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【栃木:阪倉裕二 新監督就任発表記者会見】会見での出席者コメント(13.11.25)

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阪倉裕二 新監督。

本日、宇都宮市内の中心部にある栃木SCの情報発信基地「トッキースクエア」にて、栃木SC、阪倉裕二 新監督の就任発表記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●中津正修 代表取締役社長:
「今日はお集まりいただきありがとうございます。日頃から報道陣の皆様には当クラブの運営、またはチーム関してのご指導・ご支援に心から感謝を申し上げたいと思います。
昨日、京都戦を戦い今シーズンを9位で終え、Jへ参入にしてから最も良い結果を出せました。これもひとえに日頃からご声援をいただいている皆様はじめ、県民の皆様、各スポンサーの皆様、そして全試合応援していただいているファン・サポーターの皆様のおかげでございます。改めて心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

本日、お集まりいただきましたのは、来季の監督人事についてでございます。来季の監督には現在ヘッドコーチを務めている阪倉裕二氏にお願いをすることになりました。本人の承諾もいただいていて、(来年の2月1日から)3年契約を結びました。まだ、シーズンが終わり、昨日の今日の発表で大変恐縮ではございますが、我々はクラブの再建を行っている段階で、クラブライセンスの基準をクリアしなければいけません。今、水沼副社長を中心に経営改善計画を遂行中でございます。とにかく、残された時間の中でやるべきことをやらなきゃならん、ということで、かなりスピードを上げて取り組んでおります。その結果としての急遽の会見となりましたことをお詫び申し上げるとともに、またご理解いただきたいと思っております。

なお松本育夫監督に関しては、現在当クラブの取締役という立場にありますので、今後も引き続き取締役として残っていただき、我々に色々な面でご指導・ご尽力を賜ることになります。併せてお知らせさせていただきます。何卒よろしくお願い致します」

●阪倉裕二 新監督:
「皆さん、こんにちは。来季よりも監督に就任いたします阪倉裕二でございます。全力で頑張りますので、よろしくお願い致します。私はこのクラブに6年在籍しております。来年は監督という立場で、このクラブに全力を尽くしたいと思っております。私自身チャレンジ精神を持って、このクラブが上手く行くように全力で頑張りますのでよろしくお願い致します」

Q:中津社長にお聞きします。監督人事に関して、どのような経緯で、いつ頃、阪倉さんに就任を打診したのでしょうか?

「栃木SCが置かれているクラブの現状の中で、チームを一番知っていて、なおかつチームの成長を目の当たりに見て来たのが阪倉氏自身であると思っております。最もこのクラブを愛している1人だと思っております。よってこれから新しいクラブに向けて再編を行っていく、チーム再編を行っていく上では、最適な人事だと考えております。阪倉氏とは日頃から話す機会が多い距離におりましたので、今回の人事に至りました。松本監督には最後の10試合をお願いしたわけですが、我々が想像する以上の結果を残してもらいました。その間、常に傍にいたのが阪倉氏です。そう言う意味では、このチームを必ずやいい方向に導いてくれると思い、監督をお願いした次第です。時期的には1カ月前に打診をしました」

Q:阪倉新監督にお聞きします。オファーを受けた時に迷われたのか、それとも即答だったのか。どんな思いを持たれましたか?

「お話をいただいた時、素直に嬉しかったです。コーチとして私自身、13、14年?くらいになりますかね。その中で監督のオファーをいただくことは光栄なことだと思います。このクラブの現状を把握しているつもりですし、このクラブが目指すべき方向も含めて、おこがましい言い方かもしれませんが、私がやるべきだろう、ということも少し思っています。当然、私だけでは力不足な部分もありますから、フロント方々、そしてマスコミの皆さんに協力していただきながら、チームをいい方向に導いていきたいなと考えています」

Q:どのようなサッカースタイルを掲げて、チームを率いていきたいと考えていますか?

