4月26日の第9節・讃岐戦でフクアリ画伯ことAさんにまたお会いでき、初めてお話をお聞きすることができたのでご紹介させていただきます。 お忙しい中、ご協力くださったAさん、ありがとうございました!
Aさんが初めてフクアリで千葉の試合を観戦したのは2007年で、その後、試合後のスタンドの清掃をお手伝いするようになったことでボランティアスタッフの存在を知ったそうです。Aさんが正式にボランティアスタッフになったのは2012年、コンコースの床に絵を描くようになったのは昨季・2013年からとのことでした。
「最初はチケットチェックなどの仕事をしていました。それから、清掃の仕事をするようになって、絵を描くのに使っている水入れは絵を描くためのものではなくて清掃用の道具です。フクアリでは試合前に(コンコースで)選手のサイン会などのイベントが行われるのですが、待ち時間が長くなることもあって、列に並んでいる子どもたちが飽きて携帯型のゲームとかを始めてしまうこともあるんです。せっかくフクアリに来ているのに、それでは寂しいなと思って、子どもたちに楽しんでもらおうと描き始めました。自分ではひっそりとやっていたつもりでしたけど(千葉サポーターのブログや【J2日記】などで)いろいろ取り上げられて、今では絵のことは千葉のクラブの方などもご存じで、(ボランティアスタッフ業務の間に)描くのを見逃して許していただいているという状況です」
ちなみに、同じ千葉県内の東京ディズニーリゾートでもキャスト(スタッフ)が地面に水で描いたキャラクターの絵が大人気で、千葉サポーターからは「フクアリ画伯」はあちらでも描いている方ではないかという声も出ているが、Aさん曰く「ディズニーリゾートでは、ほうきを使って描いていますけど、僕は違いますし、あちらで描いたことはありません」とのことでした。
また、昨年9月の【J2日記】では、コンコースにあるインフォメーションボードに描かれた各クラブのマスコットの絵をご紹介させていただきました。その絵についてAさんにお聞きすると「インフォメーションボードに絵を描いているのは僕だけではないんです」というお返事で、「フクアリ画伯」は2人いたことが判明しました。
「ボランティアスタッフのBさんにジェフィの描き方のコツを教えたら、Bさんがすっかりハマってしまって描くようになったんです。バックスタンドのインフォメーションボードの絵は、主にBさんが描いています。どちらが描いたか見分けるとしたら、Bさんは色をたくさん使っていて丁寧で、僕は線だけが多くて雑という感じですね(笑)」
最後に「ボランティアスタッフはいつでも大募集中です」と笑顔を見せたAさんのように、フクアリを楽しく心地良よい場所にしようと考え、工夫して、自分にできるやり方で実践されている方たちはたくさんいます。その点で、千葉は本当に幸せなクラブだと思います。
千葉は、昨季まで在籍した深井正樹さんをPR部長に任命し、5月3日の第11節・群馬戦で『フクアリ満員大作戦!』と銘打ってさまざまなイベントを実施します。
でも、フクアリが本当に満員になるには、観戦に来た人たちが楽しいと感じられる試合をすること、そして千葉が魅力あるクラブになることが必要不可欠だと思います。そのためには千葉の勝利が望まれますが、たとえば対戦相手の力が上回っていて勝てなかったとしても、千葉がチームとしてだけでなくクラブとしてもどんな時も手を抜かず、最後まであきらめず、勇気を持って全力を尽くして戦う姿を見せたら、千葉を応援するために、あるいは千葉に興味を持ってフクアリに来た人たちの心の中に残るものはきっとあるはずです。そんな姿を群馬戦で見せることを願っています。
そして「手を抜かず、あきらめず、勇気を持って全力を尽くす」は、JリーガーをはじめJクラブの方たちのように自分の好きなことを仕事にしていながら、仕事でつらいことや苦しいことがあると愚痴をこぼしたり、文句を言ったりしてしまいがちな筆者の自戒の言葉にもしたいと思います。
以上
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◆5月3日(土)J2 第11節 千葉 vs 群馬(16:00KICK OFF/フクアリ)
2014.05.01 Reported by 赤沼圭子















