●ストイコビッチ監督(名古屋):
「今日は難しいゲーム内容でした。ただ我々のやりたい事がピッチ上でできて、勝点3を取って名古屋に帰ることができます」
Q:出場停止の選手もいて、かなり守備的な戦術を用いましたが、ストイコビッチ監督がいつも考えているサッカーと違う展開になりました。その決断をするのは辛かったのでしょうか?
「難しい決断というより、現状に適応されるしかなかった。ベストなチーム作るのが私の仕事ですが、いいチームを作るためにトライしています。
戦術的に今日は、とてもしっかり準備してはまりました。そこが今日の優先順位が一番で、うまくいったところだと思います。フロンターレの方にある程度サッカーを『エンジョイ』してもらいましたが、勝点は0ですよね。理想のサッカーは1つですが、結果は違います。モウリーニョ監督もインテルやチェルシーでああいうサッカーをしてヨーロッパチャンピオンになっています。これが初めての決断だと思います。やはりこのような戦いは理想ではありませんが、現状に合わせなければいけませんでした」
Q:ディフェンス面で一番気に入った所は?
「一人一人がまとまった団結力でしょうか。これが守備でうまくいっていたと思います。犠牲心を持ってチームのために戦ってくれた。玉田も永井も金崎も全員が戦って守備をしてくれた。本当に今日は勝ちたかったです。インテリジェントな頭を使ったサッカーで勝ちたかったです」
Q:永井選手のコンディションについて。疲れが残っているように見えたが。
「ハーフタイムに体調を聞きましたが『疲れていない』という返答でした。あなたの方が間違っているかわかりませんが(笑)。私は選手を信じなければいけない立場です。彼自身はいいポジションにいましたが、彼にいいパスを出さなかったというのもあります」
Q:後半最後の場面で藤本選手に大きなチャンスがありました。試合後どういう言葉をかけましたか?
「ロッカールームでとても怒りました。ただ、あそこで結果を出していれば一番よいと思いますが、彼も疲れがあったと思いますし私もベンチにいて疲れました。言い訳は通用しませんが、次はしっかり入れて欲しいと話をしました。
満足しているのは結果のみではなくて、選手たちがやることを理解してくれた。特に勝ち方を学んでくれた。ホテルのミーティング話した戦術を守ってくれてうれしいです」
Q:(現実的な戦いをした今日の戦いを)監督から見て、日本のチームで美しくて強いチームはありましたか?
「Jリーグでは、インテリジェントあふれるサッカー、頭を使ったチームが勝者だと思います。私たちはこの間のG大阪戦でいいサッカーをしたが5−0で負けた。ですから、いいサッカーをしても負けてしまうのは情状(酌量)がある。今日のゲームを振り返ると、置かれている現状をしっかりと見据えて、今日はそういう戦術を組んでいた。ケネディ、ダニルソン、増川、磯村などいない中で、何ができるのか。やはり私が持っている中でのサッカーをしたまでだと思います。今日のサッカーというのは、私の仕事の中でも本当にクレバーな、頭を使ったサッカーをしたと思いますし、金崎のポストに当たったシュートや藤本のシュートなどありましたが、この2つのシーンとゴールを決めた1点で十分だったと思います。
(会見も)これで十分ですよね(笑)」
以上
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