「私のサッカースタイルも当然、大事なんですが、来季のメンバーがどうなるのかをしっかりと、まずは見極めないといけないと思っています。それから他のチームのメンバー、監督がどういうスタイルを目指すのかを踏まえて、自分達がどう戦えばより勝つ確率が高まるのかを考えながら進めていきたいと。スタイル等に理想はありますが、理想と現実(のギャップ)ということも出てきますから。今は選手が契約を公開していく段階ですので、選手が決まってから改めて皆さんにお伝えしたいと思っています」

Q:クラブが育成型へ舵を切ると表明しました。そのことに関して率直にどう思われましたか?

「私はトップの監督に就任するわけですが、これまでの経歴の中でユースの監督もしています。栃木でも1年、京都では3年やらせていただきました。それ以外の所でも育成に携わっている多くのコーチの方々と親交があります。今、日本サッカー界がこれだけ成長してきたのは、育成が成功したからだと思うんですね。これは全世界から注目されていることだと思います。そこに携わって来て、育成型という言葉がどうかは別としても、選手を育ててピッチで活躍させることは、日本人が得意な分野なのかなと捉えています。当然、トレーニングの時間が一番大切になりますが、それ以外の部分でもやらなければいけないことがたくさんあります。そこも含めてフロント、コーチ陣とともに、トップチームを率いていきたいと思っています」

Q:以前、FCバルセロナの試合映像を見るのが趣味だとおっしゃっていました。バルセロナのエッセンスもチームに組みこむと?

「うちのチームにメッシがいれば、バルセロナを目指しますが(笑)。ただ、真似できるところは、たくさんありますし、やはり皆さんもバルセロナのプレーを見たら虜になると思うんですよ。我々の仕事というのは観に来ていただいたファン・サポーターの方々、スポンサーの方々、全ての人々に感動を与えなければいけないと思っています。当然、勝ち負けもありますが、+αを提供するのがプロであり、スポーツでは重要だと思うんですね。ただ、先程も申しましたように、我々のクラブの選手がどうなるのかを見極め、選手のストロングポイントを活かしながら、ウイークポイントを上手く消すことを求めていきたいなと思っています」

Q:松本育夫監督になってからチーム状態が変わりました。チームの何を松本監督が変えたのか?また、傍で松本監督から何を学ばれましたか?

「結果は確かに素晴らしい結果でしたが、その中身を見てもらうと1点差でギリギリ勝利している試合が多いんですね。松本監督になる前にも内容が悪くないのに、結果が出なかったことが多かったと思います。その中でやはり今まで指導者としての経験も実績もある、松本育夫監督が目に見えない力をチームに与えたと思うんですね。それは育夫さんだからできることであって、たぶんそれを私が短期間で学べたかというと、そんなに易いものではないんじゃないかなと。参考にすることはたくさんありますし、今まで仕事をしてきた監督から学ぶことも多いですが、やはり私は私でしかないので。私なりのやり方、指導の仕方になるのではないのかなと思っています。もちろん、参考にする所はたくさんありますよ」

Q:指導する際、選手と接する際に一番重んじていること。また、最も影響を受けた指導者を教えてください。

「選手には、これは私自身にも当てはまりますが、チャレンジする姿勢を求めていきたいなと思っています。やはり自分で考えて、行動して、その結果をしっかりと受け止めて、次に進んでいく。それが育成になるのかもしれませんが、そういうことが人の能力をアップさせることに繋がると思っています。これは私自身にも言えることだと思っています。私も色々な情報を集めて、考えて、行動に移して、そして出てきた結果を1試合1試合受け止めながら、次に向けてステップを踏む姿勢を貫き通したい。
私は多くの期間、コーチをしていましたので、色々なタイプの監督がいました。その中で皆さんのいい所だったり、色々な要素を見させてもらっているので、いい所を吸収していきたいですね」

Q:来季の編成の関しては阪倉新監督も加わっているのでしょうか?

「そうですね。それは私も全部ではないですが、話し合いの席には入っています」

Q:大卒の2選手(流通経済大の中美慶哉選手と鹿屋体育大学の坂田良太選手)についての印象はお持ちですか?

