●手倉森誠監督(仙台):
「勝点3が欲しいゲームだった、と。7月にホームで勝点3を届けていない。もちろんアウェイが先行していた月でしたけれども、この間のカップ戦では分けて、『今日こそは7月の勝点3をみんなに届けよう』という話をして挑んだゲームでした。
カップ戦に続いて、ホームで先手を取られている状況が続いてしまいました。そこは『チームとして反省しなければいけない』という話をしました。ホームで先手を渡して、ましてやこういった過密スケジュールの中で自分たちから苦しい展開を招いているということに関しては、反省しよう、と。ただ、そのあとでもしっかり追いつくあたり、そしてFW陣が今日も点を取ってくれるあたり、最初に点を許さなければ勝つ可能性がまた高まるわけで、『そういったチームになろう』という話をしてきました。
ただ本当に、中二日で、カップ戦から挑んだこのゲームで、他会場の結果を見れば、カップ戦を終えたチームはどこもよくて引き分けだったということで、今節はそういう節だったのかな、と。我々も貴重な勝点1を取ったのだろうというふうにポジティブにとらえたいと思います。
ただ、やはりホームでは先手を取りたい。次の横浜FMは清水に3-0(会見時点)で勝っていますが、ホームでしっかり先手を取って、8月の最初のゲームで勝点3を取れるようにまた切り替えてやっていきたいと思います。
本当に、7月の勝点3を期待してくれたサポーターの皆さんに届けられなかったということは申し訳ない。まだまだしぶといリーグ戦が続くということで、本当にリーグ戦も混戦になってきて、デッドヒートになってきて、ヒートアップしてくる。本当にたくましいチームが生き残るということをサポーターとともに共通理解して、次の節を迎えたいと思います」
Q:「ホームで先手を取りたかった」ということですが、今日は日程の違いによる疲労を考慮して、なるべく早めに先制点を取りたいというゲームプランでしたか?
「いえ、やはり、トータルでしぶとくやらなければいけない、と。ゲームの中で、まず向こうは前線に大きな展開をしてきて、ハードワークをしなければいけないということはわかっていましたから、結局連戦の勝負どころはアタッキングサードかディフェンディングサードしかないわけです。そうなったときに、彼らは取って、勢いで流れ、アタッキングサード、(つまり)我々のディフェンディングサードに入ってくれば早めにゴール前に入れてくるよ、ということはスカウティング済みで、そこは逆に相手がパワーを増すところですから、増すところは我々がじゅうぶん警戒しなければいけなかった。そういうところはやはり緩めれば取られてしまうということですから、本当に隙を与えず隙を突きたいというゲームのなかで、もちろん早めに点を取ったからといって楽なゲームになるわけでもないし、90分間をタフに戦おうというプランの中で、あの時間のポイント、あそこだけは本当にもったいなかったと思いますから、そこは本当に締めていかなければいけないと思っています」
Q: (25日のJリーグヤマザキナビスコカップの)F東京戦と同じ先発メンバーで、当初のゲームプラン通りに選手交代ができたのでしょうか?
「まずは、前節から同じメンバーで行った、というところに対して、『公式戦を戦っている我々の方が体力面ではきついかもしれないけれど、公式戦のゲーム勘では相手を上回っている』という話をしました。
今は本来のダブルボランチではないゲームをしているなかで、そこをいじってまで代えるよりも、やり続ける方がこの夏場のベース作りにはいいだろうな、ということも考えました。
F東京戦でシステムを途中でいじったことで追いついたこともありましたけれども、あえて今日はオーソドックスな4-4-2でトライしたのも、相手が2トッププラスサイドハーフで、前線に張り付いてくる、というようなところを考えたときに、4枚、4枚のユニットで挟み込める、という展開も考えて、そういう意味では同じメンバーでやり続けさせることを選びました。そこは、ビハインドだったりドローだったりしているときの仕掛けの駒というところでは、関口や武藤というところを出して、パワーアップはしたけれども最後の精度は欠いたな、と思いますから、あそこがもう少しスローダウンして正確なパスが通せたら、ゴールは生まれたのかな、と思います。関口もシュートを積極的に打ったり、というところでは、ゴールを取ろうとしたプレーですから、そこを高めてくれればいいなと思います」
Q:「やり続けた」収穫はどのあたりに感じましたか?
「次のゲームからわかることです」
Q:自分たちのペースで戦えなかったという前半立ち上がりの戦い方は?
「まずは大きいことをやって、相手陣内でサッカーをしたかった、というところですね。(渡辺)広大のところと(朴)柱成のところで、足下に入ったり相手のボールを引っかけたり、というような入り方が、連戦の中での入り方としてはまずかった、というところですよね。それで相手に勢いを与えてしまった、というところですから、はっきり言って鳥栖は前半の20分くらいまでは元気が良かったですよね。その間に失点してしまったということですから、前半の終盤では逆にこちらの方が走りきれている状況でしたから、あの入り方の部分は連戦だからこそ締めなければいけなかったということです。わかっていてできなかったことが、今回の反省点だと思います」
Q:試合全体を通して言えば、鳥栖にハードワークで走り勝ったことをどう思いますか?
「ホームの後押しを受けて、中二日で連戦での我々が、暑いところで日ごろ練習をしている鳥栖よりも走れたのかなというふうには感じていますから、本当に、パワーを注いでいるなかでのスピードをアップさせるところとダウンさせるところが、目一杯やっているのだけれども、コントロールできれば点を取れそうな気配はしています」
Q:夏場が苦手と去年まで言われている中で、監督は去年と比べて7月はどのあたりがパワーアップしたと考えていますか?
「動けている状況というのは、今年は上回っているというところと、実際にボールを去年よりも握れるようになってきているところで体力がもっているというところは思います。勝敗を見ればそんなに去年と変わっていないのかなと思いますけれど、ゲームの質は、ボールを握る時間帯を考えれば、そこは増えています。そこに自信を持って、8月にもう一回挑ませたいと思っています」
以上















