8/23開催2003J-LEAGUE J1 2ndステージ第2節
磐田 1 - 0 清水(19:04:静岡)入場者数35,313人
チームの核である藤田俊哉がオランダへと旅立った磐田は、セカンドステージ開幕戦で浦和に1-3とまさかの完敗。「やはり藤田なしでは勝てないのか?」そんな不安が渦巻く中で迎えた“静岡ダービー”だったが、終わってみれば、磐田はきっちりと勝ち点3を手にしていた。
静岡ダービーでも、立ち上がりの磐田には「らしさ」が見られなかった。皮膚にまとわりつくような湿気を含んだ空気、それに荒れたピッチも影響したのか。柳下監督が「非常にイージーなミスが多かった」と言うように、前半は全体に動き出しが遅く、相手ボールを奪って攻撃に転じる際にパスミスを連発し、なかなかリズムをつかめない。
藤田の抜けた中盤は服部と河村の両ボランチ、西とジヴコヴィッチの両アウトサイドと、名波の距離が離れすぎ、司令塔が「孤立しすぎていた」(服部)。これでは磐田特有の有機的な連動性を発揮できるわけもなく、前線に効果的なパスが届かない。鈴木、田中、山西の最終ラインの堅守もあって失点こそなかったものの、前半は「(33分の)ジヴコヴィッチのミドル以外にいいところがなかった」(柳下監督)という状態だった。
しかし、ハーフタイムのわずかな時間で修正を図れるのは、さすが磐田というべきか。後半に入って、清水の出足が鈍ったこともあって、磐田らしいパスワークが随所に見られるようになる。59分、名波、前田と渡ったボールを最後は西が、65分には服部が逆サイドの西に出したパスを最後は前田がシュート。いずれも得点に結びつかなかったものの、ようやくゴールの匂いが漂いはじめる。
そして78分、ついにサックスブルーで染まったスタンドが大きく揺れる。西の右からのクロスにグラウが飛び込む。グラウンダーの難しいクロスだったが、うまくディフェンダーを振り切って右足を合わせ、清水のゴールをこじあけた。
磐田はこの1点を最後まで守り切り、名波は「攻守にわたって抜けた選手やケガをした選手を補うためにいろいろ試行錯誤してやっていくと思うけど、今日はいい勝ち方だった」と安堵の表情を浮かべた。また、「スペースが見つけられなくて…」と言いながらも、西が右サイドから中央に果敢に切れ込んだり、積極的に前線に絡んでシュートを放つなど、藤田に代わる攻撃の起点になりそうな雰囲気を感じさせた。柳下監督も「試合をやるごとにコンビネーションも上がっていくと思う」と、藤田なきチームに手応えを感じつつあるようだ。
一方の清水。ファーストステージは11位と周囲の期待を大きく裏切ったが、その一因はリーグワーストの総シュート数が表わすようにフィニッシュまで持ち込めないこと。その課題がこの日も露呈してしまった。
左サイドから三都主が精度の高いクロスを放り込むが、「チャンスを作っても、それがシュート数にカウントされない」という森岡のコメントが物語るように、放ったシュートはわずか7本。もちろん、シュート数で勝敗が決するわけではないが、打たないことにはゴールの可能性も生まれない。ただし、ケガでファーストステージは7試合の出場にとどまったトゥットが後半から出場し、久々の戦列復帰を果たしたのは明るい材料だろう。
2003.8.24 取材・文 スポマガWORLD SOCCER
以上
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