今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第23節 広島 vs F東京】試合終了後の各選手コメント(12.08.25)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●高萩洋次郎選手(広島)

Q:チャンスもたくさんありましたね。
「はい、その通りです」

Q:でも最後、ゴールネットを揺らすことができなかった。
「数多くチャンスをつくって、決定的な場面もあった。相手にはそんなに崩された形はなかったと思う。でも、こういう試合をモノにできないと、このまま上位にいることは難しい。どんな形でも1点・2点と取って、失点しないで勝つことをできるように、修正しないといけない」

Q:前半からいいパスを通せていた。
「相手も前がかりにきていたし、攻撃に人数をかけてカウンターからもいい形でチャンスをつくれていた。だから、前半の早いうちに点を取れればよかった。先に失点してしまうと、守られてしまってキツくなる。戦い方はそんなに悪くないと思うので、先に失点しないこと。先にゴールを奪うことができれば、今日はもっと楽に試合を運べたと思う」

Q:試合開始からマークもキツかった。
「いや、そんなに厳しかったという感じではなかったし、クサビも入っていた。前の3人でコンビネーションできた場面もあった。そんなに止められたという意識はない。攻撃はかなり全体的にしっかりとボールを動かして、我慢してチャンスをつくることができていた。本当にゴールだけだったと思います」

Q:相手は形を変えてきていた。
「変える前の形では僕らはやっていないので、今日の形がやりやすかったのか、やりにくかったのか、そこはわからない。ただ、僕的にはそんなに嫌な感じではなかった。スペースもかなりあったので、フリーでボールを受ける場面もかなりあった。だから、もっと決定的な仕事ができるようにしたい。ゴールが入らなかったということは前線の選手の責任なので、ゴールを奪えるように、次はやっていきたい」

Q:石川のクロスでスルーし、シュートを打たなかった場面は?
「シュートを打たなければいけないと思います。後ろから声がかかったので打たなかった。でもああいうところでシュートを打ってゴールにつなげるのが仕事だと思うので、もう少し意識を変えていかなければいけない」

●佐藤寿人選手(広島)
「前半のうちにスコアを崩さなければいけない試合でもなかった。前半はコントロールした中で、すごく我慢比べのような戦い方だった。その中でもゴールにつながるようなプレーは、少なからずウチの方が多かったと思う。先制された後も、ウチがコントロールしてゲームを進めていった。自分自身も決定機はあったので、そこをしっかり決めていれば、悪くても1ポイントは取れた。決めることができなくて責任を感じる。ああいう苦しい試合で、敗戦を敗戦にしない仕事は、ストライカーのできる役割の一つ。その仕事が、今日はできなかった。自分自身に対して非常に悔しい想いがある。決めるだけと言えば決めるだけだった。問題は全部自分の中にある。あのシーンでももう少しいい判断、技術が出せれば(ビッグチャンスの)2つとも決めることができた。アディショナルタイムでも、ああいうところに足を止めずに入って行けたこと、最後のボレーで合わしたシーンなどを自分の中できちんと消化して、次にああいう場面が来れば、しっかり決めようと思う。このミスから学んで、ゴールにつなげたい。今までもそうだったが、そういうミスをしながらもそこから学んでゴールにつなげる。もちろん(今日のチャンスを)決めたかった気持ちはあるし、そういう仕事を自分ができなかったから、負けてしまった」

Q:F東京に押し込まれた印象ではない。
「全然ないです。ゲームを見ていればわかると思うが、ウチの方がチャンスは多かった。F東京にしてみれば、決められなくてよかったなというところじゃないでしょうか。最後のノリ(石川大徳)のシーンも、守られたのではなく、ウチが決められなかっただけ。この敗戦は、ウチの側に問題があった。逆に、これをしっかり消化すればいい」

Q:勝点差が詰まったという感じですか?
「勝つことともあれば負けることもある。上位にいるチームの潰し合いもあるし、下位相手に負ける試合もある。前節、仙台が札幌に負けたこともそう。そういう意味では簡単なゲームは一つもない。だからこそ、負けないことが一番重要。あとは直接対決で、理想としてはしっかりと勝点3を獲ること。直接対決で上位陣に対して勝点差を広げていくこと。もし負けるのであれば、下位に負ける方がまだ痛くはないかなと感じる。
まだ自分たちの闘いでどうにもできる位置にいる。次はアウェイで難しいゲームになるが、こういうところで続けてポイントを取ること。ここでチーム力が問われる。残り11試合もあれば、ゲームの中のクオリティの差は出てくる。いいゲームができる時があれば、そうでない時もある。勝つこともあれば、負けることもある。できれば負けることなく、勝ったり引き分けたりが理想だが、勝ったゲームでもそこから学ぶこと。敗戦でも(内容を)整理して、残りの試合につなげることが大事。当然、今日の試合で修正するところはいくつかある。一番は、フィニッシュのところ。そこははっきりしている分、いいのではないか」

