●森下仁志監督(磐田):
「いつもそうですが、たくさんジュビロサポーターに来ていただき、選手の背中を押していただいたと思います。また、被災地の岩手県からたくさんの方々に来ていただき、選手にはその方々に自分たちが勇気を与えられるよう勇敢にプレーしようということを言わせてもらいました。それからジュビロのサッカースクール生が心肺停止から一命を取りとめ、今日一時退院した中で足を運んでくれました。そういった困難な状況を乗り越え、小さいながら闘っている子どもに勇気を与えるにはいつも以上のプレーをしないと与えられないと選手に伝えました。選手が立ち上がりから特に球際の執念を出してくれましたし、それが報われた試合だったと思います」
Q:今週、シュートの精度の共に球際の粘り強さといったことを改めて植え付けてきたと思いますが、そのあたり、この試合でできた部分とできなかったことを教えてください。
「まず一つは、球際の部分で言うと攻撃の始まりのところで上手くいかない状況もたくさんありましたが、セレッソさんのプレッシャーの中でボールをマイボールにしようとする執念がゴール前にもつながったと思います。シュートの精度も選手の能力が高い分、これだけ早く実現したと思いますし、これをやり続けなければいけないと思いますし、1試合で終わらないようにまた練習からボール際の強い執念を植えつけたいと思います」
Q:小林祐希選手の投入の意図は?
「彼は菅沼駿哉と同じで小さい頃からチャンピオンですし、そういうメンタリティーを持っている選手です。さらに加入してから特にメンタルの部分で非常に落ち着きが出てきていましたし、今日どこから彼の強さを出したいと思っていたのであのタイミング、状況での起用となりました。ピッチに出ていく時から表情も違っていましたし、力強いプレーで空気を一変させてくれたと思います」
Q:エースの待望のゴールが効いたと思いますが、前田遼一選手の評価は?
「前半からたくさんシュートチャンスがありましたが、それ以外にも背後への動き出しや守備もそうですし、120点の出来だと思います。ハイパフォーマンスを持続してくれている分、(前田)遼一に関しても今までの頑張り、今日の試合の頑張りが報われた2点だったと思います」
Q:ペク ソンドン選手を先発起用した意図と彼のプレーの出来は?
「U-23韓国代表とは少しサッカーのやり方が違うかもしれませんし、そのあたり、少しコンビネーションの部分でどうかなという部分は試合前にはありましたが、彼のスピード、背後への動き出し、球際の強さ、コンビネーションといった部分では1か月いなかったことが嘘のようでした。相手にとって本当に嫌な選手だと思いますし、やはり彼がいるといないのとでは心強さが違います。また1週間練習することでもっともっとよくなると思います」
Q:駒野選手についてですが、以前、クロスの種類が増えるなどさらに進化しているというお話をされていましたが、この試合ではいかがでしたか?
「(前田)遼一もそうですが、中2日で北海道からの移動もありながら本当によく走ってくれたと思いますし、あれだけ走ってあれだけクロスを上げられるのは日本、さらに海外でプレーしている日本人選手を含めても彼しかいないと思います。そういった形をもっともっと出せるように周りのコンビネーションをもっと高めていきたいと思います。
彼ら(駒野友一、前田遼一)は今まで一度も弱音やしんどいと言ったことはありません。それが彼らが日本代表であり続けている要因だと思います。いい見本がいますし、今若い選手も多いので、その強さも球際同様見習っていってほしいと思います」
以上
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