5月11日に広島からの期限付き移籍が発表された鮫島晃太。「(広島からは)必要最低限のものだけを持ってきた」という急な移籍だったが、「自分がしっかりボールを受けて、さばきながら前線に運べるように意識してやらなければいけない。守備も行くところ、行かせないところをはっきりして、どこから奪いに行くのか、しっかりコーチングしていきたいです」と、早くもプレーのイメージをふくらませている。
2011年からプレーしていた広島ではリーグ戦の出場はなかったが、「高校(鹿児島城西高)2年のときに年代別代表に入り始めて、試合に出るようになってから、プレーの幅が広がって、余裕も持てるようになった。試合に出ると成長できることを実感しているので、鳥取で実戦経験を積む中で勝利に貢献したい」と、新天地での飛躍を期している。
ところで、鳥取での呼び名は「コウタ」になった。「広島では『サメ』と言われていたんですけど、『サネ』さんがいるので、ややこしいということになって」。そう、鳥取では11年目のクラブ最古参・実信憲明が、長年にわたって『サネ』と呼ばれているため、呼び名が変わることになったのだ。ただ、「鹿児島にいるときは『コウタ』と呼ばれていたので」、本人にとっては、むしろ原点回帰。鳥取での挑戦を始めるにあたって、気持ちを新たにする意味でも、ちょうどよいのかもしれない。ところが…。
「ずっと『サメ』だったので、今日も『サメ』と呼んでいました」と語るのは、同じく広島から期限付き移籍してきた横竹翔(写真右)。ほかにも練習中に『サメ』と呼ぶ選手が多く、鮫島も「『サネ』と、どっちなのかわかりづらかった」と苦笑いを浮かべた。一方で『コウタ』と呼ぶ選手やスタッフもいるものだから、さらにややこしい。移籍期限は今季終了まで。その頃に呼び名として定着しているのは『コウタ』か? それとも『サメ』か?
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2013.05.16 Reported by 石倉利英













