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【J2:第10節 栃木 vs 岐阜】プレビュー:今季2度目の連勝を狙う6位・栃木。高いモチベーションを維持できるかが勝敗の鍵を握る。岐阜は最下位脱出を懸けた絶好機を物にできるか。(13.04.21)

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苦しみながらも徳島から勝点3を持ち帰って来た栃木は、昨季の最高順位である7位を上回り、プレーオフ圏内の6位にまで順位を上げた。昨季は一度も6位以内に食い込めなかったことを考えれば、まだまだシーズン序盤とはいえJ1昇格を視野に入れられる順位にいる意味は小さくないはずだ。目指すべき位置が見える状態で戦えることは、それだけでひとつのモチベーションになる。

さらに順位を上げて行くには、積年の課題である下位チームからの取りこぼしをなくさなければならない。そう考えれば、今節の最下位・岐阜との一戦は、昇格に向けた試金石になるだろう。下位を相手にしっかり勝ち切る成功体験を、早い段階で経験しておきたい。
「岐阜はなかなか勝てていないけど、それは僕達には関係がないこと。ただ、どうしても気持ちが緩みがちになるので、しっかり気を引き締めてプレーしなければいけないと思う」
古巣の岐阜戦に向けて「絶対に勝ちたい」と闘志を燃やす菅和範は、相手をリスペクトしながらも「敵は自分達」だと言い切る。松田浩監督も「自分に負けないこと」を何度もポイントに挙げた。前々節の水戸戦では序盤に相手を圧倒したことで途中から気が緩み、軽率なミスから流れを明け渡してしまった。一度、痛い思いをしているだけに、同じ過ちは繰り返したくない。G大阪や神戸と対戦する時と同じモチベーションで試合に挑めるか。まずは、この試合に懸ける覚悟を立ち上がりから示したい。

いい入り方が出来たのならば、そこで先制点を取り切ってしまうことが理想。ここ2試合は序盤から相手を凌駕しているものの、前半に先制点を奪えずに自分達で試合を難しくしている。タイトな3連戦の疲労は確実に蓄積されているはずで、後追いの展開になれば必然的に体力の消耗は激しくならざるを得ない。逆に早い時間帯に先制できれば心に余裕が生まれ、相手の焦りを誘える。焦れてくれれば持ち味のカウンターが冴え渡る。勝利したことで明確になった課題を、ここで解消しておきたい。

開幕から苦境に立たされている岐阜。前節の富山戦では一時、デズモンドの「デズゴール」で同点に追い付きながらもアディショナルタイムに被弾して敗れた。人数が揃っていながらもサイドチェンジを許したり、クロスに対してマークに付き切れなかったりと、喫した3失点はいずれも集中力の欠如が招いたものだった。直近の2試合では複数得点をマークしており、課題だった得点力不足は解消の兆しが感じ取れる。せっかくゴールが取れるようになったのだから不必要な失点を減らしたい。今季2勝目を挙げられれば、熊本と群馬の結果次第では最下位からの脱出も見えてくる。昨季の対栃木戦は1勝1分と負けなし。相性の良さを活かしながら、この3連戦を勝ち越して終わりたいところだ。

「スタメンで出る選手は90分の中で体力が持つ所までやり抜く必要がある。もし交代することがあっても、徳島戦のように途中から出た選手が試合を決めてくれるはず。まずは、自分のやるべき役割をしっかり全うしたい」(廣瀬浩二)
徳島戦では交代カードが奏功し、控えだった杉本真とサビアが決勝弾を生み出した。中2日のスケジュールの中で、理想的な勝ち方が出来たと言える。過密な3連戦ゆえに今節も総力戦になることは十分に想定できる。そうなれば、スタートの11人だけではなく、サブも含めた18人全員の力が求められてくる。「誰が出ても勝負を持ってくることがチームとして一番大事になる」とは杉本。総力を結集してこの難局を乗り切り、今季2度目の連勝を狙う。

以上

2013.04.20 Reported by 大塚秀毅
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