●キリンチャレンジカップ2004
7月30日（金）16：30キックオフ/国立
なでしこジャパン（日本女子代表）3-0 カナダ女子代表

●キリンチャレンジカップ2004
7月30日（金）　19：20キックオフ/国立　キリンチャレンジカップ2004
U-23日本代表 vs ベネズエラ代表
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○上田栄治監督（日本女子代表）
「カナダのメンバーが昨年のＷ杯よりも若く、予想よりも日本がゲームをコントロールして、3-0という結果になった。しかし、もっと質をよくしてチャンスを作り、ピンチを少なくすることができたと思う。今日の試合の課題を改善して、アテネ五輪に臨みたい」

Ｑ：足がつる選手が多かったが、コンディションの問題か？
「Ｌリーグで戦った疲れ、サポーターがたくさんいる中での試合だったこと、我々の目指すものが動きの多いサッカーだということなど、原因があったと思う。まだ初戦まで2週間あるので、改善したい」

Ｑ：故障選手が多いようだが、メンバーの入れ替えは考えているか
「今の段階では考えていない。澤・山本は今日もやることはできたかもしれないが、回復途中。8/11（スウェーデン戦）がいちばん大事なので、そこまでにベストに持っていけると思う。矢野は昨日捻挫したが、全治1週間程度なので、オランダのキャンプ中からトレーニングを始められるだろう。山岸・小林に関しては足がつっただけなので大丈夫」

Ｑ：丸山を入れてシステムを変えたと思うが、何かを想定したのか？
「想定していない。小林が動けなくなっていたので中に入れて、縦への動きが多くならないようにした。丸山を小林のサイドに入れて、小林と同様に動くというイメージでやった」

Ｑ：4バックと酒井とポジションが近かったような気がしたが？
「お互いの距離感というのが大事だと思う。今、同じ場面がイメージできないので、後ほどビデオを見て確認したい。川上が出ていくのは、我々の武器になっている。そこの穴をカバーするということだが、距離感というのが大事だと思う」

Ｑ：澤に代わって出た安藤への評価は？
「安藤はアメリカ戦でも今日もいい働きをしていた。安藤のよいところは前を向いて攻撃ができ得点に絡めることで、今日も何度かあった。澤は経験もあるし、このチームのダイナモというべき、なくてはならない存在で攻守に動き回る。安藤と澤は違うタイプの選手だが、澤が出られないときにもできるという目処が立った」

Ｑ：今日の試合はスウェーデン対策の意味もあったと思うが、手応えは？
「カナダとスウェーデンは、よく似たチーム。パワープレーというかキック＆ラッシュを続けてくる。
今日はこちらのボールポゼッションが長くこういうゲームになったが、相手に2次攻撃をさせなかったのがよかったと思う。攻撃では落ち着いてボールを回しながら、フィニッシュまで持っていけたところも前回カナダと対戦したＷ杯時より進歩していると思う」

Ｑ：オランダキャンプの目的は？
「このゲームの課題を修正すること、ケガしている選手のコンディションを上げて、オランダとの試合に出場させることを目標にしたい」


以上