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【Jユースカップ2回戦プレビュー】広島ユース-東京Vユース、ユース界の両雄対決(03.12.20)

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2003年12月21日開催
Jユースカップ2回戦(平塚会場)
11:00〜 サンフレッチェ広島ユース vs 東京ヴェルディユース


 「今年の最強チームはどこか?」でアンケートをとったら、恐らく最多票を獲得するチーム。それがサンフレッチェ広島FCユース(以下、広島)だ。夏の日本クラブユース選手権で彼らが示したパフォーマンスは圧倒的で、G大阪、横浜、浦和といった名立たる強豪が彼らの前に次々と打ち払われていった。高円宮杯全日本ユース(U−18)選手権でも、最終的に準決勝にて敗れることとなったものの、帝京、東福岡、星稜、国見という高校サッカー界の雄が広島の前に膝を屈している。また単に強いだけではなく、高校2年生の高萩洋次郎はがトップチームデビューを果たすなど、人材育成という面でも成果を収めた1年であった。

 広島を率いるのは昨年度にシーズン途中で中村重和氏の後を引き継ぐこととなった現役時代の活躍もまだ記憶に新しい森山佳朗氏。中村氏が築いた基盤と全国から集められた素材に、森山監督の個性が加わることにより強固で魅力的なチームが誕生することになった。

基本となる布陣は3トップ。トップ昇格の内定している田村、あるいは元U−17日本代表の馬屋原をセンターフォワードとして配置し、その左右にスピードとテクニックを兼ね備えたウイングプレイヤーを置いた陣形を採用している。このウイングに入るのは長期の負傷離脱から復帰してきたU−17代表の前田俊介と163cmの小兵ながら抜群のアジリティとテクニックを持つ西山貴永という2人のレフティー。この「三本の矢」こそが広島の最大の武器であることは間違いないが、?田(くわた)、田坂、前田和之という3人のセントラルMF、さらにはU−18代表の高柳ら両サイドバックも強烈な攻撃力を秘めた選手達である。最終ラインの中心は主将の中野桂介。最後尾にはU−17代表のGK佐藤昭大も控え、天皇杯でJ2水戸と五分に近い勝負を展開したことからも分かるように、チーム力は攻守共に充実している。トップ昇格を果たしてチームから離脱した高萩の抜けた穴は小さいとは言えないだろうが、それでも優勝候補の筆頭格と言ってしまっていいだろう。

 その広島を迎え撃つのは読売クラブ以来の伝統を誇るヴェルディユース。チームを率いるのは、かつての日本代表選手で、読売・東京V以外に名古屋、京都での指導経験も持つ与那城ジョージ氏である。補佐役のコーチにはこちらも元日本代表の菊原志郎氏、GKコーチを務めるのは、やはり元日本代表の菊池新吉氏。フィジカルコーチの石栗・広瀬の両氏も名高い存在で、コーチ陣の「有名度」は、有名人揃いのJユース界でも1,2を争う存在だろう。その与那城ジョージ監督は今年が就任1年目。「与那城イズム」を浸透させるには短すぎたのか、夏の大会は不本意な戦績に終わってしまったものの、そこで展開していたサッカーのレベルは大会でもトップクラス。冬の飛躍を予感させるには十分なものであった。

 現在のヴェルディユースは「読売クラブ」と言われて真っ先に連想するような「サーカスサッカー」を展開するチームではない。もちろん、個々のテクニックは高い水準にあるのだが、もっと堅実に高いレベルで現代的なサッカーを志向しているチームと言える。そんなチームのベースとなるのは堅固な守備にある。その要となるのは元U−16日本代表候補の塗師と進境著しい須藤が組む2年生のCBコンビだ。両サイドバックの富田、小澤も高いレベルで安定した好選手で、中盤もトップ昇格が内定した小野雄平を中心にまとまりが良い。また、U−16代表の弦巻など他にも楽しみな素材が揃う。2トップは得点ランキングトップの北脇里規が核となる。広島撃破のためには彼の爆発が不可欠の要素だろう。

 準々決勝という舞台で激突するには勿体無い両雄の対戦。下馬評ほど広島が優位とも思えない。熱い試合を期待して良さそうである。

2003.12.19 Reported by 川端暁彦

以上

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