●遠藤保仁選手(G大阪):
Q:最高のゲームでしょうか。
「ま、結果的に5-0ですし、相手10人になりましたけど、前半かいい形でやれてたと思います。快勝というか、久しぶりにいいゲームできたかなと思いますけど」
Q:相手が10人になる前から良い形は作れていました。
「はい。そうすね。二川と倉田が中に入ってくれば、田口くんなりダニルソンなりの下で受ければチャンスになるかと思ってたので。その形でチャンスは作れましたし、セットプレーでも取れましたし、本当にいいゲームだったと思います」
Q:守備ブロックを引き気味にしていたのも、チームとして意思統一していた部分ですか。「相手が3トップで張ってきているので、自然とサイドバックの位置も下がりますし。DFラインが下がるのも仕方ないですし、気にしてはいなかったです。逆に前線の選手が取った時に置き去りにできるので、そうなれば中盤もフリーになりますし、前線で守備というより、しっかり引いて守備というのは、チームとしては意志統一もできていたので。ピンチらしいピンチもなかったですし、守備面でも非常に安定していたかと思います」
Q:守備で言えば、相手のシュートも非常に少なかったです。
「まあ、途中で10人になったことも関係あるかと思いますけど、最後のところでしっかりとやっていれば、ある程度ボール回されても問題ないと思いますので。今日は高さのある選手が向こうにいなかったので、そこだけ注意すればと思っていたので。全体的にコンパクトにやれたかなと思います」
Q:名古屋との対戦はボールをよく回せている印象です。
「基本的に4-3-3で向こうは来るので、ウチは4-4-2ですし、自然に中盤で数的優位作れるので、理に適っているっちゃあそうですし。しっかりボール回してと言うのはウチのやり方なので、それが出せたということです。いつも一発でやられる部分があったので、それに気を付ければ、間違いなくチャンスはあると思っていました。冷静に90分間やれてはいたと思います」
●丹羽大輝選手(G大阪):
Q:DFラインとしても良いゲームでしたね。
「まあ、ひとり退場してから自分たちのゲームができたので。あれだけスペースあればボールも回るし、ガンバのサッカーができたと思います。11対11なら全然わからなかったですけど、一人退場して楽になりました」
Q:相手はスピード系の前線で来ました。そこへの対応というのは。
「(永井)謙佑は僕が福岡で一緒にやっていたので、ある程度特徴は知っているし、スピードあるのはわかっていたので。逆にラインを高くして、無力化するというか、動き出しを極力やりにくくする考えで。あんまり引くんじゃなくて、今ちゃんと一緒にラインを上げて、スピードがあるからこそ、ラインを下げないで動き出しにくくするようには心がけてました」
Q:今日はインターセプトも多かったですね。
「そうですね、やっぱりそこがガンバの守備の生命線だと思うので。ライン高くしてコンパクトにしている時が一番いい守備ができている時です。それができなかったのが以前で、ズルズル下がってフリーでシュートを撃たれていたので。常にラインを上げてコンパクトにするというのは、僕の仕事でもあるので。そこは常に意識しているところです」
●今野泰幸選手(G大阪):
Q:初ゴールですね。
「ラッキーです(笑)」
Q:5得点で無失点、会心のゲームですね。
「そうすね、相手がひとり退場になったのがすごく大きかったですけど、そのあともみんな集中していたし、何本もカウンターのチャンスがあって、そこをしっかり決めることができたし、守備もしっかりリスクマネージメントしながら、ゼロに抑えられたというのは、次につながると思います」
Q:相手のシュート数が非常に少なかったです。
「わからないですね、あんまり憶えてないです。集中していたし、とにかく無失点を意識していたので、シュート何本打たれたかは憶えてないです」
Q:前半から守備ブロックは引き気味に感じられましたが。
「いや、何か前半立ち上がりからけっこう相手が来てて。2列目からも飛び出してきたので、けっこう怖さはありましたし、そこをみんなでコミュニケーション取りながら、ゼロに抑えたというのが大きかったと思います。ちょっと難しかったです、対応は。淳吾とかが出てきたりして、けっこう怖さがありましたね。あんな簡単に危ない場面作られてしまったんで」
Q:これで4試合負けなし。徐々にチームの歯車が噛み合ってきましたか。
「それはありますね。試合前からも、やれるって感じが出てきましたし、選手みんなに。何といってもレアンドロやアキ(家長)の収まりがいい。点を取ってくれるって感じが出てきたので、練習からでも。だから試合でもやってくれるって期待もある。その分、守備で頑張っていれば決めてくれるって気持ちがあるから、そういうので歯車が噛み合ってきた感じはしますね」
Q:レアンドロ選手が素晴らしかったですね。
「いいっすね。すごいっす。動き出しがいいし、だから相手のDFラインも下がるし、二川さんとかヤットさんもフリーで持てる。それでスルーパスとか。間、間のパスが増えてきてるし。これがガンバの攻撃なのかなって。相当、相手にとっては脅威だと思いますよ。こういう感じがガンバなんじゃないかなって思いますけど」
Q:得点シーンについては。
「あれは、たまたまです。ショートコーナーで、いきなり始まったからオレもびっくりして。ふらふらしてたら目の間にボールが来たって感じです。ヤットさんも僕を狙ってはいないと思いますし、僕も狙ってないから、本当にいいボールが来たって感じです。どフリーでしたよ、どフリーすぎて緊張しました(笑)」
