となった。鳥取は、4−1−4−1と選手を並べ、パスサッカーの志向のあるチーム。F東京としては、まずは中盤のポゼッションゲームで主導権を奪ってゲームを優位に運ぶ流れを作り出したいところだ。
最後に。長澤徹コーチから石川に送られ、彼がそこに一言を加えた言葉がある。
「過去は今と繋がり、そして未来へと繋がっていく。だから、俺は意地でも繋げたいと思う」
きっと、その意思を持った人たちにしか繋げることなんてできない。過去の降格と、今このJ2で戦っていることに意味があったと思えるかは、繋げられた後にしか分からないと思う。だから明日のゲームは、繋ぐ1試合にしなければいけない。
以上
2011.11.18 Reported by 馬場康平













