●奥野僚右監督(山形):
「今日は終始先行される形で、77分に勝ち越し点を挙げられて敗れることになりました。鳥取がアグレッシブに戦う、意思統一されたチームであって、そこを警戒していましたけど、彼らの総力、組織力に押し込まれた印象です。結局、そういうところで後手を踏むような戦い方になって90分間を終えてしまいました。相手がとても素晴らしかったと思います。自分たちに、あと少し何かできることはないかな、というところはあったんですが、この結果をしっかり受け止めて、3日後に向けて気持ちを切り替えるよう選手には伝えました。悔しがる以上に、自分にできることを一つずつやっていく。リーグ戦が残り9試合あるので、1つずつ試合をしっかり物にしていきたいと思っています」
Q:ハーフタイムにどんな指示を出したのか
「選手には、サイドから崩していこうという話をしました。それと同時に、もう少しの落ち着きと、もう少しの正確さをもってプレーしていこう、と。あと1点、風下になるわけですから、その対応をしっかりしていこうという話をしました」
Q:萬代選手の投入の意図は
「選手交代は、チームに活力を与えるために交代しようという意図はありました。多少運動量が落ちてきた選手を代えると同時に、最後の萬代選手については、ゴール前での可能性を、もっと広げてあげたかった。そういう意図で投入しました」
Q:鳥取への称賛が多かったが、山形に足りなかったものは
「トータルで見て相手が上回ったということが、この結果だと思います。少しずつのプレー、すべてにおいて相手が上回ったので、ガイナーレが得点した。そこは勝利への執着心もそうですし、気迫の部分も大きい。少しずつ、相手が上回ったという認識です。自分たちが失点して、ガイナーレが得点したシーンを見れば分かるように、最後まであきらめない気持ちだったり、積極的にアクションを起こす、ゴールへ向かう姿勢、それらが自分たちより相手が上回ったと思います」
以上
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