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【J1:第7節 札幌 vs 川崎F】プレビュー:札幌は今シーズンのリーグ戦初勝利を、川崎Fは望月コーチ体制後初のリーグ戦勝利を目指して戦う。どちらにとっても今後を占う重要な一戦だ。(12.04.20)

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18日のヤマザキナビスコカップ第3節から中2日で行われるこの第7節。札幌ドームでは勝点1で18位の札幌が、同7で11位の川崎Fと対戦する。

ホームの札幌は18日に戦ったヤマザキナビスコカップ、対鹿島戦を1−2のスコアで敗戦。前半に榊翔太の得点で先制しながらも、前半のうちにその榊が負傷退場。加えてキリノもこの試合での2回目の警告を受けて退場となり、前半から早くも10人での戦いを強いられる苦しい展開に追い込まれてしまった。
それでも守備ブロックを構築しながら鹿島の猛攻に耐えていたのだが、試合終盤にPKを献上、さらに後半アディショナルタイムにもCKから決められ逆転負け。終わってみればスコアこそ1点差ながらシュート数は1対35と防戦一方の内容となってしまった。

だが、「1人少ないなかでも選手は『勝ちたい』という気持ちを持って戦ってくれた」と石崎信弘監督が評したように、数的不利で一方的に押し込まれる展開のなかでもチームは体を張ったプレーを見せ続けていた。最終的には終盤に逆転を許したものの、逃げ切れそうな気配もあった。好守を見せたGK高木貴弘も「結果の部分は反省しなければいけないが、気持ちを出した部分については週末のリーグ戦につなげていきたい」とポジティブな要素を見つけている。負傷者もあり難しい状況にはあるが、リーグ戦初勝利に向けてチームは前向きだ。

一方、敵地に乗り込む川崎Fのヤマザキナビスコカップはリーグ戦首位の仙台と対戦し3−1で快勝。前半のアディショナルタイムに田坂祐介、小林悠がそれぞれ得点し、後半立ち上がりにも再び小林が加点する展開で完勝した。相馬直樹前監督が退任し、望月達也コーチが監督代行を務めてからの公式戦初勝利とあって「非常に大きな勝ちだった」(望月コーチ)。内容に関しても「自信を持って中盤でボールを繋いでくれましたし、矢島が作ったスペースを小林がうまく使ったりとか、田坂が外から中に入ったりしてうまく時間を作っていたということができていた。レナトを違うポジションでチャレンジしてみようというところもある程度、違うオプションができた」と望月コーチは手応えを得ている様子だ。

監督が退任したことに注目が集まりがちではあるが、川崎Fは戦力としては安定したものを持っているし、順位が著しく悪いわけでもない。そのチームがあらたに手応えを掴んだとなれば、大きな勢いを生み出す可能性も十分にある。その意味でもやはり、目の離せないチームと言っていいだろう。

そんな両チームの対戦だが、ひとつポイントと言えそうなのがコンディショニングの部分か。水曜日にヤマザキナビスコカップを戦ったばかりというのはどのチームにも共通するところだが、札幌は多くの時間を数的不利な状態で戦い相手に揺さぶられ続けていた。身体的な疲労がより蓄積している状況にあると言える。一方で川崎Fも前監督が退任し、新監督も決定しない状況下でゲームを戦ったことでの精神的な疲労があったはず。それらの疲労をどのように軽減し、この試合に挑むのか。双方のコンディション面でのマネジメントが勝敗を左右するひとつの大きな要因となるかもしれない。

札幌にとっては今シーズンの、川崎Fにとっては前監督退任後の、それぞれリーグ戦初勝利を目指して戦うゲームとなる。

以上

2012.04.20 Reported by 斉藤宏則
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