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【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 新潟】レポート:横浜FMは公式戦3試合連続スコアレスドロー。新潟は大器・鈴木武蔵を先発起用も不発に終わる(12.06.10)

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横浜F・マリノスは、公式戦3試合連続ノーゴールに終わった。だが、逆に3試合連続無失点は評価できる。最終ラインに青山直晃と比嘉祐介が入ったが、被シュート数はわずか4本で決定機も作らせなかった。出色の出来だったのは、ボランチの富澤清太郎だろう。状況判断力からくるポジショニングがベースとなり、激しい対人プレーとインターセプトで、相手の攻撃の芽を摘み続けた。また、雨中でもブレない高い技術でパスをつなぎ、攻撃の第一歩を築く。さらにこの日はアグレッシブさを見せる場面も。前半アデショナルタイム、サイドに張ってパスを引き出してから左クロスを上げ、こぼれ球を齋藤学が打つ、チャンスをもたらす。
この日の横浜FMの最大の決定機は8分にあった。縦パスに反応した大黒将志が相手DFと競り、ルーズボールがフリーのマルキーニョスへ。しかしながらシュートは左へ逸れた。

対するアルビレックス新潟は、昨年のU-17ワールドカップでベスト8に進出したU-17日本代表のメンバーだった鈴木武蔵が、プロ入り初スタメン。ジャマイカ人とのハーフの彼は手足が長く、184cm・70kgのサイズ以上に「威圧感があった」(横浜FM・青山)。
ただし、中澤佑二を中心とした経験値の高いディフェンダーの前では、自慢のスピードを生かしきれず。33分の小林祐三とのマッチアップは見せ場であったが、小林に絶妙な間合いを開けられ、縦に仕掛けたドリブルも、あっさりと止められた。

序盤から押され気味だった新潟だが、負傷退場の木暮郁哉と代わって、23分に入った田中亜土夢を起点に、徐々に攻撃回数が増え出す。予選リーグ敗退がすでに決定している横浜FMが、「まったりしたゲームをしてしまった」(富澤)影響もあり、ショートカウンターから相手DFの裏を何度か突く。しかし、最後は中澤らに粘られ、なかなかシュートまで持ち込めない。それでも30分には本間勲がミドル。相手GKが正面シュートをファンブルし、クロスバーを叩く、“あわや”の場面もあった。

後半を迎えると、中村俊輔とボランチ兵藤慎剛がポジションチェンジした効果もあってか、流れは再び横浜FMペースへ。兵藤が積極的に動き、左サイドバックの比嘉のオーバーラップを何度も引き出した。それでもクロス、ラストパスの精度を欠き、試合は次第にこう着状態へと戻った。ただ、73分に投入された、谷口博之と小野裕二が再び横浜FMに勢いをもたらす。小野はサイド、谷口は中央から攻め入り、特に谷口は、裏に抜ける大黒へスル―パス2本を送る好機を演出した。だが、新潟GK東口順昭の攻守もあり、横浜FMは最後までゴールを割ることなく沈黙。新潟も鈴木武がミドル、田中がエリア内でシュートの2本の枠外シュートに留まった。

両チームともリーグ戦再開に向けて課題は明白。どのように得点力アップを図るかだ。

以上

2012.06.10 Reported by 小林智明(インサイド)
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