4月29日に行われた第11節・山形戦で岡山は2対0で勝利した。3日前に行われた札幌戦から先発メンバー6人を入れ替えて臨んだこのゲームで目立ったのは、これまで控えだった選手のパフォーマンスだった。
今季初出場だった田中奏一選手は試合後、「何で出場時間が俺だけゼロなんだよ、とここまでずっと思ってた」と話したが、「あれは自分に対して腹が立っていたというニュアンスなんです」と田中選手。いずれにせよ、それぞれの選手が並々ならぬ思いを抱えてプレーした。
前夜、第1子となる長男が誕生し、自ら祝福ゴールを挙げた妹尾隆佑選手もそのひとり。「山形戦は一人ひとりの『やってやる!』という気持ちが前面に出たからこそ、外されても食らいついていけたのかなと思います。出られなかったメンバーも、どうにか出られたら自分はどういうプレーをしたいか、というところを練習で見せていたと思うので、そこが結果に繋がったんだと思います」と言う。妹尾選手は3週間前、右手の指を骨折していた。「プレーに影響はなかったんですけど、手をつくと危ないので、どうにかうまく転ばないように集中はしてました。でも正直、出ることが決まってからは、折れてもいいやって思ってました」。
妹尾選手のゴールをアシストしたのは、三村真選手。三村選手は、「練習でやっていることをやればいけると思っていたので、緊張もしなかったです」と話す。アシストシーンについては、「相手をかわして中を見た時に、慎太郎(清水)と瑛ちゃん(片山瑛一)が走っていたんですけど、出せないと思ってやめて、そしたらリュウさん(妹尾)が残っていて、出したら結果いいところに行って、という感じでした」。これに対して、妹尾選手は「ミムからいいパスが来たので冷静に流し込みました」と振り返る。
抜群のコンビネーションで先制点を決めた2人に、妹尾選手の長男の話を聞いてみた。「翌日の夕方5時くらいに病院に行きました。もうちょいふっくらしてきたら、よりかわいいと思うんですけど、目がくりっとして二重だったんで、はい」。
つまり、妹尾隆佑選手に似ているということだろうか?
「なんかそれを言ったら、僕が二重でくりっとしてるみたいになるんですけど、すごくかわいかったです。これから出来上がっていくと思うので、今の時点ではわからないです。でも、看護師さんたちは顔立ちがはっきりしてるって」と話す妹尾選手の言葉を、三村選手が笑いながら聞いている。ここではほんわりコンビネーションだった。
以上
2014.05.01 Reported by 尾原千明
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トレーニングを終えて山形戦のアシスト&ゴールの2人組が揃って帰って行く。サインをする妹尾隆佑選手
サインをする三村真選手。男性からの人気も高い
チームメイトの先輩パパたちと「ゆりかごダンス」のパフォーマンスをする妹尾隆佑選手(左)















