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【J1:第24節 磐田 vs 甲府】プレビュー:15位・甲府と17位・磐田の“直接対決”。勝敗を分けるポイントはメンタル面にあり。(13.08.30)

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15位・甲府と17位・磐田の勝点差は『9』。残り11試合。磐田にとってはすでにギリギリのラインではあるが、15位との勝点差が残り試合数よりも上回ることになれば、さらに追い詰められることになる。

磐田は前節、アウェイで新潟と対戦。前後半で対照的な試合となった。前半に前田遼一の2ゴールで先制。しかし、後半の立ち上がりに新潟のエース・川又堅碁に2得点を許すと、その後は一方的な展開に…。三門雄大、さらに新加入のホージェル ガウーショに得点を許し、2-4というショッキングな逆転負けとなった。大歓声に沸く東北電力ビッグスワンスタジアムとは対照的に、磐田の選手たちは肩を落とし、落胆の色を隠せなかった。そこへ駆けつけ、心配そうに声をかける川口能活、途中交代となった前田遼一。アウェイに駆けつけたサポーターはブーイングではなく、最後まで選手たちを熱く鼓舞した。入れ替え戦に回った08年の記憶を思い起こさせるような光景――。これで8戦未勝利となった。
「どれだけポジティブになれるか」。磐田・山田大記はチームの心境をそう代弁する。今季下位に低迷している磐田とはいえ、日本最高峰のサッカーリーグでプレーする選手たちである。無論、戦術面や連係面などの細かい修正点もあるだろう。だが、仲間同士で最も強調したのはメンタル面だったという。裏を返せば、それほどまでに追い詰められているということ。どの選手も勝利への意欲は強いが、それゆえに先制すれば受け身に入り、失点すれば過度にダメージを受けてしまう。まさに八方ふさがりのような状況。ここでどこまで踏ん張り、粘ることができるか。

対する甲府は前節、上位争いを演じる広島にホームで勝利。堅実な守備と鋭いカウンターで見事なアップセットを達成した。ホームでの勝利は第9節・磐田戦以来。城福 浩監督は「広島よりも選手層が厚いチームがあるのに、広島が首位という結果を出していることを尊敬したい」とした上で、こう試合を振り返った。「広島をリスペクトしながらも臆することなく、守備もアグレッシブにやれたし、11人全員の守備の結果ゼロに抑えられた」。

4試合ぶりの完封勝利で今季2度目の2連勝をマーク。広島・森保 一監督が「予想した通り甲府さんが我々に対してしっかり守り、カウンターで隙をついて仕掛けてきた。想定はしていたが、そこからやられてしまった」と悔やむほど、甲府にとっては充実感のある勝利だった。「この2試合の成果と課題を中2日のタームの中でどう取り込んでいくか。日々の取り組みは変えないで3日後の磐田戦に向かいたい」(城福監督)。先制点を決めた柏 好文も「今日は喜んで次の磐田戦に切り替えたい」と語り、中2日で迎えるアウェイゲームをすぐに見据えた。ハードな連戦となるが、勢いに乗り、今季初の3連勝を目指す。

なお、今夏に加入したジウシーニョにとっては11年のリーグ最終節・川崎F戦以来のヤマハスタジアムとなる。磐田でのラストマッチとなった川崎F戦では2ゴールをマーク。試合後のセレモニーでは家族と共に壇上に立ち、サポーターへ感謝の思いを伝えた。磐田の現状を踏まえれば、複雑な“再会”かもしれないが、ピッチに立てば敵と味方。甲府での加入後初ゴールに燃えているだろう。

以上

2013.08.30 Reported by 南間健治
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