第83回天皇杯4回戦 鹿島 3 - 2 柏
■マルコ・アウレリオ監督(柏)
率直な意見として、また今日もやられてしまったなという感じの試合だったと思います。過去に2回対戦して、2回ともほぼ勝利を手中に収めたかなと思いながら、最後の最後で追いつかれたりとか、引き分けに終わった試合と同じように、今日もまた終了間際までうちがリードしていたんですけれど、残念なことに追いつかれてしまいました。
実際のところ、鹿島さんはうちよりもチャンスを数多く作って、本当は大量失点でうちが負けていたかもしれません。でも試合を通して終了間際を除けば、うちのほうがチャンスを生かしきったわけですが、やはり向こうのほうが多少良かったかなと。だから負けてしまったと思っています。
Q.前半は鹿島がボール支配率で上回っていましたが、マイボールのとき細かくつないで、いいリズムを作っていました。ところが、後半と前半はまったく違うゲームの入り方をしてしまいました。それを若さということで片付けてしまっていいものか、それとも他の原因があるんでしょうか。
ボールの支配率の点で言えば、前、後半ともに鹿島さんのほうが高かったと思います。しかし、前半はボールを取ってからいい展開をしてゴールを決めることができたんですけれど、後半に入って、私が出した指示と反対に、チームが下がりすぎてしまいました。守りの意識が強かったのだと思います。実際、いまご指摘があったように、若さとか経験のなさというのは影響しているかもしれません。
リカルジーニョがもしも中盤に入っていれば、もっと前でボールをキープしてチームを前に引っ張り出すことができたかもしれません。しかし、終了まで3分というところまで2−1で勝っていたわけで、その時間帯まで失点しなかったのですから、その残り3分間を集中しきって勝たなければいけなかったと思っています。確かにそれは経験不足から来ているものだと思っています。
Q.今日は監督の最後の試合になったわけですが、チームに残る選手たちと、1年間応援してくれたサポーターに一言お願いします。
残していく選手たち、それからサポーターの皆さんに伝えたいメッセージは、今日のような敗戦はチームにとっての来年成長する糧、教訓にしていかなければならないということです。しかし、この1年半を通して、選手たちの体内に、これは若手、ベテランを含めてのことですが、将来、レイソルが強くなる種をまいたと自分は思っています。
ですから、自分たちは、彼らが頑張ってくれたことというのは間違っていないと思ってますし、今年1年間の成績を見ると、それほどのものではありませんが、常に互角の試合をしてきたと思います。今日の試合もそうだったと思います。ですから、近い将来、レイソルを背負うのは若い選手たちですし、サポーターの皆さんも、それを期待して応援してあげてください。ありがとうございました。
Q.3点目のシーンですが、レイソルの選手が倒れていて、何となくアントラーズの選手が外にボールを出してくれるのではないかとレイソルの選手たちが期待していたように見受けられましたが、その点について、監督はどのようにお考えですか。
実際、練習のときに口をすっぱくしていっていることなんですけれど、残念ながら、今日の試合の中でも、まさしく同じ事が起こってしまいました。それは、先ほどご指摘があったように、たとえば、誰かが倒れたとか、あるいはタッチラインを割ったのではないかと思うと、みんなが足を止めてしまうという悪い癖が選手たちの中にあるんですね。
ですから今日もそうなんですが、ホイッスルが鳴って審判が試合をとめるまでは集中を切らしてはいけなかったわけなんですけれど、あの時間帯ということで、多分選手たちに期待感があって、集中力が切れてしまって、空白の時間帯ができて、失点してしまったのではないかと思います。この前の監督会議のときにも、シミュレーションかどうか分からないような感じて倒れている選手がいるときに、選手たちが足を止めたりすることがありますが、それは、ホイッスルが鳴るまでは集中力を切らしてはいけないという話があったんです。その話をうちの選手たちにもしたわけなんですが、それを実行できなかったということです。
以上
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