Q:あの得点が大きかったと思いますが。
「まあね、点取れば、点差が開くことによって相手も諦めるし。集中力も欠いてくると思うんで。点数はなるべく多く取りたいですよね」
●藤本淳吾選手(名古屋):
Q:何とも振り返りにくい試合ですが…。
「いやまあ、こうやって20周年の記念試合でユニフォームも違って、サポーターも3万人集まってくれて。良い雰囲気作ってくれたのに、申し訳ない。怒られても仕方ないです。でも、5点取られたのは、ひとり少なくなって多少のリスクを背負って取りに行かなければいけなかったから、何点取られても変わらない試合だったし。でも、もうちょっと…。動きの連動も前半はあったけど、ひとり少なくなってからは10人でひとり少ないのに、何で止まっちゃうのかなっていう。サイドに張ってるだけとか、戦術だからしょうがないですけど、10人だから臨機応変にやるのが選手だし。まあ、トゥさん(闘莉王)とかいないと迫力ないのかなって感じがしますね」
Q:0-0の時に守備を頑張っている姿も見られました。
「最近失点が多かったんで、自分は攻撃が持ち味というか仕事なんですけど、とりあえずあんまりダニ(ダニルソン)の横のスペースをポンポンと使われるのが嫌だったので。まずは守備からってのを今日は意識したというか。守備から攻撃って順番を決めていたので。守備をサボらないように」
Q:今日の前線3人の組み合わせで、どのように攻めるかという話し合いはあったのですか。
「11人で戦っている時に、永井が1トップにいる時に、うまく使ってあげられなかったというか。カウンターもサイドに出しちゃったりしたんで、簡単に一発、ヨーイドンというのを出してあげればよかったなというのは、思いますね」
Q:あまり左サイドにボールが行かなかった印象もあります。
「ずっと右にいたので、僕のところでサイドである程度高い位置まで行けたりとか。まあでも、ガンバにとってはそんなに危ないという場面にはならなかったと思いますけど」
Q:後半はメンタル勝負でした。
「立ち止まっているというか、しんどくて動けなかったですね、正直。10人で一人一人が走る距離も伸びたし。そう簡単には行かないですけど」
Q:ポゼッションしてくる相手に対し、引いて守るリスクというのは考えましたか。
「そうですね、難しいところですけど。ヤットさん(遠藤)のところを潰すのか、ヤットさんから出たところを潰すのか。なかなか、ワイドにやってる分、スペースはできてしまうんで、夢生とズミががんばって絞ってくれてはいたんですけど、下がらざるをえない状況とか、そんな感じです」
●増川隆洋選手(名古屋):
Q:あの場面、ピッチ状態も影響しましたか。
「いや、別に何も問題なかったです。自分のミスですし、こういう大事な試合でこういう結果を招いてしまって、全てのお客さんと一生懸命プレーしている選手と、応援してくれるサポーター、全てのスタッフに申し訳ないですね…。こういう、なんて言っていいかわからないですけど、申し訳ないです…」
●永井謙佑選手(名古屋):
Q:残念な結果となりましたが、今日の試合を振り返って下さい。
「自分達のミスから失点をしました。前半の立ち上がりは自分達のリズムで戦えていたのですが、そこから自分達で崩れた試合だったと思います。しっかり反省しなければいけないと思っています」
Q:退場者が出た事が大きかったのではないでしょうか?
「1人少なくなって、なかなか攻撃が仕掛けられなくなりました。守備面でもずれが生じ、大量失点をしてしまいました」
Q:久しぶりに名古屋での試合でしたが、連携面での印象は?
「問題はありませんでしたが、後半はしっかり攻められなかった事を反省しています」
Q:この苦しい状況を打破するには、何が必要だとお考えでしょうか?
「しっかりと気持ちを切り替え、また1からやる事が大切です」
Q:今日は20周年記念試合、多くのサポーターが集まりましたが?
「沢山の方に集まってもらいながら、こういう情けない結果になってしまった事が申し訳ないです」
●楢崎正剛選手(名古屋):
Q:残念な結果となりましたが、今日の試合を振り返って下さい。
「応援してくれたみなさんに、申し訳ないです」
Q:信じられないスコアとなってしまいましたが、今日の敗因はどこにあったとお考えでしょうか?
「それはもう少し考えさせて下さい」
Q:現在のチーム状況を、どう捉えているのでしょうか?
「流れが悪く、ちょっとした事もうまくいかなかったりしています。ディフェンス陣も以前は安定感があったのですが、最近はプレッシャーを感じているのか、思い切ったプレーができなくなっています」
Q:今後に向けて、抱負をお聞かせ下さい。
「本当に今日は情けなく、申し訳ない試合をしてしまいました。そのひと言につきます。また次の試合をしっかり戦いますが、いまは少し、頭の整理をしたいと思います」
●小川佳純選手(名古屋):
Q:残念な結果となりましたが、今日の試合を振り返って下さい。
「前半の立ち上がりは悪くありませんでした。それでもセットプレーから失点し、相手に余裕を与えてしまいました。簡単に得点を与え、その後歯車が狂ってしまった試合でした」
Q:今のチーム状況で、先制されるとやはり厳しいのでしょうか?
「先制されると、相手に自由を与えてしまっています。取り返そうと自分達が前掛かりになり、その結果を裏を取られて失点を重ねる、そういう悪循環に陥っています」
以上
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