先日、日本代表が出場したコンフェデレーションズカップを取材してきました。サッカーの王国であるブラジルでの大会ということでいろいろなことを経験できたことは良かったのですが、試合の方は3戦全敗。なんとも悔しい結末となってしまいました。
結果こそ出せませんでしたが、その一方で、思い出深い出来事が幾つかありました。その一つは、レシフェで行われたイタリア戦での事でした。ワールドカップの優勝経験もあるイタリアを相手に、日本代表は前半開始から見事な試合運びを展開。試合前から日本びいきだったスタジアムは、香川真司が決めた日本代表の2得点目の直後、日本のサッカーを称賛するかのような「Japao」コールがはじまりました。そもそもブラジルは親日国家ではありますが、サッカーを見る目の肥えたブラジルの人たちが日本代表のサッカーを認め、応援してくれたその空気をひしひしと感じて一人記者席で感動してしまいました。素晴らしい雰囲気でした。
そんなレシフェでは、ビーチに面した空き地にサッカーコートが何面も整備されており、多くのアマチュア選手たちが試合を行なっていました。どのコートも泥と水たまりができているような状況でしたが、そんなことお構いなしに裸足でサッカーを楽しむ人たちが次から次へと集まる様子は壮観でした。
レシフェとは違いリオデジャネイロでは、海岸沿いの公園に人工芝のグラウンドが何面も整備されており、よりよい環境が整っていました。ちょうど週末の日中だという事もあり、すべてのコートで試合が行われていました。そしてその人工芝の脇にある天然芝の空き地でも、小学校に上がるか上がらないか、という年齢の子どもたちがボールを追いかけていました。
ブラジルには完敗しましたが、イタリアを相手に見せた試合の手応えを根拠に、世界までの距離は近づいているのだろうと思っていました。ただ、これらブラジルの草サッカーの現実を実際に見ることができ、改めてブラジルに追いつくのは簡単なことではないのだと痛感しました。サッカーに親しむ人口の裾野が違いすぎていました。
ただ、だからといっていつまでも世界に追いつけないかというと、多分そんなことはなくて、日本流のやり方があるのだと思います。日本では、ライセンス制度が整備され、育成年代の指導において必要な基本的な知識を持つ指導者が年々増えています。ブラジルとは方法論は違いますが、日々草の根の指導者が子どもたちの最善を考え、サッカーと向き合っています。そんな日本の愚直なやり方をぼくは支持します。そしてそんな日本のサッカー界を影から支えているのがtotoの収益金です。ぼくらのハズレくじが、草の根から日本のサッカー界やスポーツ界を支えています。
totoが始まってからこれまで、totoを買う時の言い訳として何度となく使われてきたセリフではありますが、ぼくらのハズレくじにも意味はあります。世界に追いつくという事よりもまずは、未来ある子どもたちのために、totoを買いましょう。いろいろな形で、僕達が買ったtotoのハズレくじは、子どもたちの未来を正しい方向に変えています。
改めてそんなことを考えることができたという意味でも、コンフェデレーションズカップの取材はプラスでした。そして、今回の赤字と来年のワールドカップ本大会の取材費を稼ぐためにもそろそろtotoで一発大きいのを当てたいところです。
以上
2013.07.04 Reported by 江藤高志













