今日の試合速報

チケット購入はこちら

フォトニュース

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
[ [ 2006 ゆく年くる年:東京ヴェルディ1969 ] ] | J's GOAL | フォトニュース

[ [ 2006 ゆく年くる年:東京ヴェルディ1969 ] ] | J's GOAL | フォトニュース [ [ 2006 ゆく年くる年:東京ヴェルディ1969 ] ] | J's GOAL | フォトニュース

[ 2006 ゆく年くる年:東京ヴェルディ1969 ]
【2006 Memorial Scene】
「J2は思った以上に厳しかった。泥臭さがないと勝てないぞ、ということを今年1年で教えてもらった」。
監督就任時の会見で「J2は甘くない」という言葉を繰り返していたラモス監督の、シーズン終了時のコメントだ。甘くは見ていなかったものの、その厳しさは想像以上だった、ということか。
とはいえ「J2だけで勝てるサッカーはやりたくない」と常々話していたラモス監督は、来季もそのポリシーを貫く意向。「ヴェルディらしく、勝てるサッカー」を来季は体現できるか。その手腕に注目したい。

【東京ヴェルディ1969 Playback 2006】
21勝8分19敗、7位。これが今季、東京Vが残した数字だ。
「1年でのJ1復帰」に失敗したことはもちろん、J2リーグの中で「名門・東京V」の存在感さえ示すことのできないまま、静かにシーズンは終了した。
得点差以上の苦戦となった開幕・徳島戦(3/4、4-1で勝利)から、すでに嫌な予感は満ちていた。しかし惜しむらくは、それでも「勝った」ことだ。以降、開幕から10試合の戦績は6勝4敗。毎試合のように内容に不安を感じさせながらも、一応の結果を得た。もしこの頃に徹底的に叩きのめされていれば、まだ互いに遠慮があった選手同士、意見を言い合えたのかもしれない。が、ちぐはぐな面を修正しないままズルズルと時は経ち、気が付けばチームは泥沼へとはまりこんでいく。
ACL後、ゴールデンウィークからの連戦は5試合勝ち星なし(13〜17節)。この現状に危機感を募らせたクラブは石川、海本、マルクス、ゼ・ルイスと即戦力を大量補強するが、連勝・連敗が繰り返され、ようやく第4クールに入って6勝3分3敗と安定感が見え始めたものの、時すでに遅し…。上位チームの三つ巴となっていたJ1昇格争いは、自分達からは遥か遠い場所にあった。

来季も同じ轍を踏むわけにはいかない。
今季の経験を糧として、2007シーズンは改めてチーム一丸となって挑んでほしい。サポーターと一緒に、喜びのビールかけを…持ち越しとなったラモス監督の公約が、来季こそ果たされるように祈りつつ、気持ち新たに新年を迎えよう。

Text by 高木聖佳

2006年12月31日(日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着