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【J2:第39節 鳥取 vs 大分】プレビュー:“負けられない”鳥取と、“勝ちたい”大分。残り4試合、それぞれの目標に近づくのは?(12.10.21)

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前節終了時点で21位、残留争いの渦中にある鳥取と、J1昇格を目指して3位につける大分。残り4試合の目標が好対照な両クラブが、鳥取のホーム、とりぎんバードスタジアムで激突する。

鳥取は前節、愛媛とアウェイで対戦して0−0で引き分け。残留争いのライバルである富山に敗れた前々節もアウェイで、カシマスタジアムで行われた10月10日の天皇杯3回戦、鹿島戦(延長戦の末に1−2で敗戦)も含めると、実質的なアウェイ3連戦という難しい状況だったが、何とか勝点1を積み上げた。同日に敗れた最下位の町田との勝点差は4。残り4試合のうち3試合がホームゲームで、今節から大分、熊本と対戦するホーム2連戦で少しでも勝点を積み上げ、残留争いの中で優位に立ちたい状況となっている。

大分は前節、千葉にアウェイで勝って3位に浮上した。前々節はホームで横浜FCに敗れるなど、終盤に入って勝負どころで勝点を伸ばせなかったが、千葉戦は9分に先制されたものの、後半に2得点を挙げて逆転勝利。他の上位陣が軒並み勝利を逃しただけに、価値ある勝利となった。
大分は今季、過去にJリーグ公式試合安定開催基金から融資を受けた6億円のうち、未返済分の3億円を期限内に完済できなければ、J1昇格の資格を失うという苦境に陥っていた。しかし、10月12日に完済が発表され、昇格が可能に。千葉戦は、その直後ということもあって負けられない一戦だったが、見事に勝点3をつかんだ。自動昇格圏内となる2位以内も射程圏内に捉え、今後は勢いに乗って勝利を重ねていけるかが問われる。

こうした両チームの状況が、戦い方にも影響を与えそうだ。鳥取は最近のホームゲームで、29節は千葉、33節では山形に、いずれも2−1で勝ち、昇格を争う上位クラブから勝点3を奪っている。もちろん今節も再現を狙いたいが、いずれにしても勝機を見いだすためには、粘り強く守り、できるだけ長く失点しないことが必要。その結果として引き分けに終わっても、(町田の結果によっては差が縮まるとはいえ)大分とのチーム状態の違いを考えれば、必ずしも悪い結果ではないだろう。
しかし大分にとっては、アウェイとはいえ、残留を争っている下位相手の引き分けは痛い。勝点3のためには、どこかで均衡を破らなければならず、両チーム無得点、あるいは同点で終盤に入った場合は、リスク管理とのバランスが難しくなる。

ともに負けられない試合だが、より“負けたくない”のは鳥取であり、大分は“勝ちたい”試合と言っていいだろう。前節で2得点を挙げた森島康仁、得点ランク4位タイの14得点を挙げている三平和司などを擁する大分の強力攻撃陣に、リーグ最多失点の鳥取守備陣がどこまで対抗できるか。今季13節の対戦では、ホームの大分が開始3分で先制し、後半にも2得点を加えて3−0で快勝している。先制点がどちらに、どんな時間帯で生まれるかによって、試合の流れが大きく変わりそうだ。

以上

2012.10.19 Reported by 石倉利英
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