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【J2:第8節 鳥取 vs 甲府】プレビュー:連敗を止めたい鳥取、再び連勝街道に乗りたい甲府。勝機を引き寄せるのは、どちらか。(12.04.15)

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鳥取がJ2昇格1年目だった昨季、甲府はJ1で戦っていたが、1年で降格となった。今回、両チームは公式戦史上初めて顔を合わせる。

昇格2年目のシーズン序盤、鳥取はここまで1勝1分5敗、19位と苦しい戦いを強いられている。現在は福岡、湘南、北九州に3連敗中で、なかなか勝点を伸ばすことができない。今季はまだ一度も無失点試合がなく、15失点はリーグワースト。今季就任した吉澤英生監督は、前線からのチェイシングをベースとして、守備から主導権を握る戦いを目指し、練習でも多くの時間を守備の連係確認に費やしているが、結果にはつながっていない。
1年でのJ1再昇格を狙って開幕3連勝の好スタートを切った甲府は、前節は大分に競り勝ち、5勝2敗で3位につけている。何と言っても大きいのは、前節も決勝点を挙げ、チーム総得点の半分以上となる7得点でリーグ得点ランク首位に立つダヴィの存在。さらに前節は、前の試合では控えだったMF井澤惇、永里源気、ベンチ外だったDF佐々木翔が先発して勝利をつかんでおり、城福浩監督の下、選手層の厚みを増しながら結果を残しているのは、今後を見据えても大きい。

鳥取としては当然、ダヴィだけでなく、2トップのパートナーである高崎寛之などが繰り出すパワフルな攻めを、いかに抑えるかがポイントになる。ただし同様に大事なのが、奪ったボールを、どれだけ効果的にフィニッシュまで持ち込むことができるか。今季の鳥取は、できるだけ高い位置でのボール奪取と素早い切り替えから、敵陣のスペースを突いていくことを攻撃の第一選択肢としているが、状況が悪いときも縦に急ぎ過ぎて、チャンスをフイにしてしまうことが多い。また、カウンターに行かずにパスをつないで攻め崩そうとするときも、ミスの多さが目立つ。ボールの奪われ方の悪さが、守備にも悪影響を及ぼしている点を少しでも改善することが必要になる。
また、鳥取にはシュートの積極性も求められる。1−2で敗れた6節の湘南戦では、パスワークの連係がまずまずで、奪ったボールを無駄に失うことは少なかったが、相手ゴールに近づいた後もシュートの意識が低く、結果的に最終局面を崩し切ることができなかった。「完全に崩すだけでなく、90〜80%くらいの確率でもチャレンジしていくことが必要」と美尾敦は語り、今週の練習では、ゴール前中央でボールを持った選手が、まずシュートを狙う意識の徹底が図られた。技術や連係は一朝一夕にレベルアップできるものではないが、意識改善はすぐにでもできるだけに、まずはこの試合で、どれだけ実践できるか。

甲府は4節以降、黒星と白星が交互に続いている流れを変え、再び連勝街道に乗っていけるか。攻守両面でオーソドックスなスタイルを追求していく上で、結果を残すことは大きな自信につながるだけに、アウェイとはいえ勝点3が欲しい。一方の鳥取にとっても、次節に隣県・岡山との「陰陽ダービー」〈4月22日(日)16時@カンスタ〉が控えており、勢いをつけるためにも、最低でも連敗は止めておきたい一戦だ。3節で町田にJ2昇格後の初勝利を献上した翌節、京都から今季初勝利を奪ったときのように、危機感をバネに90分間、攻守両面でハードワークを徹底することで、絶対的な実力差を埋め、勝機を引き寄せたい。

以上

2012.04.13 Reported by 石倉利英
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