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【J1:第6節 C大阪 vs 新潟】レポート:C大阪、最後まで攻めきれず惜敗。新潟は矢野の復帰後初得点で今季J1初勝利!(12.04.15)

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今季2戦目となるキンチョウスタジアムでの初勝利を目指して、新潟との一戦に臨んだC大阪だが、結果は0−1と惜敗。第4節・仙台戦に続き、相手の堅守速攻の前にまたしてもホームで苦杯をなめ、大阪・長居公園に咲き誇っていた桜のように、満開という結果を残すことができなかった。逆に、新潟は終盤に途中出場の矢野貴章が値千金の決勝弾を叩き込み、6戦目にして、ようやく今季J1初勝利。長いトンネルから抜け出した。

試合後、C大阪のセルジオ ソアレス監督が「前半は非常にいい試合運びができた」と振り返ったが、最初に主導権を握ったのは、ホームのC大阪だった。8分の清武弘嗣のミドルシュートを皮切りに、清武とキム ボギョンの連係などでリズムを作っていく。前半だけで4枚の警告を受けるなど、焦りが目立つ新潟に対し、ケンペスや清武らが決定機を作り、前半はスコアレスで折り返したものの、C大阪のゴールは時間の問題かと思われた。

だがしかし、後半は一転、新潟にペースを奪われる。「新潟がブロックを落とされて、スペースをコンパクトに埋められていた。また、C大阪にミスが多かった、なかなかパスがつながらなかったという部分もあった」(セルジオ ソアレス監督)、「ボールは持てたが、奪い方が悪かったときの相手のカウンターがすごく速かった。奪われたら危ないのはわかっていたが、何回か失い方が悪くて、相手の思い通りになってしまっていた」(扇原貴宏)と、ハードプレスの落ちない新潟のディフェンスの前にミスから次第に攻め手を失っていくと、今度は新潟に決定機を与え続けてしまい、GKキム ジンヒョンの好セーブで凌ぐシーンが目立つようになってくる。

C大阪も62分に柿谷曜一朗、78分にこれが通算300試合出場となる播戸竜二を投入して、攻撃の糸口を見いだそうとするが、流れを取り戻すことはできず。そして、85分、相手のロングスローを起点に、C大阪DFのクリアが新潟FW矢野へのパスとなってしまうと、これを右45度から強烈なグラウンダーのシュートでゴールに叩き込まれ、絶対に与えてはいけなかった先制点を献上。C大阪も最後、酒本憲幸の右クロスからケンペスがヘッドでゴールを狙うも、ボールは大きく上に外れ、万事休す。後半はシュート数でも新潟の半分となる5本に留まり、チャンスを作る、シュートを打つ、そして決めきるというところでの課題も如実に出た。

「ホームだし、負けてはいけない試合だったので、本当に悔しい」というのは、C大阪主将の藤本康太。「サポーターの皆さんにはホームゲームということで、多くの方々に駆けつけていただいたにもかかわらず、勝利という結果を収められることができず、非常に申し訳なく思っている」と述べたセルジオ ソアレス監督は、「この取りこぼした勝点を取り返すためには、激しい練習をもう一度しっかりと積んで、次のゲームに臨む、これしかない」と、次戦の必勝を誓っていた。
一方の新潟は、今季初先発したミシェウを中心に、ブルーノ ロペス、アラン ミネイロとのブラジリアン・トライアングルが前線で躍動すれば、守備陣も鈴木大輔、石川直樹のセンターバックコンビを軸に、チャレンジ&カバーのディフェンスが最後まで機能。そして、チームも待ち望んでいた矢野の復帰後初ゴールという、最高の形で、念願の白星を敵地で得た。
「自分たちのサッカーというのが、今日は今まで6試合のなかで一番表現できた」と言う黒崎久志監督は、「1人1人が、勝つために全力を尽くしてくれたと思うし、サポーターの方々も本当に後押ししてくれた。サポーターの皆さんには本当に感謝したい」と価値ある勝利の感想を述べていた。また、守護神として完封勝利に貢献したGK東口順昭は、「今日のサッカーをしていたら、どんなチームでもいい勝負ができるなという手応えはあるし、2試合連続で後ろは(無失点に)抑えているので、そこは自信になる」と、今後への手応えをつかんでいた。

以上

2012.04.15 Reported by 前田敏勝
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