今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【新潟】柳下正明新監督 就任会見(12.06.12)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【あいさつ】
●神田勝夫強化部長
「この度はシーズン途中の監督交代がありました。今の順位も踏まえて、J1で戦うために柳下監督にオファーをし、受けていただきました。立て直していけると思っています。6月に入って話を進めました。経験があり、新潟らしいサッカーを目指していただける頼もしい監督に託していきたいと思っています」

●柳下正明監督
「オファーをいただき、監督に就任いたしました。シーズン途中という難しさもありますが、やりがいも感じています。週末の清水戦に向けていい準備をして、戦っていきたいです。やらなければならないのはJ1にいるということ。残りのリーグ戦、チームが1つになって戦うことを目指してやっていきます」

【質疑応答】
Q:初練習で選手の様子を見て、どんな感想を持ちましたか。
「新潟とは対戦相手としてもやっていますし、今季もテレビでゲームを見ていました。その印象通りに選手の動きはアグレッシブだと感じました。プラス、落ち着きや正確性をゲームで出せれば、現状を打破し、上の順位に進むことができると考えています」

Q:目指すサッカーとは。
「新潟はスタイルが出来上がっていると思います。アグレッシブにプレーし、アップダウンができる選手が多いです。責任を持ってプレーする選手たちです。ただ、得点を取れてない。アタッキングサードのコンビネーション、アイデア、落ち着きがプラスされれば相手にとって嫌なチームになれると思います」

Q:清水戦(第14節・6月16日)まであと4日です。どこを強調していきますか。
「攻撃も守備も、すぐに改善することは難しいです。やり続けることで身に着いていきます。4日
後、来週、3週目とかかると考えています。対清水に関しては、守備に関して多少気にかかるところがあります。ただ、現状を考えると攻撃のところを指導したいです。攻撃のサポート、スペースへの出方をやって、あと3日間、クロスを含むアタッキングサードの部分に取り組みたい。これは清水戦に限らずに、今後もやっていきます」

Q:上野展裕監督代行(ユース監督に復任)のやってきたハイプレスのスタイルはベースになりますか。
「新潟の選手はそれを身につけています。ただ、勝てなかったことで気持ちが引いていたと思う。上野監督代行はそこから思い起こさせて、選手の思い切りの良さを引き出したと思います。ただ、プレスに行けるときと行かないときの判断は必要です。今後、やっていきます」

Q:神田強化部長へ。結果とプラスして期待していることは。
「今の順位を含め、柳下監督にはJ1で戦うために、1つでも順位を上げていってもらいたいと思っています」

Q:オファーを受ける際に、感じたやりがいとはどんな部分ですか。
「スタイルです。新潟のサッカーのスタイルは私の好きなスタイルです。アグレッシブにプレーし、労を惜しまずに走りきる選手が多いです。これはトレーニングしてできるのでない。もともと持っている選手たちです。プラスしてボールを持ったときの落ち着き、判断が備わればいいチームができると思っています」

Q:シーズン途中、残留に向けてという状況でオファーを受けた心境は。
「シーズン途中という難しさはあります。途中から監督を引き受けたのも初めてです。ただ、どこの監督をやるにしてもプレッシャーはあるものです。難しさもあります。今までもそういうチーム状況で監督をやったことがあるので、そんなに変わりはないです。気持ち的に大変だなというよりはやりがいの方が強いです」

Q:現在のチームの状況を考えて、どんな戦い方が必要でしょうか。
「勝点を増やしていかなければならない。勝点3を取れるような気持ちを選手に持たせ、それをグラウンドで表現させることが仕事です」

Q:練習前に選手には何を伝えましたか。
「みんなに考えてもらいたいことは、来季もJ1にいるということ。そのためにチームが1つになって戦っていこうと伝えました」

Q:若手選手の育成についてはどのような方針で臨みますか。
「特別はないです。勝ち取ることだと思います。若手だから使うというわけではない。力があるから使って、そして成長していくと考えています。トレーニングの中で戦ってくれないと。ゲームに出る、レギュラーを取る選手はどんどん成長していくと思っています」

Q:神田強化部長へ。強化部長から見て、柳下監督とはどういう指導者ですか。
「直接指導しているところを見たことはありませんが、試合での様子や雰囲気から非常に厳しい指導をされていると思います」

Q:精神面で選手に求めていることは。
「コーチ陣に話を聞きましたが、落ち込んでいるようには見えないです。戦術的なところ、チームのやり方をある程度、差し伸べてあげれば。判断する材料を絞ればいいプレーができます。いいプレーの判断材料が多く、逆にミスすることもあります。1つのプレーでいいプレーをすることも。両方が言えると思います。時間をかけてやっていこうと。慌てない、丁寧にやることを習慣化させること。その辺は取り組んでいきます」

Q:ビッグスワンで指揮を執ることについての感想は。
「ビッグスワンは広く、サポーターの応援も一体感があります。それは対戦チームとしてやってきたときも感じていました。その中でゲームができることは楽しみです。サポートしてもらえることで、力を存分に発揮できると思います」

Q:サポーターへのをお願いします。
「我々がやらなければならないことは、サポーターに喜びを与えることです。それはゲームに勝つことです。特にホームゲームでは常に勝つ。持っているものを全部発揮するような試合をしていきます。熱い声援でサポートしてください」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着