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【J2 第31節レポート】新潟 vs 川崎F、激闘の末に新潟が勝利を掴む(03.09.03)

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2003JリーグJ2リーグ戦第31節
新潟 3 - 2 川崎F(19:04:新潟陸)入場者数14,382人


 開始1分立たないうちに山口が放ったシュートがこの試合の行方を暗示していた。

 石崎監督は押し込まれた前半を振り返ってこんなことを述べている。
「ディフェンスラインが下がりすぎて、中盤にスペースを与えてしまった」

 試合開始早々山口のミドルシュートは、GK吉原の手をかすめてクロスバーを叩いていた。

 川崎が流した冷や汗が乾く間もない7分に、今度こそ山口がミドルシュートをゴールに叩き込んだ。

 反町監督は、GK吉原が遠目からのシュートを苦手としていると分析。試合開始直前にその旨山口に伝えていたという。まさにしてやったりの先制点だった。

 ホームでの早い時間での先制点に勢いづく新潟だが、川崎は直後の13分にホベルチがコーナーキックをヘディングで流し込んで同点に追いつく。

 試合はここでイーブンに戻るが、ここから新潟の一方的な試合になる。

 川崎の下がりすぎたディフェンスラインに対して新潟は、前を向いて余裕を持ってパス回しができた。上野、マルクスを起点としてゴール前にできたスペースに複数の選手が走りこむ。これによって重厚でスピード感あふれる攻撃が生み出された。

 川崎の守備はすぐに破綻する。23分には、右サイドの深澤から中央へクロス。GKがクリアできなかったボールを上野がオーバーヘッドシュートし、新潟が2対1と再びリードする。さらに続く27分にはマルクスがコーナーキックをニアサイドに飛び込んで頭で合わせ、3対1にリードを広げた。

 川崎も反撃に出るが、中央にばかり攻撃が偏重し、サイドに開いた選手を使いこなせない。攻撃にスピード感もなく、無理な体勢からシュートを打たされる、という感じで時間ばかりが過ぎていった。

 ハーフタイムに石崎監督が伝えた「回りを使ってシンプルに行こう」というコメントは、後半に入って成果を挙げる。

 46分の長橋のクロスをアンデルソンがクリアミスし、オウンゴールにつながった場面を筆頭に、サイドからの攻撃が川崎にリズムを与え始める。

 ハーフタイムにディフェンスラインの修正を施した川崎は体勢を立て直し、守備的になった新潟を押し込んだ。前半とは打って変わって自陣に押し込まれた新潟だが「ブラジル合宿のつらさに比べれば、この45分間は大したことない」と反町監督に檄を飛ばされたイレブンは、ゴールを死守し続けた。

 新潟と川崎で明らかに質の違うプレーがあった。

 川崎は、新潟守備陣が密集するゴール前にボールを運ぼうとホベルチにボールを預けた。しかし、さすがに厳しいプレッシャーの前にボールは足元に収まらなかった。

 一方の新潟だが、執拗な川崎の攻撃を凌いだ後に前線の上野にボールを預けた。アプローチをかけたディフェンダーはほとんどの場合一人ではあったが、ボールがきちっと収まり後続の選手へとパスがつながった。上野を起点として新潟は攻撃の形を作り出し、川崎は攻撃直後に帰陣しなければならなくなった。疲労が蓄積していった。

 80分に渡辺を下げ、2バックにして新潟ゴールを目指した川崎だったが、あと1点が遠かった。

 試合後、反町監督が考えるその日のベストプレーヤーとしてインタビューを受けた深澤がファンへの一言を求められてこう言った。
「その前に、今日の勝利をファビーニョに伝えたいと思います」割れんばかりの歓声がスタンドを覆いつくした。いいチームだと思った。

2003.9.3 Reported by 江藤高志

以上

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