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【J1:第24節 大宮 vs 横浜FM】プレビュー:8連敗中の大宮。原点のハードワークに立ち返り、最強の横浜FMに挑む(13.08.30)

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8月31日(土)J1 第24節 大宮 vs 横浜FM(19:00KICK OFF/NACKチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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ミッドウィークに行われた前節、川崎F戦を1−2で落とした大宮は、クラブワーストとなる8連敗を記録した。ベルデニック前監督を交代させての3戦目、小倉 勉新監督を迎えての2戦目も勝点を挙げられず、順位こそ6位に踏みとどまっているものの下位との差は詰まっている。今節、ホームのNACK5スタジアム大宮に迎えるは、前節、浦和を相手に3−0の完勝劇を見せた首位・横浜FM。大宮はよりによってこのどん底の状況で、「現在J1で最も強いチーム」(小倉監督)と戦わなければならない。

大宮は試合前日の練習を、報道陣もシャットアウトした完全非公開練習とした。完全非公開は今年、浦和とのさいたまダービー前日ほか数例しかなく、それだけこの試合にかける危機感が伝わってくる。
大宮にとって痛いのは、ズラタンが前節の終了間際に2枚のイエローカードを受けて退場し、この試合に出場停止となったことだ。前節のスタメンと同じ長谷川 悠とノヴァコヴィッチの2トップが濃厚だが、長谷川のパフォーマンスが低調だったことから、鈴木規郎にチャンスが巡ってくるかもしれない。また前々節から、失点の多い流れを変えるために右サイドバックに片岡洋介、前節にはゴールキーパーに江角浩司を抜擢しているが、いずれも期待に応えているとは言い難い。さらにメンバーをいじるとすれば、仙台から途中加入し、前節ではボランチで先発した和田拓也を右サイドバックに配する可能性もある。また、急きょ獲得した現役オーストラリア代表センターバック、ニールも出場時間を増やしてきており、横浜FMの攻撃を抑える切り札としてスタメン起用もあり得る。

横浜FMは前節とメンバーを代えずに臨む見込み。夏場の連戦に平均年齢の高さも心配されるが、現在、攻守にチームが非常に上手く回っていることで、疲労感もそれほど感じずに戦えているのだろう。高い個の能力をベースに、後衛の守備力、中盤の構成力、前線の決定力が見事に噛み合っており、ちょっと隙が見当たらない。不安材料(といえるほどのものではないが……)は、横浜FMが大宮とのアウェイゲームで0勝6分2敗と相性が悪いことだが、そのジンクスを破りそうな勢いが今の横浜FMにはある。

大宮の非公開練習では、「チーム戦術の確認と、相手の対策の両方」(渡邉大剛)が行われたようだ。ボールを奪われた瞬間に素早く切り替え、高い位置で奪い返してのショートカウンターが現在の横浜FMの得点パターンで、大宮も前回対戦時には「ボールを奪った後にすぐロストしてしまって」(渡邉)劣勢に立たされた。しっかりつないでプレスをかいくぐるか、割り切ってクリアするか、その判断をチームとして統一したい。特にこの連敗中、開始早々の失点がゲームを難しくしている。「何気なく試合に入っているわけではないが、プレッシャーが動きを固くしている。その中でも自分の仕事をしっかりやりきることが課題」だと、小倉監督は選手に期待を寄せる。

前回の対戦時は、「フリーキックを与えたくなくて、ファウルをしないよう意識しすぎた」(金澤 慎)ことで、守備でチャレンジできず横浜FMのアタッカー陣をフリーにした。マルキーニョスに再三フリーでシュートを撃たれ、齋藤 学には4人抜きのスーパーゴールまで決められた。「コンパクトに保って、球際をしっかり」(金澤)行くことで粘り強く戦うことができるか。前回とは違い、大宮の前線にはノヴァコヴィッチがいる。「中村俊輔やマルキーニョスらキープレーヤーからボールを奪ったとき、向こうも選手が上がっているからカウンターのチャンスになる」(渡邉)。鋭いカウンターからノヴァコヴィッチの決定力を生かす攻撃に活路を見出したい。

思えば大宮の連敗は、第16節のアウェイ横浜FM戦から始まった。小倉監督は選手たちに「横浜で(連敗を)終わらせよう。やられたらやり返して、流れを取り戻せ」とハッパをかけた。負け続けることで失った自信は、勝点を得ることでしか取り戻せない。そういうと『卵が先か、鶏が先か?』という話になってしまうが、前節で久々にゴールマウスに立った江角は試合後にこう語った。「試合の中の1対1に勝つことであったり、球際に勝つことだったり、それが得点につながって、自信にもつながる。もっと泥臭くやらなくては」。不名誉な記録を止めるために必要なのは、とにかく相手よりも走ること。気持ちで負けないこと。泥臭くくらいつき、球際で圧倒し、ピンチには体を投げ出すハードワークが大宮を支えてきた。首位を相手にその原点に立ち返り、勝点を得ることができれば、この悪い流れを断ち切ることができるだろう。

以上

2013.08.30 Reported by 芥川和久
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