Q:疲れとかプレッシャーとかはありますか。
「いや、ないです。これが残り5試合になればそれもあると思いますが、まだまだ試合はある」

Q:ホームで勝てないのは歯がゆいですね。
「歯がゆいですね。本当にたくさんのサポーターの方に来ていただいた。これだけ来ていただいたのに、という想いもある。今日は夏休み最後の試合で、たくさんの子供たちの姿が見えた。その子供たちのためにも、という想いはあったから………、悔しい。前回の清水戦で負けた時も、サポーターが歩いて離れている駐車場まで移動している姿をみると、なんていうのかな………、せめて僕らが勝って、喜んで歩かせてあげなければいけないなという気持ちになった。負けて、何も残らない、悔しさだけが残る中で、ああやって駐車場まで、しかも上り坂の道のりをサポーターに歩かせるというのは…。本当に…、それだけ自分たちはやらなければいけないんだなと感じる。
次はアウェイですが、しっかりとポイントを取って帰ってきて首位で帰ってきて、次の仙台戦でホームのサポーターに対してお返しできるようにしたい」

●水本裕貴選手(広島)
「振り返ってみれば、決定的チャンスを与えたのは失点シーンだけだった。ただ、F東京は一発で試合を決める選手がいる中で、90分の集中が必要だった。失点シーンは(清水)航平のクリアから始まったと思うんだけど、カジ(梶山)のところに対して後ろが気になって、僕が詰め切れなかった。あそこでもっと厳しく行っていれば、と思う。ただ、失点してしまったことは変わりないので、次は失点ゼロでいきたい。もっとも、失点以外のところでいえば、悪くはなかった。相手がボールを持っていても慌てることはなかった。
攻撃面でいえば、個人的にはもっとサイドを使えればよかったと思う。相手は3バックだったし、真ん中を固めてきた。だからサイドでもっと工夫して、3枚のうちの1枚を引きずり出すとか、ワイドから仕掛けてクロスを入れるとか。後ろから見ていると、真ん中からの攻撃に偏っていたように見えた。チャンスになったところは、いい形で相手を揺さぶれたところからだったし、ああいう攻撃を続けないといけない。後半、サイドはウチの方がフレッシュだったし、もっと仕掛けてもよかった。クロスに対して(佐藤)寿人さんや(石川)ノリのビッグチャンスが出来たし、相手はクロスの対応に問題を抱えていたので、もっと簡単にやれればよかった。(森崎)浩司さんが引いてきたところで、中に人数をかけるために(青山)トシやサイドの選手が入ってきたりとか、もっと工夫が必要だったかもしれない。あとは、最後のところを決めきること。ウチは何本もあったし、相手は1本で決めている。そういうところは、相手を見習わないといけない。
今日は、寿人さんは残念だったけれど、あれだけの動きをしてくれている。マークが厳しくなってもチャンスをつくってくれている。だからこそ、僕や(森脇)良太がいい形で攻撃参加して、前の選手をもっと楽にしてあげたい。内容はよかったけれど、ホームで連敗。今日も2万3000人以上も来てくれたし、本当に残念。でも、反省するところはしっかりと反省して、前に進みたい」

●石川直宏選手(F東京):
「今日は広島相手に1点とって勝つことが出来たのは良かったです。全体的にも集中を切らさずに勝点3をとることができました。(狙い通り?)狙い通りですね、相手もやりずらそうにしていましたし、いつも広島と試合をすると相手のリズムになってしまうのですが、今日はそうさせませんでした。守りも良い形でチェイスが出来ていたと思います。数は少なかったですが、チャンスをいくつか作ることが出来ましたし、これをこれからも続けていきたいと思います」

●ルーカス選手(F東京):
「チャンスはあまり多く無かったですが、少ないチャンスで集中して打ったシュートが入って良かったです。今日はお互いのストロングポイントを消しあったようなゲームでした。チャンス自体はどちらのチームも多く無かったですね。多くのチャンスを作れればよいのですが、サッカーはそんなに簡単ではないですし、今日はその中でも点を取れて良かったです。コンディションは今は95%くらい、もっと良くしていきたいです。(得点シーンは?)どちらの足で蹴ったかも覚えていないんです。本能的に蹴ったような感じです」

●高橋秀人選手(F東京):
「こちらが1点とった後に相手も勢いづいたような印象でした。こちらは相手の攻撃陣のディフェンスにアップアップして大きくボールを蹴ってしまう場面もあったので、それを別の方法にしていればもっと良かったかもしれません。それだけ相手の攻撃は脅威でした。佐藤寿人選手の裏への飛び出しをケアする守備を意識しました。2、3回コンビネーションから危ないシーンを作られてしまったので、その部分を今後修正していきたいと思います」

●権田修一選手(F東京):
「もうちょっとボールのところに常にファーストディフェンダーが決まった戦い方ができたらいいかなと思います。
役割をはっきりするのか、ゾーンで誰が行くのか、ディフェンスラインは高く保って深くないと思うので、もうすこしチャレンジ&カバーができたらいいかなと。
あとバイタル周りのところでももう少しプレッシャーにいけたらいいと思う。
後半最後の方にヨネ(米本)やアーリア(長谷川)がちょっとずつプレッシャーをかけられるようになって最後の所をうまく守れたと思う。
うちはマンツーマン気味の要素が強いので、一対一にこだわりをもってやらないと、最後二本くらいピンチがあったので、紙一重になってしまう。
10回やって10回勝つためにはそこの部分の精度を上げていきたいと思う」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/19(金) 12:00 Jリーグ審判レポート(シンレポ!)#19『現役選手が本音で語る!2025年のレフェリング総括!』