「彼等はシーズン当初のキャンプに参加していますし、シーズン途中のトレーニングにも参加してもらっています。身体能力が非常に高いですし、学ぶ姿勢もあります。すぐにスタメンというのではなく、可能性に懸けたい、というところだと把握しています。ただ、私よりも強化担当の方がよく見ているので、彼らの意見を尊重した形になりました」

Q:阪倉さんが監督に昇格することでヘッドコーチのポストが空きます。そこの人選も進んでいるんでしょうか?

「はい。決まり次第、発表できると思います」

Q:中津社長にお聞きします。債務超過でお金がない中でも松本監督の続投は考えなかったのでしょうか?

「松本監督に関して、当初クラブ内部にお誘いする時、このチームを変えなきゃいけない、このクラブを変えなきゃいけない、という思いが私にありました。観客動員をどういう形で推し進めればいいのか考えた結果の招聘でございました。松田監督が途中で辞任という形になり、松本育夫さんに監督をお願いしたというのは、本当に偶然でした。当初からそういう目的があったわけではありませんでした。最後の10試合をお願いする方向でしたので、当然、最終戦が終わった時点でその期限が切れました。継続できるのかどうかは、大変失礼な話になりますが、年齢、そして健康面を我々は考えなければいけないと思います。激しい監督という立場で42試合、夏場の遠征、アウェイでの戦いを考えた場合に健康面で厳しいのかなと。そういうことも含めて、松本監督と相談した上で、このような形になりました」

Q:阪倉新監督にお聞きします。松本監督が就任してから守備がゾーンからマンツーマンに変わりました。守備のやり方が変わったのは、松本監督の意向ですか?

「マンツーマンとゾーンという明確な違いというのは、実はあまりないところがあります。マンツーマンといっても受け渡しをしているところもありますし、ゾーンといってもゾーンに入ってきたらマンツーマンになることもあります。当然、少し違う所もありますが。分析していただければ分かると思いますが、松田監督の時にも、松本監督の時にも奪ってからカウンターという形が点になっているんですね。これはたぶん我々だけではなく、前に出て来たところでボールを取って、陣形が整っていないうちに攻撃して点を取ることは、非常に重要なことだと思います。これは松本監督の時にもトレーニングしていますし、松田監督の時にもトレーニングをしました。どこのクラブでもやっているはずです」

Q:守備に関して非効率的だと感じたシーンもあったように感じました。

「それは対戦相手と自分達とを分析して、ポゼッションが長くなる相手なのか、それとも短くなるのか。例えば、ガンバさんと今年やりましたが、ポゼッションは相手に渡すわけですが、奪った後に速く攻撃を仕掛けることを狙ったわけで。対戦相手によって形は変わるし、私は変えるべきだと思っています」

Q:中津社長にお聞きします。阪倉新監督に3年間を託すわけですが、1年目、2年目と、どのようにステップアップしてもらいたいのか。最終的にどこまで目指すのか。ビジョンなどはありますか?

「チームを任される阪倉監督について常に求められるのは勝利だと思うんですね。ファン・サポーターの方の気持ちを理解するのであれば、J1を目指したいという気持ちは変わらないと思います。ただ、阪倉監督の話にもあったように理想と現実は違いますから。今、クラブ自体が非常に厳しい事態にあり、水沼副社長を中心に経営面での改善を進めています。選手に関しては複数年契約の選手もいますから、継続する選手、新しく加える選手によって、いかにバランスのいい選手構成ができるか。育成という言葉を掲げましたが、これからは若い選手を育てながら3年の中でチームをどれだけ成長させられるか。そこを阪倉監督には期待しています。3年後にJ1に行けるか。または来年J1に行けるか、というのは、今の状況では考えておりません。結果的にそういうことが付いてくれば幸いなことだと思っております。栃木SCは県民の1つの財産だと思っておりますから、皆さんに試合を楽しんでいただき、子供たちに夢を与えられるチームに育てていただければと思っております」

以上
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