●反町康治監督(松本):
「えっと、風邪をひいています。聞き苦しくてすいません。試合の方はとりあえず、ワンサイドゲーム。我々の力からすると、マジョルカとバルサがやっている様なものですだからね。それはなかなか上手くはいかないんですけど、要点をしっかりと抑えるディフェンスができたのは、素晴らしかったと思います。1年前を観ている様な姿でしたね。3連戦の三つ目で、試合に負けていれば多分グラウンドで動けなくなっていたかと思いますけど。そこまでよく死力を尽くして頑張ったかなと。ミーティングでは準備の段階で、ミーティング前の準備の段階ですね、かなりヘロヘロになるまで走り込みをしましたけれど、その差が今日、こういう3連戦の試合に出ますよという話はしました。実際、後半の20分過ぎからですかね、最初はイーブンのボールは全て向こうでしたよね。イーブンのボールでも我々が触る回数が多くなったりとか、要するにそこの部分で力強さが出てきた。それがどんな形にせよつながったのかなと、そういう風に思います。本当だったらもっと綺麗なサッカーを私もバルセロナのファンですし、マジョルカのファンでは決してありません。でも我々は、現段階での持っている力を考慮した上で一番ベストな試合ができたという風なことだけは言えると思います。まだまだ課題は多いんですけど、今日は少し自信になったのかなと。またGW最終日ということで、沢山、松本からも応援に来て頂いて、本当に感謝しています。本当に松本が一つになったゲームかなと思います」
Q:得点の場面、船山選手がキッカーでしたが、あれは指示ですか?
「いや、後半、パク(カンイル)がいないので、鐡戸でしたね。鐡戸がいなくなってしまったので。本当は楠瀬かなと思っていたんですけど、そこは任せたというか、まあちょっと狙いがあったので。あれは船山が蹴って、最終的には良かったかなということですね。もしかしたら、声が出ていれば楠瀬と言ったかも知れないですけど、今日、声が出なかったので」
Q:要点を抑えたディフェンス、とありましたが、具体的には?
「これは京都に対する秘密のレシピなのでね。なかなか…。ちょっとなかなか言えませんね。もう1試合、もしかすると天皇杯でもまたやるかもしれませんし。向こうも我々を恐れてやってきた部分もあったので、もっと横綱相撲をした方が我々もっと怖かったのかなと思いますけど。ちょっとそれは教えられませんけど、選手はよく理解してくれて。この短い期間でほとんど図面上だけの話でしたけど、夜遅くまで我々が仕事をした成果が…、睡眠不足で風邪を引いた部分もありますからね。それが奏功したのではないかと」
Q:0-0で折り返したのもまずまずだったと思いますが、それでもパク選手を代えた理由は?
「ちょっとパクが神経質になったプレーをしたので。(ユン)ソンヨルの方がボールも動かせるし、チームのコミュニケーションも、日本語を喋れますから、取れるので、連戦ということも含めて、なかなかGWチャンスがなかったので、一つやってくれるだろうなと、実際かなりいい形で攻撃につなげる役をやってくれましたのでね、良かったと思います」
Q:アウェイでは無類の強さを誇りますが、その点については?
「ユニホームを白くした方がいいんですかね…、それは何とも言えません。それが分かっていればとっくに勝っていますから。努力していくしかないでしょうね。我々だけではないですからね、他のクラブでもそういうことは…。それはホームで勝ちたいですよ。沢山お客さん来て頂いていますしね。なかなかその期待に応えられないという点では責任は感じていますよ」
Q:長沢選手が古巣との対戦でしたが、その評価を。
「向こうのDFも長沢のことを良く知っている訳ですからね。そういう意味ではかなりやりづらかった部分もあったと思いますけど。ここのところ…、当然ね、本人も点を取りたいと思っているし、その為に努力している訳ですからね。点を取っていないから、じゃあ別の人と言う訳にはウチのチームの事情から言って、いきませんから。チームの貢献度は高いですよ。前線からあんな大きい体にも関わらず、2、3度追いしますし。前節のゴールだって、彼がつぶれてパクが取った訳ですからね。目に見えない、チームへの貢献度といのは高いですよ。今日はなかなか上手くはいかなかったですし、前線ですから速い時間で交代しましたけど。今日、特にCKのディフェンスはほとんど彼が触っていましたよね。それでも非常に助かっていますよ」
Q:バルサという話がありましたが、(京都の)どの辺りがバルサになるのか?
「向こうが? そうですね、日の丸付けた選手も沢山いますしね。それはもうやっぱり、いいパスワークをしていますよ。ただ翻弄されても、とにかくしつこくしつこく、ハエのようにたかって取りに行く、ということはできたかなと思っています。マジョルカって言ったら、マジョルカ降格しちゃうんで、悲しい話になので、ちょっとチーム名換えて書いて下さい。どこにしようかな…、アスレチックビルバオくらいにしといて下さい」
Q:横綱相撲をしてくれた方が怖かったという話がありましたが、その意図は?
「それはちょっと、言いづらいですね。ただ、ちょっと…。今節出ていないFWで、怪我しているFWもいるけど、攻撃をフィニッシュするクオリティは、これはもう抜群ですよ。ウチ、ペナルティエリアの外から点獲れたことなんか一回もないんですけど、彼らはペナルティエリアの外からでも強烈な点を取る力があります。そこが、今日救われた部分が正直あるでしょうね。それだけです。まあ次やったら負けますから安心して下さい」
Q:これまで、大木監督の京都と多く対戦されてきましたが、これまでと今回で指示が変わった点などありますか?
「今日、ボランチを凄く攻撃的な選手でまとめて3列目から工藤とか山瀬とか出てきたので、これはもうたまげたもんですよ。たあ、それをうまく吸収しながら、しかもボールを獲りに行くという作業をしっかり出来たので。それは自分たちでしっかり整理できたと思います。そこら辺を狙って今日、多々良を真ん中にした訳ですから」
Q:ハーフタイムコメントで、隙を作らず、隙を作るとありますが、その意図を。
「前節もね、札幌戦で点を取った時は、砂川が交代して、入った瞬間にクイックリスタートして点を取った訳ですね、そういうチームなんですね。ちょっとでも、例えばディフェンスの絞りが1m遅いと、そこを突いて通す力がある。岡山戦なんかそうでしたよね。そこの1m、1秒のせめぎ合いをしなくてはならない。今日なんかは、メンバーを替える時は自分たちのボールになってから替えようと思っていましたけど、そういうことを出来るチームは、やっぱりあまりないんですよJ2では。でも上位にいるチームは出来ますね。ガンバ、神戸、千葉、京都。このへんで挙げたチームは全く、隙をつく力がありますよ。我々はそこにまだ達していないけども、少なくとも隙を突くまではいかないまでも、ディフェンスで隙を突かれることをしたら大量失点間違いないですね。その為に、トレーニングもある意味、2時間半くらいやっている訳ですから。我々2時間半やる訳です、わざと。それで、その中でも隙を作ったら、もう説教する。それで普段の練習から、時代に逆行しているかもしれないけど、そうやって隙を作らないプレーヤーになってもらいたい。やっていくうちにどんどん出来る様になってきましたね。ただ連戦ですし、京都の残り15分の得点が皆さん何点か知らないかも知れませんが、J2で一番ですよ。だから最後の15分どれだけできるかなと今日、楽しみにしていました。逆にウチが点を取って、それはそれで非常に良かったかなと思います」
以上















