●奥野僚右監督（山形）：

「声（ハスキーな感じ）を聞いていただくと判るようにだいぶん入れ込んでおりました。そういった中で選手が立ち上がりのホイッスルから終了のホイッスルまでたくましい姿で戦い続けてくれた。勝利を目指して最後の１つのプレーまで戦うことができたことは良かった。もう少しのがんばりというところを選手は攻撃でも守備でも表現してくれた。スコアのところのシュート数やCKの数であったりに集約されていると思う。甲府という首位を走っているチームと多くのサポーターに注目されているゲームをすることができた。それに値するゲームができたと思います。なおかつ平日の夜にもかかわらず山形から多くのサポーターが来てくれ、声をからして応援してくれた。改めて我々は幸せな環境でゲームをできていることを感じた。今日のようなゲームを残り１２試合続けて結果を追い求めたい」

Q：今日は守備の堅さが目立ったと思うが選手に対する指示は
「選手にミーティングで話したことは全員攻守だということ。全員攻撃、全員守備という意味ではなく、どんな場面でも攻撃にかかわる人がいて、守備にかかわっている人がいる。攻撃しながら守備にかかわっている人がいて、そこを隙なくできるということが相手の強力なアタッカー陣を抑えるポイントと思って選手に伝えた。裏返すと、自分たちがボールを持っていない守備のときも攻撃の眼をしっかりと意識しろと伝えました」

Q：残り１２試合になったことは３人目の交代では采配に影響するようになったのか
「そんなことはない。開幕から１試合ごとに勝点３を狙ってやっているから引き分けでいいなどと思ったことは一度もない。采配もいつもと変わらず得点と追加点を狙っていくつもりでいます」

以上