●反町康治監督(松本):
「ゲームが終わってからも、たくさんのサポーターがコールしてくれたことは、皆それなりに良く頑張ったことを評価してくれたのかなと、非常に嬉しく思っています。勝ったらお祭り騒ぎですけども、まだ8月になっていないのでお祭りはまだかなという感じですが、非常に暑いなか、死力を尽くして頑張ったゲームだったかなと。そういう意味では勝ちたかったゲームだと思います。
今日の反省としては、京都さんが今までとは違うカラーを出してきたので、正直面食らいました。一週間やってきたことが全く意味のないことになってしまったので。ただ、そのこだわりを捨ててまで勝ちに行こうというのは素晴らしいことだとある意味思います。最後のところ、失点の場面は完全に相手にパスしてしまいましたけど、やはりボックス内で我々も非常に良い仕事をしたと思います。最後のところや横からのボールとかね。途中から入ってくるメンバーもうちだったら間違いなく最初から出てくるメンバーばかりですしね。ただ、駒井を替えてくれたのはラッキーでしたね。
我々は守勢に回ることは多くなると分かってゲームプランを作ってきたので、失点した後にどうしようかと戸惑ったときに飯田が入れてくれましたけど、1試合で2点取るようだと明日から台風になってしまいますので取れなくて良かったかも知れませんけど、言うならば相手の疲れた最後の時間帯に逆転したかったですね。後半戦を迎えるにあたっては少し勿体無かったと思いますけど、総じて言えば12000人の皆さんは満足して帰ったと思います。あ、2000人くらいは京都のサポーターの方ですから、2000人は違いますか。次に繋がるゲームだと思って、また精進したいと思います」
Q:今日の試合を振り返って?
「最初はちょっと良く無かったですね。最初の10分でやられたら東京Vさんと同じ0-5でやられていましたね。何とか向こうのシュートミスとかに救われて、徐々に守備のリズムが出てきたと。用意してきた話に対応できていなかった部分があったので、ハーフタイムでそこだけは少しこだわりを持って送り出しました。
塩沢を入れたのは、奪われてからのプレッシャーが早いので、もう少し前線で起点を作らないといけない。その意味でカベッサは今日は良くなかったし、塩沢を使わざるを得なかった。あともう一つはセットプレーの脅威があるので、塩沢のストロングなところが頼りになるので、そこは替えないといけなかったかなと。
小松は、ユンが少し消極的になったのと、失点場面を振り返ると外側に行ってしまって真ん中を通させてしまったと。それはバランスとしては致命的なので、小松の方が小回りが利くし、プレッシャーにも行けるし、アグレッシブにやれる。ボールを奪ってからのことは目をつぶってディフェンスで活躍してほしいということです。あとはこの状況で替えるなら、背の高い川鍋くらいでしたが皆も足が止まっていなかったし、向こうも駒井を替えたので、このまま行くべきかなと。1対1に強い選手がいればいいんですが、うちのベンチにはいないので、そのまま行くしかないという感じでしたね」
Q:得点時に工夫などはありましたか?
「今季の京都さんがCKからの失点したのは、うちとの試合だけなんです。前半戦の我々との試合でのオウンゴールでしたけど、それまで一切失点していないすごいチームなんですよ。でも実はCKから1点も失点していないという、もっとすごいチームがいる。我々なんですけどね。まあ、それは置いておいて(苦笑)、キーパーのオ スンフンが非常に大きくて守備範囲も広いので、それをどうするか考えました。そうすると楠瀬みたいに逃げていくボールはダメなんですよ。巻いていくボールの方が良い。これ以上言うと大木さんに怒られちゃうので言えません(笑)」
Q:今日は2トップ気味のフォーメーションだったが、京都対策でしょうか?
「力関係から言うと、自分もtotoをやっていれば京都に○をつけて出しますからね。京都は今4-3-3にしていますが、この形で一番困るのは山瀬が中に入る時と、横谷がすーっとボランチの後ろでボール貰うことなんですよ。これはどうしても防がないといけないということですね。そのためには少しアンカーを置かないと、この前の岐阜さんのようになってしまうことです。東京Vも普通はアンカーなんですが何故かダブルボランチで怖がってしまったと。怖がらないでボールホルダーにプレッシャーを与えて行くほうが相手には脅威。喜山とユンにボールホルダーに行かせて、秋本は放っておいて次のボールを狙うということです」
Q:3連敗から、3試合負けなし。良くなっている要因は?
「そんなに良くはなっていないですよ、正直。良くなっているのは微々たるもので、我々は後ろからのビルドアップの問題とか、プレッシャーがきついとすぐに蹴ってしまうとか、そこを落ち着かせたいというので犬飼は今のところチームのプラスになっていると。戦術やゲームフィーリングはパーフェクトじゃないので試合をこなしながらということになりますし、カベッサも日本のサッカーに少しずつ慣れてきたところで、なかなか先頭の方は上手くいかないが、競争の中から勝ち上がってほしい。吉田もベンチに入れましたが、彼もやっと身体の錆がとれて磨きがかかって光り始めてきた。明日も練習試合がありますが、良いものはどんどんゲームで使っていきたいと思っています。これはあくまでも競争で生まれるものなので。
次節の相手の札幌には背の高い新しい外国人が来るようですけど、我々もそういうことを考えながら、DFを一人取るつもりだが競争心を煽って、チーム力をアップさせてやっていきたい。
まあうちはカードが少ないので。今日で3試合連続ノーカードですよね。累積が多いチームは大変だと思います。いずれにせよ層を厚くしていかないといけないと思います」
Q:新人選手の成長度合いは?
「他のチームを見ても、高卒で試合に出ているのは福岡の金森くらいでJ2でもそんなにないですよね。ただ、本当はもうちょっとやってもらいたいし、サッカーに対して真摯にやってもらいたいと思います。まだハイプレッシャーのなかでの判断とか試合中に自分の好きなことしかやらないとか。ただ、それについては常々トレーニングをしていて、出場時間の短い選手にもプランニングして練習もしていますので、試合に出ても活躍は出来ると思います。あともう一歩でしょうね」
Q:当初の面食らったという点について、言える範囲で説明をお願いします。
「大木さんも選手も、我々から勝点を取っていないので、ある意味開き直ってゲームを進めたのかもしれませんね。上手くいったところもあるし、不慣れだったところもある。我々は結局横にかなり走らされましたけども、最後まで横からのボールにもしっかり対応出来たと思います。今日は一歩成長したゲームだったかなと思います」
以上















